ひさびさのVitz旅行です。186のプー太郎生活が2年続き、無事、日本に戻ってきて、世間様にも恥ずかしくない職について、高給取りになり、今回のVitz旅行が実現されたのです。まず、僕の中で決めていたのは「アルバムコーナー」にない場所です。次に「世界遺産がある場所」という条件をつけてみました。そして、はじかれた結果「秋田の白神山地」に決定。てなとこまで186と相談無しで決めてみました。110的にはOKとのこと。夜のメッセンジャーでそこらへんの会議をして110と2人で「フェリー使うか?」とかテンション上がりきった話をしていると、186から「ちょっと待った」コールです。「そんな元気ない」とのこと。3連休のうち1日はお疲れ休みにしたいと言うのです。それじゃ、3連休の意味が...。どうやら、営業生活に疲れているようで、テンション低いです。その場はまた検討しましょうってことで終わりました。そして、110と再検討です。調べていくうちに白神山地は地帯を言うので、どれが世界遺産なのか判りにくい世界遺産であり、やっぱりめちゃくちゃ遠いのです。だんだん、秋田熱が冷めてくるのです。第二候補に挙がっている「日光」が力をつけてきました。友達に「日光で世界遺産見に行くかも」って伝えたら「東部ワールドスクエアーのミニチュアですね?」という答えが帰ってきました。僕はそれを全く知りませんでした。ホームページを見るとなにやら面白そうではないですか。その話をさっそく110にしたところ、「栃木優先!」となったのです。10月に入ってよーやく、真面目に検討し始めました。110も186も行ったことないとのことなので、日光は決まりです。問題は温泉宿ですね。今までのVitz旅行と言えば「健康ランド」泊が決まりみたいな感じでしたが、もーいーかげん、貧乏社会人じゃないですからねー。ちょっとお金だして旅館に泊まりましょうってことになりました。宿探しは110が担当です。予約担当は僕です。宿泊1週間前ということもあり、ホームページの宿情報はほとんど満席。てか、110の情報源は「旅の窓口」だけのよーな気がしないでもないなー。そんな中から5つをピックアップしてくれました。その5つというのが、一心舘(イツシンカン)、鬼怒川プラザホテル(キヌガワプラザホテル)、鬼怒川パークホテル(キヌガワパ−クホテル)民宿 山島屋、川治温泉 登隆館です。110情報によると一心舘は混浴ってことなので、さっそくWEBで情報を調べると、ありゃすでに予約できないじゃん。しかも土日はめちゃ高いし。次の鬼怒川プラザホテルも高いし予約いっぱい。鬼怒川パークホテルも駄目。いったいどーなっとるんじゃい。民宿は無いよなー。てなわけで、鬼怒川温泉じゃないけど登隆館は予約ができるので、最悪そこだな。ちょっと、他に予約できないか調べよう。なーんて思って土日に調べようなんて思っていると、金曜日の夜には186となぜか武蔵小杉で酒を飲み、土曜日には186と町田でラーメン食べに行って、映画館でトゥームレイダー2を見て、なぜかそのまま八王子に向かい、お酒を飲んで、八王子温泉の健康ランドで泊まり、日曜日には186とそのまま高尾山に登り頂上でおにぎり食べて、下山してから、町田のヨドバシによって、解散です。解散した後は実家に帰って、ようやく予約の手続きをするのですが、なんとすでに「登隆館」も予約できず。困った困った困り果てた。。。旅の窓口に残っているのは「鬼怒川プラザホテル」の一人21000円というぼったくりコースか、民宿コースまたは日光のペンションコースしかないのです。もうほぼペンションコースにするしかないかなーと思ったのですが、民宿でもいいんじゃないかと思い直すのでした。でも、この民宿は鬼怒川温泉より遠く川治温泉を越えて、湯西川温泉という聞いたこともない温泉街、いや温泉村なのです。しかし、110と相談したところ、これでOKとのことで、予約開始。ありゃ、前日で予約してもーた。そっこでキャンセル。無事、キャンセル&予約完了。ふー、長い道のりでしたが、予約ができてよかったよかった。駐車場が8台先着ってのが気になったので、電話で問い合わせしてみると「ぜんぜん問題ない」との即答。「ガラガラなのか?」という不安もあったが、もう他に選択肢はないので、これにて完了。あとはスケジュールですね。翌朝、まっぷるぽけっとを参考にしていつものように、さらさらっとスケジュール表作成。186のお疲れ休みを考慮して2日しかないのが、悲しいのですが、110もすでに予定いれてますので、2日に詰め込むのでした。たてたスケジュールが下記になります。
