ベトナム-ハノイ日記

 4月16日に嫁がHISに予約連絡しました。候補はグアムとハノイとコタギナパル。ハノイは28日のツアーなので、仕事の関係から、これは無理だろうなと思っており、そもそもJALのツアーがこの時期まで空いているわけがないと思っていたのですが、なんと空席ありとの回答。でも仕事が厳しいので無理だろうと嫁も思っており、一度はグアムで予約。でも、JALバカの血が騒いでしまって、仕事はなんとかするからと予約を変更してもらいました。そんなわけで、ゴールデンウィークのハノイ旅行が決まりました。このツアー、JALでハロン湾とハノイ市内観光、ホテル朝食と昼食2回、夕食が3回ついて、延泊も5000円でできて10万円以下。ゴールデンウィークにしては破格のツアーです。まー、平日が2日ありますからね。うちの会社は4月30日は休みなので、4月28日さえなんとかすれば、大丈夫なのです。ハノイは前々から嫁と行きたいと言っていた場所なのです。そろそろ海外旅行もネタ切れで、ついにグアム2回目となるかと思っていたのですが、行ったことのない地のハノイに決まって嬉しいです。しかも、JALなのでラウンジに入れちゃうのです。あわよくばビジネスシートに座れるかもしれないという期待も溢れます。

2010年4月28日(水) ハノイ 1日目
 6時15分に起床します。大雨です。雨は前日から予想できていたので、贅沢にタクシーを呼ぶのです。しかも、今回は武蔵小杉の新駅から成田エクスプレスを使っちゃいます。NEXです。贅沢な旅行です。空港第2ビルに着いたら、グローバルクラブのチェックインカウンターでチェックインします。サクララウンジで、朝食です。久しぶりにJALカレーが食べられる。なんて思っていたのが、間違いで朝飯からカレーは出ないのです。朝食メニューは味噌汁、明太子、ソーセージ、スープなどなど。まー、美味しいから良いのですが、ちょっと残念。そして、11時15分の搭乗時間までまったり。と思ったのですが、もしかして、11時になったらランチメニューになってJALカレーが出るのでは。11時に食事会場へ行ってみるとJALカレーがあるじゃないですか。嫁とはしゃいでJALカレーを急いで食べます。そして、飛行機搭乗です。天候不良と成田の混雑で1時間遅れ。機内の映画は「マイレージマイライフ」を見ました。まさにJALバカな僕にはピッタリの映画って思ったのですが、内容はマイルって言うか、独身男とリストラ屋のお話。映画を見ながら機内食もちょっと食べます。カレーピラフです。再び映画「幸せの隠れ場所」を見ます。サンドラブロックが主演女優賞を取った実話の映画ですね。6時間のフライトは2本の映画を見ても着きません。雨トークとアメリカンジョークを見て、ハノイに到着。嫁は3本目の映画を欲張って見たため、途中で終了。ハノイ空港でHISのお出迎え。ネプチューンの名倉と原田を足して2で割ったようなドワンさんです。ギャグのセンスはホリケン以上(笑)。日本に来た事ないのに日本のいろんなこと知ってます。空港で両替をします。200ドンは1円です。市内まで1時間もかかるそうです。雨が降ってます。1日目から夕飯が付いて、みんなで夕飯です。バスが無理やりレストランに止まろうとして、渋滞です。ベトナムのバイク事情は、ここハノイでも凄いです。夕飯はつけ麺などのベトナム料理です。味はどれもイマイチって感じです。つい10日前に蒲田のミレイでベトナム料理を食べて、日本人の口にあったベトナム料理を食べてしまった影響でしょうか。あまり美味しく感じませんでした。座席は4人席で、椿鬼奴風の女性とそのお母さんとご一緒です。ホテルはスタンダードのはずですが、窓のないエコノミー的なホテルです。キャメリア1というホテルです。まー、部屋は綺麗ですしお湯もでます。元HIS職員の嫁曰くHISはお湯が出ればスタンダードらしいです(笑)。ツアーのメンバーはみんな3階なのですが、僕らは2階。ツアー予約が遅かったからか。まー、窓のない部屋に2階も3階もありません。エレベータ使わなくてもロビーに行ける分、2階の方が良いですわ。そんなわけで、ベトナム1日目の夜が終わりました。

