小悟的台湾日記の話

 吃飽了沒?我叫小悟。請多指教。文字化けじゃないっすよ。そんなわけで、台湾に再び行ってきました。インドの台湾ツアーで知り合った家族(陳さん)がいるのですが、その姉妹が上海に遊びに行ったとのことで、僕にお土産を買ってきてくれたのです。僕の名前を中華風に書いたネームプレートです。説明しずらいんで、百聞は一見にしかずでアルバム見といて下さい。そんなわけで、台北にお土産をとりに行くのでした(笑)。まずはチケットですが、ANAのマイルが2万マイル以上たまっていたので、これを使うことにしました。4月から成田便が出るようになったんですね。すんなり予約できました。チケットは空港税(5千円くらい)だけで台北に行けることになったわけですね。せっかく台湾に行くのだから、例の大学院の同級生の蔡さんに会いたいと思い日程も会わせましたのですが、ななななななんと、予約してから「I have business trip」のメールが、なんでも上海に出張だそうです(涙)。おいおい、俺はどこに泊まればいいんだよぉ。そーいえば、インドで陳さん家族が「ぜひ遊びに来て下さい」と言ってたなぁ。てなわけで、社交辞令を真にうけて陳さんの家に泊まることになるのでした。さて、今回の旅の登場人物ですが、私こと「小悟(ションウー)」これは「悟ちゃん」の意味ですね。パパ、ママ、小美(ションメイ)、良良(リャンリャン)、龍龍(ロンロン)、香香(シャンシャン)の六人家族の陳さん。インドの台湾ツアーで一緒だった高さんとその奥さん。小美の彼氏の小兎とその家族などなどであります。そんな、ふれ合いツアー(ちゅーか、ホームステイ?)2002だったわけですね。

7月5日(曇/晴)
 朝、5時起床。前の日はみごとに残業終電だったので、ねむねむ。雨の心配があったのですが曇り止まりでした。よかったよかった。出発の日、雨降ったら最悪ですよね。僕の旅行鞄は布製なので濡れたら最悪。で、成田空港についてANAカウンターで並んでいると、「お客様、どちらへ行かれますか?」のANAガールの質問。「台北です。」・・・う、しまった、これは某首のない一発屋のニュアンスに似ているじゃないか。恥ずかしい。「台湾です。」って言えばよかった(後悔)。その横で「フランクフルトです。」と行ってる若い女の人が、カッコイイ。。。で、空港でお土産購入。そーいえば、インドでカステラもらったことを思い出して、文明堂のカステラを2つ購入。それと東京限定のお菓子を購入。やっぱ、ちょっと早く来すぎたかも、ロビーで待ち時間2時間弱。大蓮行きの飛行機は霧がでており出発できないかもしれないとか。台湾って台風来てなかったか?あー、ちょっと不安。何事もなく飛びました。飛行機の席は隣に台湾のおっちゃんが座っていたのですが、前に移ってしまいました。隣に人はいないフライト。爆睡。機内食を見て驚きました。フォーク、ナイフがプラスチックじゃないですか。やっぱり、なったか、前から不自然だと思ったんだよね。あんだけテロ騒動あって、金属ってのが気になってました。プラスチックナイフも支障なく使えました。よいことです。ソフトドリンクでコーラとかあるのかと思ったら無いらしいのでオレンジジュース。で、あっちゅーまに空港到着。良良と待ち合わせの約束をしていた場所に行ったのですがいない。飛行機遅れたからなぁ。まさか、ホントに社交辞令だったか・・・。30分くらいロビーで呆然としていると、良良来ました。ここで問題発生。俺、北京語話せないじゃん。良良もほとんど日本語話せない。ひさしぶりに会った感涙の挨拶も無く、無口に香香の車(ボルボ)のところへ。良良が運転変わって、陳さんのマンションのある板橋市へ。「吃飽了沒?」と香香に言われるが聞き取れず。紙で会話です。マンションに着くと高さんの奥さんがいました。インド日記で書いたとおり高さんは日本語ができます。助かった。彰化肉圓という肉入り餅とライチ、パイナップルを頂きます。その後、良良に依頼されていたお土産を渡すのです、プーさんのぬいぐるみと「みかんぼうや」グッズです。んで、例のネームプレートを受け取りました。