<日光スケジュール(予定)> 10/11 7:00 Vitzスタート(Pick Up) 11:00〜 昼食(石挽きそば浜一:ゆばそば) 12:00〜 東部ワールドスクエアー 16:30〜 川治温泉(薬師の湯:混浴)【時間があれば】 18:00〜 湯西川温泉 民宿 山島屋 18:30〜 夕食(民宿料理)、温泉 10/12 8:00〜 朝食(民宿料理) 9:30〜 日光猿軍団【時間があれば】 12:00〜 昼食(らんぶる:ゆば丼) 13:00〜 東照宮 16:00〜 いろは坂 16:30〜 華厳の滝 18:00〜 夕飯(湯滝レストハウス:アユの炭火焼定食) 19:00〜 鬼怒川温泉(一心舘:混浴) 20:00〜 帰宅の路
110の回答は「すばらしい」だったのですが、スタートは安全を見て6:30にしましょうとのこと。これで行くことに決定。しかし、催行2日前に嫌なメールが110から。「ここで問題発生!」、どうやら仕事上で客先からクレームがあった模様。ここんとこ毎日、定時あがりだったので余裕ぶっこいてた青天の霹靂だったようです。しっかし、なぜにこんな時に。わざわざ3連休前にクレーム出さなくても、3連休後にクレームせえって感じ。そして、翌日クレームの原因判らずというメールが。定時になってもまだ判らず。22時段階でようやくクレーム原因が判ったようだが、果たして今からなんとかなるものなのか。そして0時過ぎに「なんとか片付きました、明日行けます」との回答。えらい!でかした。しっかし、6:30スタートは無理でしょう。。。それでは、この通りになったのか、検証しましょう。日光日記スタート。
10月11日(土):晴れ
明らかに朝に弱いと思われる110くんですが、なんと6:50には家を出たとのこと。7:00は確実に越えると踏んでいたので、よい方向に転がってますね。しっかし、186を拾ったところでテンションダウンしている状況らしい。夜中まで友達と遊んでいたとのこと、明らかにVitzで寝ることを計算に入れている行動です。あ、そーいや上記のスケジュールは186にはなんも相談してなかった。でも、スタート時間は110からのメールで知っていたはず。そんで、僕の寮まで来る段階で渋滞気味。あと30分は寝られたなーなんて思いつつ、到着。それでは、久々に3人集まってVitz旅行スタートです。高速までは順調なペースで進んでいます。ここで186の久々の「うまれる」の声が、しっかし既に渋滞開始でサービスエリアは恐ろしい車の列、列、列です。この中を行くのは無理。内心、「俺も行きてーなー」と思いつつも黙っているのでした。次のパーキングは比較的空いており入りました。ここで朝飯を各自バラバラに取るのでした。僕は軽く朝飯食べて来たので、アジのさつま揚げを1本です。186はさすがアメリカ帰りです。アメリカンフランクでございます。さーて、ここから鬼怒川までノンストップで行きます。186は既に爆睡です。1時間送れでは、ありますが到着です。東部ワールドスクエアーで昼飯を食べるか悩みましたが、今日の占いで「予定を変更すると失敗のもと」と言われたので予定通りに行くことにしました。ホントに予定通りに、石挽きそば浜一でゆばそばを食べるのでした。しかし、110は既に裏切り「かも南蛮そば」を注文するのでした。そして、「めっちゃうまいわー」と言うのでした。ゆば蕎麦もかなり美味いですが、肉には勝てないわな。