2010年4月29日(木) ハノイ 2日目
 6時モーニングコールです。シャワーを浴びます。お湯が熱いくらいに出ます。ここで問題発生。パンツを忘れました。予備が1枚もありません。こりゃまいった。昨日のパンツで過ごします。ホテルの朝食バイキングは、既にみんなが食べつくした残りかすです。味もイマイチ。フォーもありません。ワースト1位の朝食ですね。本日はHISツアーでバッチャン村とハロン湾へ行くのです。バッチャン村はばあちゃんがいっぱいいる村ではなく、陶器作りが有名な村なのですが、ただのお土産屋巡りになっております。ここでコーヒーカップを18$で購入します。ガイドブックを見るとバッチャン村の陶器は1$くらいです。みごとなぼったくられようです。完全に観光客相手の店ですね。そして、バスは3時間30分ゆれてハロン湾へ向かいます。途中、トイレ休憩でお土産屋へ寄ります。ハロン湾の3時間クルーズが始まります。天気は快晴です。絶好の世界遺産日和りです。船上でシーフードのランチです。えび、かに、いか、あさり、魚などなど、みんな美味しかった。席は4人席で、大阪で営業している若い女の子二人組と一緒に食事をします。アンジェラアキ風の背の高い女性が、相方をがちゃぴんと呼んでました。パンダに似た感じの小柄な女の子です。ハロン湾はさすがは世界遺産です。すばらしい眺めです。ベトナム人の女性カメラマンに写真を撮ってもらいます。1枚1$という破格ですので、7枚も撮ってもらっちゃいました。のんびりとしたクルージングは優雅なひと時です。鍾乳洞も行きます。以前、行った桂林と同様にライトアップはカラフルです。台湾のツアーと思われる団体があちこちにいます。ドアンさんは「中国人の奴らから離れましょう」と言ってます。ベトナム人と中国人はあまり仲がよろしくないようです。鍾乳洞では天国への光といわれる光が綺麗に見えました。晴れたおかげですね。そして、船に戻って、陸へ帰ります。ホテルへ向かうバスで、マッサージをしないか聞かれたので、嫁はふたつ返事で「行く」と言ったのですが、僕ら以外に19人いるメンバーの誰一人として参加表明せず、身入りが悪いってことで決行されず。。。本日のお宿はVANHAIホテルです。ホテルは昨日に比べるとかなりよいホテルです。ベッドは硬いです。ホテルの前でフェスティバルのコンサートをしていて、低音が窓を響かせます。しばし、散歩をします。フェスティバルは予行練習らしいのですが、ずっと音楽鳴り止みません。夕方からツアーでナイトマーケットへ行きます。こじんまりとしたナイトマーケットですが、目的は1つ。パンツです。PUMAのピチピチブリーフを購入。ベトナム人はトランクスを履かずに、みんなピチピチのブリーフを履いているのでしょうか?それから、ベトナムの国旗である赤地に星が書いたTシャツもペアルックで購入。まさに馬鹿ップル。もちろん、街中では着ませんよ。夕飯会場のレストランへ。ハロン湾の郷土料理とのことですが、船上で食べたものとあまり変わりません。えび、かに、いか、魚です。座席は円卓で、男二人で来ている韓国風の若い男前と、昨日の鬼奴さん親子ともう1組のお年を召した親子の8人で食べました。ここで先ほどの写真を購入。レストランに入る前に写真を渡されたのですが、食事終わるまでカメラマンは外で待っていたみたいです。大変な仕事ですね。これだけ働いても7$ですかね。他の人なんて写真をたくさん撮ってもらった上に、購入する写真をを選んで買ってました。全部、買えばいいのに。選んで、返した写真はサービスと言われて貰ってました。まー、カメラマンも知らん日本人を写した写真を持っていても何の価値もないですからね。かわいそうに。ホテルに戻って、嫁と写真大会です。さきほどのTシャツを着て、テンションを上げます。「ひがしのーーー」。知ってる人は知ってると思いますが、岡村と東野の旅猿ですね。最新のやつでベトナムへ行ってました。行く前にユーチューブで見直したのです。岡村と東野も同じTシャツを着てハロン湾をクルージングしていたのです。そんなわけで、フェスティバルが終わる雰囲気もなく、騒がしいまま、消灯となるのです、おやすみなさい。