はい、俺の旅の目的終わり(笑)。んで、着いたばっかりなのですが、遊びに行こうということで「微風廣場」というデパートへ良良、香香と電車で出かけました。駅に着いたら良良の従兄弟がいて、合流。小学生くらいのガキんちょですが、おもろい子です。「微風廣場」の黒松世界へ。いわゆる台湾のコカコーラ博物館のようなもの。従兄弟にコーラ(黒松沙士)をおごってもらいました。でもこれ味は「ドクターペッパー」のより薬くさい味でございます。辞書を引いたら、やっぱし台湾式ドクターペッパーと書いてありました。その後、ドコモショップへ行きました。台湾はi-modeが始まったばかりです。ちょっと見ていると、日本人がいるってことで、佐藤さんって中西哲生似のお兄ちゃんが出てきました。日本でドコモショップを展開している会社に勤めているそうです。話によるとi-modeを初めたKG-telecomは日本でツーカーくらいの第四位の会社だそうです。ブームくるの難しそうですなぁ。しかも、i-mode対応はNの携帯しか出ていないそうです。てな感じの世間話を延々してしまいました。良良と香香、従兄弟はすでに飽きてる状態。佐藤さんの話は長い。終わらない(苦笑)。話が終わってデパ地下スーパーでお買い物。日本の商品が並んでます。なんだ、日本のものはほとんどそろうんだな。で、値段をみてビックリ。ぼったくりじゃん。高い(グエー)です。メロンを買ってデパートを出て、鼎泰豐(ティンダイフォン)で予約。次に「立花法式日本料理」という名の日本料理店で食事。そこで小美と小美の友達と彼氏(小兎)の3人と合流。みんなで食事。メニューがよく分からないけど、Oops巻き寿司なんちゅーものを頼んでしまいました。やったらでかい海苔巻きで食いづらいったらありゃしない。小美は携帯電話キャリアに勤めています。i-modeのTシャツを着てます。そうなんです、KGテレコムに勤めているんですね。米国の大学院をでており、日本語もけっこう上手いです。で、日本と同じくみんな携帯自慢しまくりです。ぼくもジャイアンツフォンを見せました。あ、あと1週間まってくれれば写メールとN504を見せられたのに、日本的技術低!とか思われるわ。いろんな日本料理を食べまくりました。しっかし、鮫料理はまずいなぁ。ていうか、日本に無い料理ばっか。そんで、日本人マスター登場。鮫は不很吃だと伝えてしまうのでした。食事は全ておごって貰いました。その後、小兎の車で観光。総統府など車の中から見る。やたら日本にあるものの看板をみてみんな叫ぶのでした。マンションに戻るとパパさんと龍龍が仕事から戻っており、挨拶。龍龍はもの静かです。で、高さんの奥さんと良良のバトル開始。高さんの奥さんは高さんの別荘へ連れて行くと言い、良良はみんなで台中へ行くと言っているんですね。高さんは台中には何も無いと、僕を説得。しかし良良win。まー、前々から決めてましたから。シャワーを浴びてから、インターネットを借りてお仕事。そうそう、このマンションは4部屋あるだけで6人家族ではけっこう狭い。そんな中に僕は泊まってよいのでしょうか。で、僕は良良の部屋で寝るのでした。良良は小美の部屋で一緒に寝る。ん〜、女の子の部屋で寝るってのはこっぱずかしいですね。プーさんに囲まれて睡眠。

7月6日(雨/晴)
 そうそう、台湾は1時間の時差です。昨日は到着してすぐ観光状態だったので、お疲れモード。11時くらいまで寝てしまいました。朝食にマンゴーを頂いて、高さんのおごりで昼食です。みんなでタクシー。高さんの奥さん、良良、龍龍と一緒にタクシー。龍龍は全然喋りません。高さんの奥さんと良良はずっと北京語でしゃべってる。俺ほったらかし(涙)。店へ行く途中で大雨に。パパ、ママ、小美の乗ってるタクシーは違うところへ。みんなびしょびしょになって集合。ちなみに香香はアルバイトです。港式飲茶を頂きました。めちゃくちゃいっぱい注文です。いやー、美味かった美味かった。残飯処理班となっておりましたので、食べ過ぎ状態。蒸餃子、春巻、蟹鍋などどれも美味い。なかでも大根餅はホント美味い。