ここのお店はホントお奨めですね。今回の旅で1番です。っていろんなもん食ったわけじゃないですけど。外に出ると駐車場でVitzが閉じ込められておりました。Vitzの前に止めた人呼び出して出発。本日のメインエベントであります「東部ワールドスクエアー」です。鬼怒川当たりはいろんな見せものがあります。「東部ワールドスクエアー」はそんなに有名な感じもしませんが「日光江戸村」「日光猿軍団」「ウエスタン村」「トリックアート」「巨大迷路」。なかでも「3D恐竜展」はすっごい人気の無さです。だだっぴろい駐車場に車2、3台。まー、そんな行かないところの話はおいといて、東部ワールドスクエアーですが、2500円というちょとお高めな値段ですが、維持費とか考えたら妥当な金額なのかもーと思うのでした。休日でも某ねずみの王国のようにアホみたいに混んでるわけでもないので。ここにある展示物は全て25分の1の大きさで作られています。最初の現代東京ゾーンで既に僕らの心は鷲ずかみになっているのでした。やっぱし、見たことあるところがミニチュアで再現されていると面白いですね。「本物はあーだ、こーだ」って言えるところが。しっかし、ここで注意、世界遺産を「本物はあーだ、こーだ」言うと海外好きのイヤミになります。言いたい気持ちはぐっと心に抑えて一緒に驚いて下さい。東京タワーや東京ドーム、東京駅、成田空港などなどが展示されている現代東京ゾーンの東京タワーの前でお約束ポーズ写真を撮って、続いてアメリカゾーンへ。アメリカつってもニューヨークとワシントンがあるくらいだったよーな。前回一緒に鍋をした時に、ニューヨーク土産に「I love NY」Tシャツをお土産に渡したので、全員で「I love NY」のTシャツを来てVitz旅行をすると約束したのに、着てきたのは僕だけでした。。。てか、約束してないって?そんなわけで、一人恥ずかしくも「I love NY」Tシャツを来て世界貿易センターと自由の女神の前で記念写真を撮るのでした。ニューヨークは3度行ってるので、フラットアイロンやエンパイヤ、クライスタービルなど知ってるものばかりです。しっかし、そんなに感動もしないですね。だいたいどれもこれも世界遺産じゃないし。アメリカゾーンを越えてエジプトゾーンに来たのですが、14:00からヨーロッパの無料ツアーが始まるというので、エジプトは後回しにしてツアーへ。美人のガイドさんを期待しつつ待ち合わせ場所に行くと、森三中のような人が赤い服を着て立ってます。ツアー参加者ほとんど無し。かわいい子とかいやしない。てか、いるわけがない。あんまりやる気のなさそーなガイドさんの案内開始。最初のローマの闘技場あたりで、もう既に別行動が始まりつつありました。スタートでは全然いなかった参加者も知らないうちにわんさか増えて、行動が遅くなっているので、もう一緒に歩くのは無理。そして、110は会社から電話が来て対応。110の子供(よくわからんが、110の近くを歩くストーカーボーイ)と一緒にベンチに座って対応。ヨーロッパゾーンはさすがに華やかな建物がいっぱいで行きたいなーって思わせます。そんなヨーロッパゾーンを抜けて、アジアゾーンへ。アンコールワットとタージマハールは僕が行った世界遺産でも上位に入る建物です。そんなことは思っても言わず、記念写真。現地では「つまむ」っていうトリック写真を撮ってましたが、こりゃほんとにつまめそうですわ。そんでもって、中国の万里の長城など見てるところで、110の電話対応終了。合流して、台湾、韓国、東京ゾーンへ。東京ゾーンの地味さに気が滅入る。今まで華やかなヨーロッパからだんだんと地味〜になってくるのです。締めが東京ってのはダメなんじゃないですかね。同じ25分の1にするとやったらちっこくなるんですよね。せめて東照宮でも置いてくれれば、「明日はこう行ってこう行こう」なんて話で盛り上がれるのですが。東京ゾーンを抜けて、2週目突入です。てか、とばしたエジプトへ。エジプトゾーンへ行くとアジア系外国人が186に話しかけて写真をお願いする。