M7DR'01の話

 今年もマイルドセブンドライブラリーに参加した。今年はホームページが閉鎖されており、ラリーマップの申し込みもFAX、電話という時代に逆行している状況。これもひとえにIT不況の現れなのであろうか。ホームページはこういったイベントでとても活き活きとするメディアだと思うだけに、非常に残念である。まー、ドライブラリー自体が無くなったというわけではないので、今年も楽しく参加させて戴くことにするのであった。

8月12日(日):富士五湖コース
 夏休み。10日間も休みがあるのに何のイベントも無い。予定されているイベントは、このドライブラリーだけ。今日を楽しまなければ、俺の夏休みは終わる・・・。例の後輩Vitzで朝早くから出かける。天気は曇り。この天気を確認した時点でコースを変えればよかったのだが、前日から富士五湖へ行くと決めていたので向かう。降りるインターを間違えてやたら遠回りしてから、さっそく腹ごしらえ。ほうとうを食する。やたらでかい取り皿が出てきて焦る。まさに質より量。最初のポイント「諏訪の森自然公園」の答えはすぐに見つかるが、写真にあるはずの富士山スポットに富士山無し。曇り空で富士山の形すら見えない。次に「母の白滝」へ写真の中でここに無い風景はどれかというクイズ。明らかに水流の量が違うので答えは明白なのだが、きちんと調べる。AとCの写真が見つからないので、滝のさらに上の方まで行く。それでも見つからないので諦めて下ると、Aの風景が目に入る。こんなん判るかと思うが見つかったのでよしとする。次は「生物多様性センター」へ向かう。が、「祝日休」の文字が。ん、今考えると土曜日は空いていたのでは?1ポイントなのでここは無視して、「河口湖・小海公園」へ。写真を見える順番に並べるもの。3つの写真が見つかったので、明らかに4番目はCだと判っていたが歩く。ひたすら歩く。まだ歩く。やっと見つかる。素直に戻ればよかった。ここの風景も富士山が見えなくて面白くない。続いて「道の駅・なるさわ」で、電話をかけるクイズ。ご丁寧に電話ボックスが置いてあった。ラリーやってるのがバレバレで恥ずかしい。ここでお土産に「おざら(冷やしほうとう)」を購入。不評だった。最後に「本栖湖・浩庵」で、細い道を通ってさんざん奥まで行くが、もっと手前がクイズの場所と気づき引き返す。ここも富士山の絶景ビュースポットであるが、かけらも見えない。悔しいので看板を撮影。一通り終わって温泉へ。その途中。路上で軽トラックが倒れて腹を見せているというありえない光景に出くわす。窓から若い兄ちゃん2人げ出てくる。いったどういう状況なんだ。。。富士西湖温泉「いずみの湯」へ行くと、おっさんが近づいて来て「そこは混んでるから、うちのホテルへ来なさい。温泉の数も一緒だよ。」と言われ、素直に行く。はい、だまされました。人工温泉でお風呂の数3つ。ちなみに「いずみの湯」は露天風呂があって6種。ふんだりけったりなラリーであった。帰りは後輩に実家へ送ってもらい、「でん」で焼き肉を食べるのであった。

8月18日(土):日光・霧吹コース
 まだ夏休み。一緒に3コースを制覇しようという後輩を裏切り、夏休みに滋賀から遊びに来た友達と埼玉の友達と3人で行く。この裏切りが天罰適中であった。友達のテリオスで順調に日光へと着いた。はじめに行ったのは「日光小倉山森林公園」で、答えを探すのにちょっと時間がかかった。近くで地ビールを造ってる工場があるのでちょっとよってみる。お土産にビールを買う。次に「霧降の滝」へ。答えはすぐに見つかるが、ちょっと歩いて滝を観に行く。音はするがかなり離れたところで、あまり迫力は感じない。電話する問題だったが公衆電話が無いので無視して次のスポットへ。ここで問題発生。テリオス壊れた。速度計の針が動かない。こんなんでラリーを続けられるわけもなく、イエローハット探しの始まり。i-modeを駆使して探すが見つからない。とりあえず埼玉を目指しつつ探しまわることにした。当然、この状態で高速に乗るなんてチャレンジャーなことはできないので、ひたすら国道を走るのだった。やっとイエローハットが見つかり、タダでできる点検をしてもらうが悪いところは見つからない。そしてタダひたすら埼玉を目指して走っていった。途中、回転寿司屋で腹ごしらいして再び運転。夜中に埼玉の友達の家に着く。僕はここから電車で帰らしていただいた。滋賀の友達は埼玉の友達の家に泊まってから帰るのでした。ひたすら下の道で滋賀まで行くのです。大変だ・・・。てなわけで、2ヶ所じゃ応募もできないので、リベンジを誓うのだった。