高さんの奥さんありがとう。別荘行けなくて、ごめんなさい。ご馳走様でした。さっきから高さんと言わず、奥さんとっているのは、夫婦別姓だからです。台湾ではあたりまえのことであります。そして、台北の街をちょっくらお散歩。「愛上i-mode」の広告があるたびに、小美が叫びます。そうそう、台湾の街には乞食がいます。身体に障害のある人はパフォーマンスしてます。で、小美、良良と別行動で駅へ、マンションに戻ります。今日は小兎の実家へ行くのです。今回のメインロード台中の旅ですね。小兎の車で4人で行くのかと思ったら、何故か良良の車(フォード)に僕は乗せられるのでした。黒玉入りミルクティーというグミの入ったミルクティーを小美におごってもらってドライブスタート。良良はあまり日本語できないので、2人になると会話がなくてこまっちゃうんだよね。紙と鉛筆で会話できるんだけど、運転してると無理。ちょっと、沈黙ドライブ。まずはガソリンスタンドへ。加油站がガソリンスタンドなのですが、「加油(ジアヨウ)」は頑張れの意味があるのですね。はい、ひとつ勉強になりましたね。で、洗車して台中へゴー。まずは三峡へ。三峡祖師廟というお寺へ。途中の道で自由に使える独楽コーナーがあったので、トライ。日本の独楽と形が違うので難しい。でも、2回目でなんとか回せました。三峡祖師廟の日本語パンフをもらう。パンフによるとまだ再建中なのだそーです。三峡老街(サンシアラオジェ)という古い町並みを見ながらボノボノ観光。次に新竹の都城隍廟(ツェンホワンミャオ)へ、ここのお寺でも日本語パンフをもらう。新竹は米粉(ビーフン)の有名な場所です。潤餅(ルンピン)という台湾クレープと米粉、貢丸湯(コンワンタン)という団子スープ、かきのオムレツ、肉圓を小兎におごってもらう。さて、いよいよ台中の街へ行くのですが途中、「檳榔西施(ビンランシースー)」というエッチな格好をした人が店先で足を組んで座っており、ガムのような発ガン性物質を売っている商売があるのです。それが、やたらいっぱいいて、ドキドキです。これが台湾名物らしいです。そして夕飯の地へ着きました。小兎の家族と一緒に「客家料理」を食べます。台湾にはいくつかの民族がいて、客家人(ハッカーニン)は良良たちとは違う民族にあるため、良良たちも会話が理解できないわけです。だから、僕と一緒で小兎の家族(パパ、ママ、おじ、おば、おじいちゃん)がしゃべってる言葉は分からない。小兎のおじいちゃんはさすが、日本語話せます。日本統治時代ってやつですか。客家料理も美味いです。いろんな種類の食事がでています。これまた御馳走になってしまうのです。そして、小兎の実家へ。やったらひろいお金持ちの家です。小美に「やったね」と言ったら、「違う〜!」って照れてました(笑)。パイナップルやドラゴンフルーツを御馳走になって、TVを見て、小兎のアルバムを見て、シャワーを浴びてから、麻雀大会がスタート。小兎とママとパパと僕のゲームです。小美、良良は麻雀のルールを知りません。僕は知ってると言ったら、大喜び。まずハイの呼び方で大うけ。全部読めるので大喜び。でも、白発中は違いますね。台中もそうなのですが、これは「タイゾン」と読むんですね。で、驚いたことに麻雀パイの大きさがでかいことでかいこと。2周りくらいだかいね。そして、知ってはいたが、季節ハイと花パイが加わるのです。さらに手持ちは14枚ではなく17枚。俺はいったいどーすでばいいのって感じ。「リーチ」と言ったが理解されず。どーやら、台湾の麻雀はドンジャラのようです。よーは、そろえばいい。泣いたらあがれないとか役無しとかいうルールは無い。あがればいい、単純過ぎ。なんで大の大人がドンジャラに燃えてんだよ。ドラも無いし。つまらん。でも、日本と同じように上がったときの点計算はあるみたいですね。もうすこしで四暗子とか言ってたので、点数の高い組み合わせがあるようです。で、小悟があがるまで寝かせないってな話になったのですが、すんなり上がって終了。で、僕は妹の部屋だった、なーんもない、がらーんとしたフローリングの部屋で一人寝るのです。腰痛!