なぜ、3人いて186なんだ。なにやら英語でコミュニケーションをしています。カッコイイ。まー、そんなかわいくないので、羨ましくないが...と110も思ったことだろう。ここで、CASIOのEZ3の機能をフルに(?)生かした、写真撮影大会。EXLIMには左半分と右半分を撮って補正して合成するという機能がるのです。この機能を使えば左と右に自分を写すことができるのです。って、なんでエジプトゾーンでこんなことする必要があるのかよーわかりませんが、その時のテンションです。3人とも撮り終えて満足まんぞうです。そういえば、ここでクイズがあったのです。「この人形はどこにあるでしょう?」みたいなクイズで、こんなにいっぱい人の人形あるのに分かるか!と思ったのですが、全部見つかりました。答えは全部「ウ」です。僕に便乗して110も186も全部「ウ」の回答で、応募箱に答えを書いた紙を入れました。しすて、東部ワールドスクエアーをあとにするのでした。そうそう、ここの施設やったらトイレがあるのが気になりました。そこらじゅうにトイレがあります。1つくらい25分の1で作って欲しいものですね(笑)。なんて、思っているところで、「ん、まてよ」と思うのです、さっきいの答え1つ「イ」だなー。なぜか、110と186も「そーですよ(怒)」と言うのです。って既に外に出てるし、書き直せませんよ。。。さて、鬼怒川温泉で入浴するなて時間は無いのでさっさと旅館へ向かうことに。186は寝に入りました。鬼怒川を越えて、川治を越えた山道に揺られているうちに、僕もうとうとです。110さん一人起きて運転です。すんません。山道は紅葉が色付き始めた感じです。民宿付近に着いたのですが、場所が、どーにもよく判らない。なんか、「必勝」って書いてあるハチマキを巻いた村人が騒いでます。「オラの村には、入ってはなんね。」というトリックを思い出すのでした。後で聞いた話ですが村長選の演説だったようです。ここで、110の携帯が鳴り、月曜日の休出が決定いたしました。。。引き返してようやく民宿到着です。民宿なんて始めて泊まりますが、悪くないですね。3人で丁度いい広さの部屋です。「橋立」という名前の端っこにある部屋でした。さっそく睡眠です。7時になって夕飯です。隣の部屋が食事部屋になってます。よーく考えるとこの部屋は、宴会場(食事場所)を区切って作った部屋じゃないですか。客が多いときはここも宴会場になるのでしょう。ふとんも隅においてありますが、他の部屋は押入れがあると見た。まー、そんなん気にならないくらい安いのでありです。一人6500円ですからね。食事もかなり豪勢です。鮎の塩焼き、舞茸のバター焼き、鹿の刺身、ゆば、そば、などなど。おひつにご飯がいっぱい入っていたのですが、おかわりしちゃいました。女将さんはちょっと驚いた顔をしてましたが、すぐ、満タンにして、もってきてくれました。食事に満足してちょっと横になってから温泉へ行きます。民宿の温泉は狭くてしかも、他の客とは一緒に入れない交代制をとっているので、どうせ行くなら露天風呂ってことで、日帰り可の近くの露天風呂を探すのでした。女将さんに聞くと「近くに共同浴場がある」とのこと。さっそく、浴衣を着て、民宿のサンダルを借りて探検スタート。浴衣を着て外に出るっていいですね。温泉街気分です。暫く歩いて、共同浴場に着いたのですが、混浴です。てか、おばはんが一人入って「ちょっとまっててね〜」なんて行ってます。只で入れるみたいだけど、露天風呂じゃないし。てなわけで、近くの旅館へ行くことにしました。「日帰りいいですか?」って言うと、ちょっと間があって「400円」の回答。いま作った値段じゃないのかという疑惑があるつつも、入れてもらいました。なかなか気持ちいい温泉です。硫黄のにおいもいいですね。洗面場が狭いのが辛いです。一人づつ洗うしか無いので、110の順番はなかなかきません。橋の下にも無料の温泉があるらしいという情報を基に行くことに決定。旅館の大女将がサンダルで「山島屋」の客と気づいて、「山島屋とは姉妹だから只でいい」と言われ、お金を返してくれました。ラッキーてか、すばらしい。そして、川の下にレッツらゴー。おっさん3人で裸になって温泉に浸かるのでした。ギャルも入ってきそうもないので、さっさと出て本日の温泉探索終了です。いやー、気持ちよかった。旅館にもどって、電池切れのボブサップに笑い、消灯。
