01・01・00の話

 今、地球で何かが起きているのだろうか?このページを読んでいるということは、2000年を迎え、無事ホームページの更新ができているのだろう。今回は、01.01.00の話ということだが、結局去年の話をすることになるだろう。去年は幸運な出来事は、無かった。12月30日に麻雀で「国士無双」をあがったくらいだから、それまで運を使ってなかったのだろう。去年一番の大きな出来事は、ニューヨークへ行ったこと(NY日記の話参照)くらいではないだろうか。その他、出張で福岡3回、北海道3回行った程度。それ以外の出張が無かったというのは不思議ではある。北と南だけの出張。12月17日にも北海道日帰りを行った。今回は立ち会うだけで、1時間もあれば終わる楽な出張になるはずであった。しかし、本来あるべき場所に機械が無く、探すこと1時間が経過。違う会社のラックに設置してあることを確認。それを移設するということで、3時間のオーバータイムとなった。食事もとらずに仕事が続いた。雪も降り、帰りの飛行機の数時間前となり、ようやく終わった。空港でミソバターコーンラーメンとオホーツク(1回目の出張で食べたのと同様)という、寿司のセットを食し、後はお土産を購入。白い恋人3箱を買って、飛行機に乗る。到着が10分遅れた。行きも10分遅れた。そんなことでいいのか、JASよ。帰りにキャッシュディスペンサーでお金おろそうと思い走ったが、午後11時5秒過ぎくらいで間に合わず。JASめ・・・。この出張の次の日は、送別会があった。この行事があるから、土日の遊び時間を削って、帰路したとも言える。僕の部署には5人の同期がいるのだが、そのうち1人が会社をやめる。2年目で早くもやめる。既に2人目であるのだが。一人目は結婚して、博士課程を目指して研究生をしている。2人目は公務員になるということだが、この不況の中、会社をやめて、公務員というのも厳しいと思う。しかし、目標があるから、やりがいがあると言っていた。「公務員で何をする?」の質問に答えられず、漠然と公務員というのはどうかと思ったが、就職するのは、来年の4月。目標があるというのは、良いことだ。僕は何を目標にして毎日過ごしているのだろうなどと思うと寂しくなる。その後、2次会へ向かうものの、店が全然取れない。やはり、年末の土曜の渋谷というのは辛い。年末といえば、忘年会だ。月の頭に違うグループの部署に参加。次に、部署の忘年会で、幹事。昨年は新人芸で大変だったが、今度は幹事で大変だった。その翌日は、○議院の打ち上げ飲み会。ここで、またしても急なスピーチをやらされた。前回(スピーチの話参照)の反省をいかせず、たじたじになり、カレンダーを配って終わった。情けない話だ。もっと自分に自信をもたなくては。もっと、いろんな場にでなくてはいけない。そういえば昨年エキストラという場にでた。ゴジラのエキストラ。まる一日使って得たものは、弁当とTシャツだけ。数ヶ月後、試写会へ行って驚愕。少しも映っていない。平日にわざわざ走って帰って試写会へ向かったのだが、映っていない。しかも、映画内容は、半端ではないほどにつまらない。恐ろしいほどつまらない。一緒にエキストラをやった後輩も映っておらず、上映中寝ていた。所詮、邦画は邦画。去年見た99の出ている映画は両方ともそれなりに面白かった記憶がある。「メッセンジャー」と「無問題」。メセンジャーは、ホイチョイのいい味をだしていた。サラリーマンであることを考えさせられた。無問題は香港映画とばかり思っていたら、邦画だった。でも、結構好きだ。とはいうものの、やはり邦画は邦画。洋画のできとは雲泥の差。というのも、去年見た「スターウォーズ」と「マトリックス」だ。どちらの映画もCGの出来は凄い。瞬きを忘れるほどのできだ。スターウォーズは京都の小さい映画館で観たのだが、それなりに迫力があった。大きな画面で観たかったと思う。CGを見せるために作ったと思われるポットレースも、やはり凄い。マトリックスは12月23日に観た。9月11日公開だから、3ヶ月以上たってからの鑑賞。ほとんどの映画館は12月22日で封切りしていたので、映画館を探すのに苦労した。横浜WBのレイトショーで21時30分スタート。終わったのは23時55分。マトリックスの感想は、やはり「面白い」だ。あの射撃のシーンや、格闘のシーンは最高だった。一緒に行った後輩もベタ誉めしていた。そんな映画を見た次の日はクリスマスイヴ。26日には友達とパーティーをしたが、イヴの当日は、サンタが沢山の仕事を贈ってくれた。仕事があるということは、ありがたいことだ。会社へ行って仕事が無いというのは、辛いから。時間をつぶすほど辛いことは無い。1日1日を大切にしなくてはいけない。こんな話をするのは、またしても「Newton」を購入(宇宙の話参照)したからだ。今回の特集は「ブラックホール」。人間の想像を遙かに超える宇宙の神秘。宇宙ができたのは、何千、何億、何兆分の1の確率による偶然の産物。いま、こうして、僕のホームページを見ていただいているのも、何億分の1の確率におきる、偶然。偶然が偶然を呼び、偶然と出会い、運命となる。今ある時間を大切にして、偶然との出会いを喜び、運命を感じることで、毎日が楽しくなれると思う。2000年は毎日の偶然を感じていきたいと思う。そんなわけで、大きな怪我も無く(「風邪」と「虫歯」と「痔」にはなったけど)2000年を迎えることができたことを感謝します。昨年のMY BEST ESSAYは「SKY WALKERの話」でしょう、やっぱ。カッコ悪い暴露話だけど、評判良かった。「恥ずかしい話」も結構好き。最近、「エッセイ長すぎ」と不評なので、今回はこのへんで失礼します。遅れましたが、あけまして、おめでとう、ございます。今年もよろしくお願いいたします。「Funny Ilustration」更新するのでよろしく!!('00/01/01)


エッセイのホームページに
戻る 戻る

satoru@sumadore.com