7月7日(晴れ)
 本日は七夕です。しかーし、台湾は旧暦なので七夕は8月です。情人節といって、バレンタインデーと一緒。ま、そんなことより、朝起きたら、そこはフローリング。小兎のお母さんが用意してくれた揚げパンと豆乳、台湾オムレツを頂きました。今日も天気がとっても良いです。さっそく着替えて、おじいちゃんに日本語で挨拶して、台中の旅スタート。良良カーを小兎が運転してスタート。と、思いき車庫出しして、小兎は家に戻りました。え?4人で旅するんじゃないの?なんでも新車を買う手続きをするそーです。夕飯は一緒に食べるけど、一緒に旅はしないそーです。てなわけで、小美、良良、小悟の台中旅行スタート。まずは、大甲へ。ここは芋的故郷といいまして、お芋で有名な街です。ここにある鎮瀾宮で、お祈り。線香を買って、本格的にお祈りスタートです。右手で線香を刺そうと思ったら、良良に「右手はダメ、左手で」と言われました。「え?なんで?」って聞くと、右手はトイレの手だそうです。へー、インドと逆なんだ。お祈りが終わって記念写真を撮ってから、日差しがきついので、かき氷を食べました。芋のかき氷。何気に美味いです。にせキティーちゃんの器が気になりますが、味はなかなか。でも芋より小豆の方が美味かったなぁ。それから、段ボールいっぱいの炒油酥餅(ちょっと字違うけど日本語に無い)というお菓子を小美が買いました。1つは僕にくれるそうです。次に先夢芋頭酥という謎のお土産を買い、大甲終了。そして車はなぜか大学へ。「小悟の大学よ。」というので降りて見てみると「東海大学」と書いてあるではないですか。校章がぜんぜん違うので我が東海大学とは縁もゆかりもないとこでしょうけど、ここ何気に観光スポットだそうです。ここが観光スポットということだけで、昨日の高さんの言葉が頭にうかびました「台中には何もない」・・・。続きましてお昼御飯です。黒玉入りミルクティーを発明した「春水堂」です。ここで御飯とバナナミルクティーを食べるのでした。なんちゅー組み合わせだ。なんか良良は疲れたご様子で、金氏世界記録博物館はひとりでいってくれとのこと。まー、このへんは前回の台湾旅行で慣れてます。「中は勝手に入って」ってやつ。没問題です。そんでもってこの辺りのオープンカフェをくるくる廻ってから、金氏世界記録博物館です。これは僕が行きたいって言ったのですが、ギネスの博物館みたいなところです。世界に数カ所ってガイドブックに書いてあるので、行ってみたかったわけですね。で、道に迷ってしまったそーで、歩行者に聞いてみると「つぶれた」・・・・。終わった。台中の旅終了。ふりかえってみるとお寺しか行ってない。。。最後にお買い物、鴨です。鴨がいっぱいつるしてあります。鴨とアヒルは何が違うと言われ困る。帰り道は小美が運転。無免許。殺す気か。なんでも良良が10kmオーバーで捕まったところで、小美の免許を使って、免停したそーです。まー、なにごともなく無事でした。そんで、小美の彼氏の家の近くにあるスーパーでお買い物。お買い物。台湾の店って結構警備が厳しくて、鞄はあずけないとダメなんですね。いろんなもんが売ってるスーパーです。本日の夕飯を買います。なんかやったらインスタント系(冷凍系)が多いのが気になるけど、本日の料理は、真辛しゃぶしゃぶです。激辛しゃぶしゃぶ。辛いのは大丈夫ですか?と聞かれて、没問題で食べるけど、俺って「痔」もちジャン。とちょっと心配になる。やったらいっぱい食べて口はヒリヒリ。さきほどの鴨も食べて。お腹いっぱい。デザートにメロンも食べて満足まんぞう。ここでもおごってもらってしまいました。4人で記念写真を撮って、本日の旅は終了。マンションに戻ります。マンションに戻るとパパとママがいない。しばらくすると帰ってきて、臭豆腐と餃子をもってきました。