10月12日(日):雨
朝食が何時か判らないけど、とりあえず早く出発ということは決まっていたので、6時半に起床してみる。当然といえば当然だが2人とも寝ている。メシの気配が無いので7時まで寝ることに。他の客がメシの時間を聞いている声が耳に入る。8時とのこと。おそ!(あ、でもスケジュール通りじゃん)と思うが2人とも寝ているので7時45分に起きることにする。2人とも起きる気配なし。186は起きるが「あと何分寝られますか?」という回答。110に至ってはピクリとも動かず綺麗な姿勢で寝続ける。そして8時を過ぎても二人とも起きない。メールを入れて着信音で起こそうとするがピクリとも起きない。なんで、こんなに2人とも朝に弱いのでしょう。低血圧か。結局、女将さんに「お食事の用意が出来ました」といわれるまで寝ているのでした。困った人たちだ。朝飯は豪勢ではありませんが、普通に美味しいです。110は朝から3杯くらいメシ食って、「TVでやってる寝起きにすぐ食事するってやつ絶対できますよ、俺」という話をしてました。この時点で、あんなことになるとは思ってもいないのです。帰り支度をしているとシャンプーとリンスーを昨日の旅館に忘れたことに気づく。がっくし。今更もどって取りにいくのもなんなので、諦めました。外を見ると何かの撮影をしていました。「うちくる
」の撮影だとか、「モームスが降りてきた」とかこういう時はしょーもない嘘をつくものですが、3人ともモームスの名前を言えないので。おっさん3人なのです。一人は三十路だし。。。俺だよ俺、晃だよ。ま、そんなことはどーでもよくて、今日はメインエベントの東照宮です。見猿、言わ猿、着飾るです。着飾ってどないすんねん。はい、すべったところで、9時半スタートはやっぱり遅すぎです。東照宮前で恐ろしい渋滞になってます。渋滞は死ぬほど続いてます。セブンイレブンで停めて、しばし考えたところ、本日のサブエベント「華厳の滝」へ先に行くことに決定。華厳の滝に行くにはいろは坂を通るしか道はなく、しかも一方通行なので引き返せません。おっそろしい渋滞はいろは坂も同じだったのです。事故多発だし。やること無いので186くんのアメリカ冒険記を聞いてました。アメリカではいろいろと男の旅をしたそーです。心分かち合う友達もできたそーです。やっぱり、言葉は通じなくても万国共通な気持ちは伝わるそーです。素晴らしい経験をしてますね。素晴らしい経験をしてるわりには「横道を通って渋滞抜けたら車の前で車扱いのバイクは許せない」とか「ベンツには道を譲るけど、黄色い軽には絶対、道はゆずらない」とか小さなこと言ってます(笑)。「サービスで2台、道を譲ってあげる」とか後ろに迷惑なことも言ってるし。おもろいやっちゃ。そんなこんなで、だいぶ後ろにいた事故車のレッカー車に抜かれそうになるなどありましたが、無事に華厳の滝に到着です。でも既に2時過ぎです。とりあえず滝を見ますが、霧でなーんも見えません。ここでシンキングタイム。メインの東照宮は五時で閉まってしまうので、この渋滞でいろは坂を下って間に合うのかという話です。僕はぜったい間に合わないと思うのですが、110曰く「くだりなんだからスーイスーイといけるはず」とのこと。110の言葉にかけて昼食をとらずに東照宮へ戻ることに。絶対混んでると思った僕はここで餃子コロッケと高菜マンを購入。他の2人も渋滞に備えてか買いました。これが貧乏B様のウィークポイント。この食事が失敗だったかも。猿に食べられないようにと、イッキに全部食べほして、下り道へ。僕の予想大ハズレ、110さん大当たり。