自信の話

自信の話  社会人8年目が終わろうとしています。つまり満8年を会社で過ごしたわけです。僕が入社した年に大学に入学した人が、新入社員になった年に入学した人が卒業して、新入社員になってしまうわけですよ。分かりにくい例えでしたね。とにかく、おっさん街道まっしぐらなわけですが、人生設計がうまくできていないので一人身なわけです。2月で僕と同じ事業部に入った同期はゼロとなりました。5人同期がいたのですが、ついに僕一人になりました。一緒に新入社員芸をやった中の5人です。赤レンジャー、青レンジャー、黄レンジャー、緑レンジャー、桃レンジャーの5人です。初めに会社を辞めたのは青レンジャーです。彼は公務員になると、公務員の専門学校に通って、仮面社会人として過ごしていました。今は結婚して世田谷区役所の役員として頑張っているらしいです。慶応大学卒で僕と同じく営業職の配属に納得していなかったのですが、僕との違いは行動に起こすことですね。次に辞めたのは緑レンジャーです。彼女は今流行りの出来ちゃった結婚ってやつで旦那の転勤とともに寿退社です。彼女とは仲良かったです。友達を紹介してもらったりしたけど、旨くいきませんでしたね。今はもう5歳の子供を持つお母さんです。この前会ったときは、あんまり変わってなくて、ママって感じじゃなかったけど、子供と一緒だと違うんでしょうね。続いて、桃レンジャーです。彼女とも仲良くて、よく二人で飲みにいったりしてました。会社に飽きたというか、給料の低さが嫌になって、転職しました。ファイナンス系の社長秘書になりました。で、暫く会ってなかったら、会社辞めて、旦那さんになる人とアメリカ生活をしていたそうです。今はめでたく結婚式待ちのニートだそうです。最後に2月に辞めたのが赤レンジャーです。彼は既に社内恋愛で結婚しているのですが、なんと会社辞めて単身アメリカへ留学するとのこと。嫁も心が広いというか、不思議な人ですね。ということで、4人とも結婚してそれぞれの人生を歩んでいますが、黄レンジャーこと私は会社に残って、流れるままに進んでいます。何もないまま32歳になってしまいました。来年は33歳、再来年は34歳、とあっと言う間に年を取っていってしまうのではないかと、悩んでいる今日この頃です。事業部より大きなくくりで、事業本部というくくりの同期が24人いるのですが、会社辞めた人は結構います。結婚している人も多いし、子供のいる人も多いです。独身は半分以下になってしまいまいた。会話も育児の話になったりすると入れなかったりします。結婚して子供作ることが全てだとは思いませんが、やっぱり家族っていいなって思います。仕事も家族のために頑張ろうって思えるんでしょうね。一人身だとなんとなく頑張らなくてもいいじゃんって気がして、海外旅行とか、飲みとかのことばかり考えて仕事してしまうんですよね。本当はもっと早く家族を持ちたかったんですけど、なんか人生設計を失敗したというか、積極的な人生設計をしていかなかったんですよね。自分に足りないのは何か?それは「自信」です。自信がないんですよね。自信過剰も困り者ですけど、「自信」がもてるっていうのは大切だと思います。手に職があるわけでもないし、これと言って誇れるものもない、自信がないんですよね。もっと自信をもって積極的に人生設計をすれば、今頃は家族をもっていたかもしれませんね。とにかく、来年度は自信がもてるように自分を磨いて、人生設計を立て直します。来年度の目標は「行動する」です('06/03/18)。


エッセイのホームページに
戻る 戻る

satoru@sumadore.com