お腹いっぱいだったのですが、臭豆腐を食べろと言われ、食べる。全然、臭わないと言っていたが、字の通り臭います。これどっかで嗅いだ臭いと思いきや。街の臭いです。韓国がカルビのタレの臭いがするのと同じで、台湾の臭いは臭豆腐でした。なんとか食べきると、下に阿謝が来てるとのこと。阿謝は小美の友達で、日本に遊びに着た時に姉妹のお使いで辞書を届けてくれた人です。阿謝は大のキティ好き。良良はプーさん好き。小美は拓哉好きです。拓哉は木村拓哉ね。で、阿謝に日本の「キティの東京ガイド」を依頼されており、渡しました。阿謝は20個入りの「老婆餅」をくれました。謝謝。そんで夜はナンシーと携帯のお話。ナンシーには「空から降る一億の星」のドラマとみかんぼうやグッズ、Qooグッズを依頼されており、お渡しする。みかんぼうやグッズを探すのはホント苦労したよ。原宿のキティーランドとか行ってさ。で、携帯の話は次回「新携帯の話」で詳しくしますのでおいといて、小美の拓哉好きの話をNHKの取材がくるほどの拓哉好きです。でも、彼氏の彼は拓哉と言うより。。。おやすみなさい。

7月8日(晴/雨)
 朝からやったら良良とママさんが喧嘩している。部屋から出られない状態です。怖いなぁ。どーも、良良は女の子の日のようです。なんかすんごい機嫌悪いんですよね。困ったなぁ。ママとの言い合いは続きます。いったい何を喋っているのやら、漢字の喧嘩は怖い。どうも香香がバイトへ行くのが気に入らなかったみたいな感じ。3人で鼎泰豐へ行く予定だったのですが、香香はi-mode販促のバイト(小美のコネ?)をしているとのことで、出かけてしまいました。卵をはさんだ紫色のパン(なんすかこれ)を食べて、朝から機嫌の悪い良良とメモ帳を使った会話。「想去?(どこへ行きたい?)」と言われても別に行きたいところないからな。とりあえずお土産を買いたいと伝える。それから、蔡さんのお母さんに会いたいと伝える。「蔡さんのぉ〜?」良良驚愕了。蔡さんは出張でいないけど、お母さんには以前お世話になったので、会いたかったわけですね。お土産ももってきており。とりあえずお昼に蔡さんに電話をすることになりました。上海へ電話です。上海の蔡さんに電話「フォェーイ」←台湾のもしもしね。海外に気軽に電話できる携帯っていいねぇ。なんでも国際電話は相手の料金が高くなる仕組みらしい。良良の携帯でひっさしぶりに蔡さんと話したところ。「やめてください」の返事。ガックシ。まー、普通、自分いないのに嫌だよな。でも強引にお母さんに電話するようにお願いをする。で、着た返事が「いなかった」でした。ガックシ。そんなわけで、蔡さんのお母さんに会うのも諦め。で、初日に予約した鼎泰豐へ。良良と2人です。ちょっとデートみたいで恥ずかしいなぁ。ってそんな関係じゃないですけどね。そうそう本日は月曜日。小美は会社です。良良は僕のためにお仕事休んでくれました。ありがたいことです。良良はパパさんの会社で会計やってるのでゆうずがきくそうです。で、電車で鼎泰豐へ行って鶏肉スープ、パーコー麺、青菜炒め、台湾冷菜、小籠包、えび蒸し餃子を食べました。小籠包は10個入ってて、熱いうちに食べると美味しい。でも冷めるとまずいです。火傷してでも熱いうちに食べましょう。さすがに有名な店だけあって、どれも美味しいですね。ここで初めてマイ財布を使いました(笑)。続いてお土産タイム。雨が降ってきました。台北の駅へ行って、小美の勤めているKGテレコムへ行って、小美に会う。お仕事中の小美です。1Fがショールームになっており、みんなi-modeの服を着て、紹介中です。あのTシャツ欲しいなぁって小美に言ったけど、非売品で手にはいらず。残念。その後、CDを買いたいと相談。台湾のCDはホント安いですわ。お土産としてぴったし。