スーイスイといろは坂を抜けました。いろは言葉でネタを考える間もなくスーウスイと行って、行きで2時間かかった道が、10分で終わり。華厳の滝へ行く道は恐ろしく渋滞ピークになってます。先に行って正解だったようです。それでも東照宮は混んでますので、横入りコースを検討するのでした。まず、清滝で高速に乗って、日光ICで降りて日光駅を通過して橋の方から回りこむ作戦です。でも作戦の途中に釣場の駐車場のようなところがあり、そこに停めることに決定。横入りコースは熾烈な譲らない光線がでており、恐ろしいことになっていたので、かなり正解です。そりゃ、何時間も並んで、いくら道とは言え、右折野郎に譲りたくないわな。歩いて受付まで行って1300円のお参りセットを購入。てか、東照宮単独で1300円ってセット買わないやついないぞ!なんちゅー値段設定や。まずは日光山輪王寺の宝物殿へ。そんなに興味は無いので、さらさらっと流して境内へ。さすがに素晴らしい仏像が並んでますね。京都を思い出します。丑年生まれは「こくぞうぼさつ」だそーです。日光なんて小学校の林間学校以来なのでかけらも覚えてないですね。さて、時間が無いのでとっとと終わらせメインの東照宮へ。ここで110に祟りが舞い降りるのです。東照宮に入るまではテンション高めだったのですが、突然、「だるい」と言い出して、テンションがぐっとダウンです。東照宮で正座をしてお話を聞いてお払いをしてもらい、さらに奥に入って正座して話を聞くという過程があるのですが、これがさらに疲れを誘ったのでしょうか。だんだん110ポイントはダウンしていくのです。110のテンションからいって帰りの運転は186がすることになりそーだなー。186が眠いっていったら僕が運転するしかないなー。え、俺が前回運転したのっていつだ・・・(遠い目)。そんな中、「交通安全でもなんでも聞くこのお守り、他では売っていないここだけのお守りを500円でご提供しております」という言葉が耳に入る。即効で買う。しっかし、こういうお守りってなんか商売っ気を感じて嫌ですよね。なんか、偉い言葉を聴いた後にご利益を決められたお金で買わなきゃいけないってのがどーも好かん。いっそ、「大変申し訳ございませんが、原価が500円かかっておりますので、最低500円からでお願いします」って言ってくれれば1万円くらいで買うのに(うそ)。なんでお守りに利益を感じる決められた値段ださなきゃいけないのかっちゅーはなしですわ。次に本地堂の龍を見ます。ここで拍子木をたたくと鈴がなったような音がでるということで、まずは龍の下ではなく端っこで拍子木をたたくのですが、ぜんぜん響きません。そして、龍の下でたたくと確かに鈴がなったように響きます。カッコイイ。でも、あきらかに拍子木をたたく気合が違います。端っこでは弱弱しくたたいていたのに、龍の下ではここぞとばかりの力の入れよう。って大人って嫌ですね、こんなこと思って。。。さて、見ざる言わざる聞かざるの前でしょうもない写真を撮ってから、次は二荒山神社です。110のだるさが心配ですが、せっかくですから全部回ることにしました。ここはホント、見るものが無いって感じで境内に入ってもショボイ感じ。110は入りませんでした。この時点で110の体力はドラクエでいったら枠が赤色になっているくらい無くなってます。しかも、ドクの沼地を歩いてます。最後に輪王寺大猷院へ行ったのですが、四時半を過ぎており受付終了となっており、全てを見ることはできませんでした。間に合わなかった外国人もがっかりしてました。でも、チケットが2日有効なので、それを知って喜んで帰って行きました。僕らに明日はありませんので、ここで終了です。110はというと、「おー、勇者110、死んでしまうとはなにごとだ」。いや、死んでないです。しかし、かなりきつそうです。原因不明ってのが怖いですね。餃子コロッケ食べたあたりからおかしいって言ってるけど、僕ら2人は平気なので、恐らくは昨日の橋の下の温泉のお湯を飲んだことでしょう。