9月29日(土):八ヶ岳コース
 まだ夏休み。んなわきゃーない、普通の土曜日。僕の家に一回寄ってから出かけると、出発が遅くなるということなので、前日に後輩の家に泊まることにする。まー、この時点でだいたい予想はつきますよね。泊まったらダラダラ、ダラダラ夜更かしするにきまってんじゃん(笑)。深夜2時過ぎくらいに消灯。朝、携帯の目覚ましを昨日セットしたので、その音が鳴るものの後輩はピクリとも起きる気配なし。眠いので寝る・・・。予定の3時間遅れくらいでスタート(爆)。まずは「まきば公園」へ。景色はいいです。レストラン昼食を取ろうと思うが狂牛病で騒いでる中、牛は辞めようていうか高いのでやめ。やまねミュージアムへ。その途中のレストランで食事。お魚を食べる。やまねミュージアムで入館料を払わずジャージの受付嬢に後ろめたい気持ちを持ちながらも答えが判ったのでさっさと出る。続いて「吐竜の滝」へ。ここでやたら機材の設備をしているので「AVの撮影か?」と思い滝に進むと。スタッフがたくさん。そして着物を着ている男女。「和ものか・・・・」いや、どうやらNHKの大河ドラマらしい。撮影用ラジコンヘリコプターが用意されており、それが動くのが見たかったけど、スタッフが邪魔くさそうなので帰る。「写真はご遠慮ください」てなわけで着物の二人も後ろ姿しか見えなかった。後でi-modeでチェック「北条正宗」らしい。ということは「浅野温子」「和泉元彌」。「渡部篤郎」と「ともさか りえ」という説も・・・。まー、来年を楽しみに待ちましょ。次は「尾白川渓谷」ここにたどりつくまでが大変でした。例によってカーナビにやたら細い道に誘導されるのでした。渓谷は気持ちいいです。続いて「大武川河川公園・フレンドパーク」。ここへ行くのもカーナビにだまされ遠回りしまくり。着いたら後輩はやたら、はしゃいで水車とか廻して楽しんでおりました。クイズの答えがなかなか見つからず焦るが、パンフレットにのってました。電話かけて終了。んでもって帰りのインターでお土産購入。今回も実家まで送ってもらい「でん」に行くのでした。おいおい「狂牛病」はどうしたんだよ。おかまいなしに「29の日感謝セール」で食べ放題。ラッキー。まんぷくになって満足まんぞう。

10月30日(火):日光・霧吹コース リベンジ
 本当は10月27日(土)に、Vitzの後輩と3コース目を回る予定だったのですが、前日の21時過ぎに「休出で行けなくなりました。」のメール。しっかし、アホな会社ですねぇ。なんでも経費削減のため月に一度の平日休みを作ったとのことで、その週に休んでるのに休出したら経費削減どころかアップじゃん・・・あ、うちのグループ会社じゃん・・・。27日は天気もよくて「紅葉が綺麗で最高でした。今までの失敗は全て取り消しです。」ってなエッセイで締めくくる予定だったのに、これじゃーあまりに締まらないじゃん。かと言って21時過ぎにキャンセルされても他に行く人も探せないので、お天気の中、寝るだけの寂しい休日を送るのでした。あ、別に後輩を責めるつもりはないですよ。そんな尻の穴の小さい男じゃないっす(後輩には怒ってると思われてる見たいだけど^^;)。応募〆切10月31日でもう諦めるしかないでしょ。でも、やっぱ行きたいなぁ。そんなわけで、火曜日に気合いで有給とって業界人(月火休み)の後輩と行ってきました。10時頃出発。さすが平日、そんなに混んでません。前回行った「日光小倉山森林公園」と「霧降の滝」は無視して、まずは「裏見ノ滝スポット」。紅葉はまだ緑が残ってますが、なかなかのもの。火曜日だというのに、人がいっぱいいました。クイズは見える順番に並べろなんですが、結構難しそうに見えましたが簡単でした。滝と紅葉の融合が美しかったです。さて、続きましていろは坂です。いろはにほへとちりぬるを・・・。明智平のレストランで山菜そばを食べました。普通に美味かった。マイセンとは関係ありませんが、ロープウェイに乗りました。「展望台は紅葉が綺麗」という予定でしたが、まだまだ緑が残っておりイマイチ。遠くに華厳の滝が見えます。外人さんも「ビューチホー」言ってました。続いて「竜頭の滝」へ向かうのですが、知らない内に通り過ぎてしまったので、「湯の湖」へ変更。ここのクイズも簡単で、合計9ポイントたまったので、他のスポットへ行くのをやめて、ここで「ゆば料理」を食べました。「ユバのさしみ」と「ユバの煮物」どちらも500円。高けぇ〜。一瞬で食べ終わってしまった。この後、温泉に入ってめでたしめでたしとなる予定でしたが、間違って有料道路に乗り入れ。諦めかけたのですが、「鬼怒川」という看板を見て今市ICで降りる。でもよく考えたら鬼怒川って全然近くないんだよね。で、またホボ諦めたところに「天然温泉はコチラ」の電光掲示板ピカピカ。ラッキーで、行ってみると。なんか怪しげ。これって温泉付きラブホテルなのでは?「カラオケ完備」・・・。外観もピンクで、なんか不倫カップルが入るような狭い入り口。おそるおそる入ると、普通に市民浴場でした。今市温泉。白濁していますが、名前の通り「イマイチ」でした。腕を腰に、コーヒー牛乳を飲み。本日の旅、無事終了。

来年はマイカーで行きたいもんですね('01/11/1)


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