お土産用のしょうもないCDを3枚と、私用の桜ドロップの入っている宇多田ひかるアルバム購入。良良も松田聖子とかべたべたなCD買ってました(笑)。そんでもって三越でお土産お買い物。本場のウーロン茶ってやつですか。いろいろあってよくわからないけど、良良とメモ帳で会話しながらお買い物済ませました。ここでもなぜかメロン購入。順番あやまったね。この後、重いメロンをもって西門町でVCDを買いにでかけます。雨も本降りになってきて大変。VCDはビデオCDです。日本のドラマのビデオCD。香香がPS2でも見られると言うので購入。ドラマは北京語の字幕があるけど、気にしなければ普通に日本のドラマですからね。問題です「大捜査線」「百一次求婚」「長暇」なんのドラマでしょうか?1番は簡単ですね。「踊る大捜査線」です。2番目は「101回目のプロポーズ」、3番目はそのまま訳して「ロングバケーション」です。それともう1枚、姉妹お奨めドラマ、普通に「フレンズ」と片仮名で書いてあるビデオCDを購入。疲れたんで黒玉入りミルクティーを飲んでからお帰り。マンションに戻ってから高さんの家へ。高さんに日本からのお土産を渡して、台中にはなんもなかったです、すんませんって話をしてから、良良の愚痴愚痴タイム。いやー、まじまいったわ。なんて言ってるかわからないけど、やったら愚痴ってるんですね。時折、指を僕に向けるので、明らかに僕の話なんですね。ところどころ「蔡明材」って話もでているので、今日のできごとの話でしょう。無意識で指を僕に向けてるんですね。あー、まいった。多分、買い物の時、優柔不断だとか言ってるんだなぁ。まーいいや。で、良良は食事を作りにお帰り。高さんの奥さんは今の怒濤のような会話を訳すことなく、日本語講座開始。僕の「旅の指さし会話帳」には、片仮名で発音が書いてるのですが、高さんの奥さんは読めないようで、僕がすらすら読むので「すごい」と思ってしまったようです(苦笑)。で、高さんが仕事から戻ってきて、一緒にお食事に誘われてしまい食べちゃいました。今晩は良良が料理を作るって話だったんすけど。ママさんが迎えに来て、良良には食事したこと言わないでってジェスチャーしたけど通じず。不機嫌良良再び。。。まー、それでもいっぱい食べたので、ご機嫌は戻ったみたい。今日は小兎が残業ってなわけで、食事をタッパに入れてお渡し。下に降りて最後の挨拶。その後、本屋さんへ。Taipei walker購入。インターネットでお仕事。小美と良良が一緒にシャワールームに入っているので、ちょっとよからぬ想像(妄想?)をしてしまい、右上に浮かんだ吹き出しをかき消し、お仕事(笑)。おやすみっす。

7月9日(雨/晴)
 そうそう、陳さんの家にはトイレットペーパーが無い。ウォシュレットでも無い。まさか、あのお寺の言葉が頭に浮かんだ。「右手?」んなわきゃーない。キッチンペーパーのような紙が置いてありました。そんなことより、本日も朝から叫んでおります。良良と小美とママさん。陳さんの家の女性陣はとっても声が大きくて怖いっす。男性陣はとっても静か。香香もプーさん好きで、プーさんを通して、僕と会話します。。。まー、香香は活発な感じなんですけどね。龍龍にいたっては会話なし。フェイスランゲージくらいです(苦笑)。そんでもって、小美は会社に行くので、これでお別れ。小美から教わった中国語「謝謝照顧」お世話になりました。「請来日本」日本に来て下さい。「小兎の結婚式によんでくださいね。」と言うと「おえー」だって。オイオイ。そんなお別れ。今日の朝食はクレープ。最後の日です。最後は板橋市(陳さんの家のあるとこね)内にある「林家花園」という社会科見学にも使われる有名なところへ行きました。日本語で案内してくれるガイドさんがいたので、楽しく観光できました。