2010年4月30日(金) ハノイ 3日目
 6時30分起床。シャワーを浴びて、ホテルバイキングです。昨日は朝食は最悪でしたが、この朝食は美味しいです。フォーも作ってくれます。美味しいです。朝から鶏のフォーと豚のフォーの2杯をたいらげてしまいました。HISツアーバスでハノイに帰ります。再び、3時間半のバス揺れです。途中、お土産屋へ寄ります。嫁はバス酔いしてしまったようで、テンションが超低いです。昨夜の「ヒガシノーーー」が嘘みたいです。ドアンさんの「コケッココー、コケコッコー」という声で起きます。ハノイに着いてさっそく、ランチです。ベトナム料理です。席は長いテーブルです。隣はみつあみのお年を召した夫婦です。前は昨日の韓国風男前な少年たちです。午後はハノイ市内観光です。最初はホーチミン廟。ここはホーチミンが眠るお墓です。見張りの兵隊の交代があるということで、14時まで待ちます。台湾の兵隊の交代を見た後では、なんともお粗末な交代です。ドアンさんも何事も無かったかのようの、次の観光場所へみんなを誘導します。次の観光スポットは、一柱寺です。その名の通り、1本の柱に立っているお寺です。子宝の神様ってことらしく、お賽銭を入れました。2000ドン。次に定番のシルク店です。ここに1時間というのは地獄です。狭い店内でシルク作りやファッションショーが見られるわけでもなく、お土産をただただ見るだけの1時間。次に歩いて文廟へいきます。ハノイで有名な観光スポットです。一番最初にできた大学だったかな。次にハノイ大教会です。ここはとっても綺麗です。ステンドグラスが美しいです。近くのカフェは若者が集まるおしゃれなカフェらしいのですが、座っている椅子は銭湯の椅子みたいなので、おしゃれな感じはしません。次に旧市街を散策。ていうか歩いているだけ。次にホアンキエム湖を観光。ここには湖の亀が剣を謙譲したという伝説があるそうです。実際、2mくらいある亀の剥製があり、実在したらしいです。最後に水上人形劇を見ます。人形は可愛くないけど、面白いです。夕飯はベトナム風フランス料理。フランスパン、ハム盛り合わせ、パンプキンスープ、チーズクリームソースのポークチャップ、チョコレートムース、コーヒーとなかなか美味しかったです。席は前に大阪の営業の女の子とみつあみ奥さんと旦那さん。大阪の女性はよくしゃべるしゃべる。盛り上がってよいのですが。本日、延泊しているので、日本には帰らずホテルに行きます。1日目と同じホテルです。部屋は4階となり、402号室です。1日目にキャメリアホテルに泊まった人たちは、みんな延泊してました。家族5人で来ている人と鬼奴さんです。本日は南北統一記念日で祝日なのです。ホアンキエム湖で花火があがるというドワンさんからの情報をもとに出かけます。ホテルが湖から1kmくらいのところなので、歩いて行けるのです。8時半についたのですが、花火を上げる様子はあるのですが、いっこうに始まらず。9時から始まるみたいです。人がすっげー集まってきてます。30分前くらいに集合して正解だったかも。ちょっとマナーを守らず、座っている僕らの前に立つ奴らがいて、イライラ。でも花火は頭上に上がり、目の前の立っている人はまったく関係ありませんでした。正直、ベトナムの花火なんて期待しなかったのですが、すっげー、上がる上がる。でかいでかい。音もでかいでかい。熱海なみに近い花火で感動しました。ホテルに戻ってお風呂に入ろうと思ったら、お湯が出ません。ホテルの人を呼びます。「10分待てば大丈夫」とのこと。お湯が熱くなりません。再び人を呼びます。「お湯でてるじゃないか」とのこと。確かに出ている。でも暫くすると温くなります。再び、人を呼びます。「部屋をチェンジするか?」とのこと。404に変更しました。ちょっと広めです。お湯もでます。無事、お風呂につかって、本日終了です。

