肉の話



 第二回ローソンハイキングクラブ宿泊での出来事でした。
いつもあまりミスは目立たない「宮内くん」が肉を無くしたのです。
出発前にダイエーで1時間くらいかけて、食材をチョイスしたのですが、
結構な量になったので、カバンに入りきらず、ビニール袋にいれたまま
手でもっていくことにしました。しかし、そのビニールを電車の
網棚に置いてしまい、気づかず電車乗り換え。何か手持ちぶさただな
と思った時には、時すでに遅し、肉は奥多摩へ向かうのでした。
中にはステーキ肉、牛細切れ、豚細切れが7人分入っているのです。
まー、やっちまったものはしょうがない。TVで「電車の珍忘れ物」
みたいな特集に「ステーキ7枚」があったら山岳会のものです。
てことで、しかたないので武蔵五日市の駅で買うことにして精肉屋へ、
村山シェフが行ったのですが、バスの出発まで10分。これを逃すと
2時間まち。東京で2時間待ちってのもすごいよなぁ。んで、肉屋の
おやじが、トロくて結局バス出発間に合わず。鳴海さんもバスを降りて、
村山君とタクシーでバスを追うことにしました。残りの5人はバスで、
そのミッションインポシブルぶりを拝見していました。
目的地まで40分。タクシーでいったら1万円強とられるなって感じです。
道は細く、とても追い抜きできる状態では無かったのですが、
3分の1くらいいったとこで、なんとかそのタクシーはバスを追い越す
ことに成功しました、猛スピードで、前に行き、料金払って、
バス停でバスに乗るのでした。みんなで拍手で迎えました。

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