良良も機嫌がよく、一生懸命メモ帳で日本語説明してくれました。嬉しいですね。感謝感謝。日本語のガイドさんもボランティア的に一生懸命、日本語で教えてくれます。こういう人とのふれ合いはとっても良いですね。感謝感謝。クジャクとかいておもろいところでした。最後の最後でやっと観光したって感じですね(笑)。帰りに屋台に寄りました。ここのおばさんは小美の友達のお母さんです。名古屋で1年間勉強したそうで、日本語できます。いただいた梅ジュースがとっても美味しかった。「日本に帰りたいか?」って質問されます。「もっと台湾にいたい」と言いますが、おばちゃんの次の言葉は「日本の方が綺麗で良い」でした。ん〜、確かに日本は臭豆腐の臭いもしないからなぁ。でも、台湾の街も嫌いじゃないですよ。そうそう、台湾の道路は右車線です。左ハンドルです。こういうのを見ると日本と違うなぁって思います。携帯のチップとか見ても思いますね。そんでもって、この店で「牡蠣そーめん」を買いました。家に戻るとママさんがチャーハンを作ってまっててくれました。このチャーハンめちゃ美味かった。チャーハン優先で食べてので、牡蠣そーめんは全部食べきれなかった。でっかい西瓜も切ってもらいました。美味い美味い。さてさて、いよいよお別れの時間です。ママさんと良良とで陳さんの会社に寄ってから空港。のこった西瓜を空港で食べてともらいました。フルーツは日本に持ち帰れないんですねぇ。持ち込んだら逮捕です。陳さんの会社は溶接工場のようなことと設計のようなことをやってる会社です。小さい会社ですが、社長です。つまり、小美と良良は社長令嬢ですね。そんな方々にお世話になってしまいましたわ。インドで一週間一緒に行動しただけなんですけどね。人の暖かさはいーですね。会社では龍龍も働いています。でもやっぱ会話無し。。。香香もバイクで来ました。パパさん、ママさんにお別れを告げて。香香、良良と空港へ。途中、道が混んでてちょっと焦る。ラジオを聴くと台風が上陸するとか。台中はお昼から学校も会社もお休みだって。良良は「台風は小悟と一緒に日本へ行く」だって(笑)。そんで、無事空港について、良良と空港の中へ、チェックインをしてから、良良とお別れ。ドラマのように抱きしめてKISSをすること数分。なわけないじゃん。みなさんの期待にお答えできるような関係ではございません(笑)。普通に異国のお友達ですよ。「謝謝、再見!」と伝えてお別れです。空港に入るとインドとは違って免税店やる気満々日曜日、いや火曜日だけど、やる気まんまん。日本語バリバリ。しかし、それが逆に何を買ってよいのか分からなかった。しかも、お腹が痛くなりトイレへ。そして、トイレで西瓜をむさぼり食べる(爆)。なんかよく分からないけど、登場時間が早まった。そんなわけで、今回も空港でお土産買えず。飛行機の中ですが、やっぱり隣は誰もおらず。こういうところで知り合う日本人と結婚しちゃったりすりんだけどなぁ〜、とまたしても妄想を膨らませ。お食事。おひょうとかいう魚はよく分からないので、ポークピダカを。飲み物でペプシがあることが判明。行きの便のスチュワーデス手を抜いたな。。。で、台風の影響も無く無事に成田着陸。荷物もすんなり出てきて、税関もすんなり。う、オチない(笑)。そんなわけで、ひととのふれ合いの台湾旅行は終了です。楽しかった。覚えた北京語は「對(はい)」「那固(それ)」「檳榔西施(さて問題ですこれは何だったでしょうか?)」の3つだけでした。最後に陳さん一家とその知り合いに方々にお会いできて本当に良かったです。うぅ〜ん、「ニー(あなた)」の漢字が日本語フォントにないのは不便だ。以上、小悟がお送りしました('02/7/15)。


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