2010年5月1日(土) ハノイ 4日目
 7時起床です。本日はフリータイムです。ホテルの朝食がまずいことは検証済みですので、ホテルの朝食は辞めました。マインアインという鶏肉のフォー専門店で朝食を食べます。ちょっと、迷いましたが無事に到着。フォーボーと揚げパンがでます。美味しいです。お会計がガイドブックの3倍くらいになってますが、気にしちゃだめです。次に市場へ向かいます。途中、シクロに乗らないかとの交渉があり、乗ることにしました。2人で5$と言っていたのですが、着いたら1人で5$だとい言うのです、まさにボッタクリの手口です。これだから、交渉で乗るのは嫌なんだよなぁ。テンション下がります。しかもハンザ市場は、市場っぽくありません。後から知った話ですが、市場は工事中で、工事中の通りの周辺に出店が広がっているそうです。シクロも1時間で3$くらいとのこと。残念な市場をうろちょろして、お土産にバッチャン焼きを買います。32万ドンを使いました。パイナップルを食べて体力回復。パイナポー!!これも旅猿のフレーズね。ホアンキエム湖を通って、ホテルに戻ります。チェックアウトが12時なのです。11時くらいにホテルに着いたので、1時間の休憩です。チェックアウトをして荷物を預けてから、近くのデパートへ。ここにスーパーがあることが分かりました。お土産はここで買うと決めて、リサーチ終了。昼食をリトルハノイというカフェで食べます。後から来たおっちゃんが窓際の空いた席をうばって、僕らは窓の無い席の相席になり、ちょっとムッときます。ここで、バインミーと333を注文です。バインミーはいやゆるフランスパンのサンドイッチです。美味しいです。食後は旧市外を歩きます。昨日、行った大教会を見て、ベトナムのワラ帽子をかぶった熊のぬいぐるみを買いました。湖のほとりのカフェに入ります。目的はプリンだったのですが、ありません。苦いベトナムコーヒーを飲んで終了です。天気が曇りで景色もイマイチです。次に大劇場を観光。帰り道にバイクが行列になっているので、何かと思ったら、アイスを食べてます。僕らも食べました。コーンがサクサクで美味しいです。先ほどのデパートのスーパーでお買い物です。たくさん買って、ホテルに戻ります。狭いロビーで預けたバッグにお土産を詰めます。再び外出。湖の近くのマッサージ屋でマッサージを受けます。どのマッサージ屋も入り口が暗い感じで分かりにくいんですよね。ちょっと怪しげなのですが、料金前払い18000ドンの90分全身マッサージを受けます。気持ちいいです。隣にベトナム人と思われる女性が二人、マッサージを受けてます。後からヨーロッパ人と思われる女性が二人入ってきて、女性だらけの部屋に僕一人男性です。最初は男性のおっちゃんもマッサージを受けていたので、女性専用ということはないのですが、禁断の花園な感じです。なんせ、となりの女性もパンツずらされて半ケツでマッサージ受けてますから。ちょっと横目でチラチラ見てしまうのは男のサガです。僕もしっかり半ケツをみんなにさらすことになるのでした。半ケツにする必要あんのかいな。しっかり、チップを請求されて、20000ドン。まー、90分で一人1000円なら安いもんですね。体を拭いてもらって、すっきりです。ホテルの部屋に戻れずにそのまま空港へ行くので助かります。夕飯はサイゴンさくらという日本料理屋です。店員が余ってます。テーブルに一人店員が付いてる感じ。カルフォルニアロールとうなぎアボガドと天むすとたらこおにぎりを食べました。なぜ、ベトナムまで来て日本料理って感じですが、日本で食べたら倍以上する値段ではないかと思われます。ホテルの送迎時間ギリギリまでフリータイムを堪能できました。このハノイの旅をずっと案内してくれたドワンさんが迎えに来ました。違う人が迎えに来る予定でしたが、人手不足で来たそうです。若いカップルが集合時間に間に合わせ15分くらい出発が遅れるハプニングがありましたが、空港に向かいます。しっかし、このカップル、遅れてきたのに誤りもせず、どうどうと入ってきますからね。最近の若者はって感じです。変わりにドワンさんが謝ります。かわいそうに。ハノイ空港について、グローバルクラブカウンターでチェックインしてラウンジに入り、日本時間では翌日となりました。

2010年5月2日(日) ハノイ 5日目
 共通のラウンジです。飛行機がベトナム時間で23:30なので、2時間時差のある日本は1:30なのです。ラウンジは航空会社共通のラウンジですが、フォーや生春巻きが用意されております。生春巻きと揚げ春巻きとバインミーを頂きました。味はイマイチでした。チェックインした時の席が16Kだったので、もしかしてビジネスクラスシートって期待したのですが、違いました。今回は行きも帰りもビジネスシートはダメでした。ビジネスクラスの席はガラ空きなのに、JALもサービス悪いなー。自分たちの置かれている立場分かっているんかねー。って、僕らにサービスしても収益上がらないか。機内の映画は5月なので一新されております。嫁が映画の続きを見ることもできないのです。食堂カタツムリとゴールデンスランバーを見ました。食堂カタツムリはさすがに寝てしまいました。ゴールデンスランバーは途中で終了。なんか、予定より1時間くらい早く着いたみたいで、映画を見られる時間も短くなってしまったのです。行きの1時間の遅れを取り返さなくてもよいのだけど。機内食でえびおかゆを食べました。日本の味です。って日本の味は昨日の夕飯で食べちゃってますが。成田空港について、1番に荷物が出てきました。ってことはビジネスクラスは誰も座ってなかったってことじゃないの。ケチだなーJAL。成田エクスプレスで帰ろうとおもったのですが、時間が合わないので、横須賀線の快速でグリーン車に乗りました。鈍行に揺られたわけです。タクシーで我が家に帰りました。お昼は嫁のオニギリを食べて、日本の味を堪能します。そして、お昼寝。16時過ぎまで寝て。夕飯は和光でとんかつです。日本の味です。そんなハノイの旅でした。まだまだゴールデンウィークが残ってます。あと1延泊くらいしとけばよかったと、ちょっと後悔するのでした。今度、ベトナムへ行くならフエへ行きたいです。世界遺産があと3つあるんですよね。と言いつつ、世界遺産の本にマーキングをするのでした。



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