僕らの前に家族5人が入ってました。子供3人。赤ちゃんあり。あの真っ暗の中です、へんなものが浮いていても判らない状況でしたからね。さて、Vitzを駐車した場所がよく判らず迷うのでした。110の体力はほとんど無いというのに、小雨の中歩かせてしまうのでした。すまん。ようやく付いた頃にはあたりは真っ暗です。まー、只の駐車場停めれたのでOK。気を取り直して186くんの運転で帰宅の路へ。110は後ろの席でダウン。その前に温泉に入ろーってことで、奥の院ほてるとく川という細い道を通って行く日帰り温泉へ。死にそうな思いをしてようやくたどりついたのですが、「今日は日帰りやってないんですよー」という冷たいお言葉。まじむかつく。こんな終わり方では締まらないってことで、110のHPが1しかないのに、僕らは宇都宮の餃子を食べようなんてなことを言うのでした。さすがに今市に宇都宮餃子の「まさし」という店があるということがカーナビで判り、そこへ向かいます。高速に乗って今市へ。イマイチな街です。イマイチな商店街を抜けて、「まさし」到着。「本日は売り切れました」の紙が。。。こーなると餃子熱は冷めません。このまま宇都宮へ行くことに決定。110は寝たまま。宇都宮に到着です。「本日は売り切れました」の紙が。。。もう無理。ギブアップ。近くに「餃子」と大々的に書いた看板があったので、そこで食うことに決めました。店の名前が書いてないのが気になります。中に入って電気がついてお婆ちゃんが一人でてきました。まずい空気を感じつつも、今更出られないので中へ。餃子とサンマー麺を注文。お婆ちゃんが、サンマー麺がなんなんのか確かめる口調でサンマー麺の説明をする。「もやしののったラーメンだよ」。そして、来たラーメンは野菜炒めラーメンでした。サンマー麺じゃないじゃん。餃子も普通。なにより、店に後から来た家族がマイナスポイント。バリバリの栃木弁でガキんちょは歌うし、お客がいるなんておかまいなし。ホントに締まらない最後でした。この時点で110はまだ寝てます。運転再開してしばらくすると110が起きました。「ここどこ?え?高速のってないの?え?今までなにしてたの?」てな感じです。そりゃーそーだよな。2時間近くたってるのに未だ高速にのってない。。。「水が飲みたい」というので、コンビによって、帰宅の路へ。結局、今日一日186が一人で運転することになるのでした。首都高デビューです。確かに首都高は怖いよなー。僕は無理だわ。めでたく、僕の寮に到着。110の体調は治らず心配ですが、「大丈夫、、帰れます、運転くらい平気です」って言うので、アクエリアス(2リットル)を餞別に渡して帰って行きました。「あー、あの時、帰さなければこんなことにならずにすんだのに(涙)」って黒ぶちの写真の前で言うことが無ければよいのですが...110からメールが無いのが気になる。。。
さてさて、翌日は大雨にもかかわらずフラフラの体で会社に出ているようで、会社からメールがあり無事だと判りました。いったいなんだったんですかね。火曜日にはほぼ復活したそーです。眠り猫のたたりですか。さて、結局スケジュールはどうなったかと言うと。
<日光スケジュール(結果)> 10/11 6:50 Vitzスタート(Pick Up) 12:00〜 昼食(石挽きそば浜一:ゆばそば) 13:00〜 東部ワールドスクエアー 18:00〜 湯西川温泉 民宿 山島屋 19:00〜 夕食(民宿料理) 20:00〜 湯西川温泉(露天風呂) 10/12 8:00〜 朝食(民宿料理) 11:00〜 いろは坂 12:15〜 華厳の滝 12:30〜 昼食(露店:餃子コロッケ、高菜マン) 15:00〜 輪王寺、東照宮、二荒山神社 20:00〜 夕飯(宇都宮:サンマー麺、餃子) 20:30〜 帰宅の路
ほぼ、予定通りといえば予定通りですね。鬼怒川温泉に入れなかったには残念ですが。まー、とにかく110が無事でよかったです。次回のVitz旅行は秋田!ではないと思われます('03/10/15)。