上原山岳会の話

 本日でエッセイは最終回です。1999年3月に上原山岳会に出席しました。以前から活動しておりましたが、私が参加してからホームページで記事を公開することにしたので、私が参加した回を第一回とさせていただきました。会長は高畑さんというローソン代々木上原店のお客様です。メンバーはローソン代々木上原店のアルバイトをしている鳴海さんとアルバイトをしていた鈴木くんです。鈴木くんは夜間大学時代の同級生です。夜間大学も代々木上原にありました。鈴木くんとは卒業旅行でグアムに行った仲です。大学に入ってからも一緒にニューヨークへ行ったり、彼がヘリコプターの免許を取りにアメリカへ行った時に遊びに行ったりしました。私の第一回、第二回、第三回の海外旅行は彼と一緒だったわけです。海外旅行をするきっかけを作ってくれた友人です。そんな彼に上原山岳会に誘われて、行きました。もしかして、女性がいて仲良くなれたりするのかという淡い期待もあり参加したもののいたのは、高畑さんと鳴海さんの2人だったのでした。一番最初に行った山は鶴巻温泉にある弘法山です。実家の近くの山でしたが、それまで山に登ることなんてちっとも興味がなかったのですが、山岳会はその後も月に1回のペースで開催されました。4月の第二回はメンバーが一人増えましたが、女性ではなく同じくローソンでバイトしていた村山くんです。そして、5月の第三回に待望の女性マンバーの参加です。鳴海さんの彼女の小林さんと鈴木くんの友達のサワコちゃんです。しかし、6月の4回目はまた第一回の男メンバー4人に戻るのでした。7月は小林さんを入れた5人。8月は参加メンバーが9人となりました。外国人メンバーも加わります。この辺から、来るものは拒まずの山温のグローバル感が出始めたのでしょうか。9月はお休みで、10月に一泊の山も開催されました。そんな感じで毎月の山岳会が続きました。山岳会と言っても、ただの集まりですので、欠席しちゃいけないなんてこともないですし、好きな時に好きな人が行くって感じです。ただ、定例会のルールとしては、鳴海さんが参加していることですね。何故か高畑会長が欠席でも定例会として成立してしまってました。そんなこんなで、いつしかホームページを更新するのが楽しくなって来て、ホームページの更新したさで山に参加する日々なのでした。書いてる文字量も増えていきます。そして、第24回目の2001年5月27日の山岳会で鈴木くんは嫁さんと出会うのでした。後にも先にも例の無い上原山岳会で出会ったメンバーでの結婚です。その後も連れてきた彼女と結婚ってのはありましたが、山で出会って結婚てのは最初で最後です。最後かどうかはこれからですが。第60回目の2004年12月に第一回の山でのウェディングケーキ入刀が行われるのでした。そして、ついに第100回目の2007年12月を迎えます。これにて最終回って話もありましたが、ホームページをリニューアルして、「山と温泉のための日曜日」というタイトルで継続されました。その後、「山温」というロゴができ、「山ごはんと温泉の日曜日」にタイトルを変えました。ホームページの文字量は半端なく増えて、いつしか山へ行ったその日に更新するという神業を自分に課すのでした。まー、慣れてくると以外とできるもので、取りえず公開して、徐々に直すスタイルでホームページを公開するのでした。そして、ついに3月20日に通算200回を迎えることとなりました。201回目はあるのかないのかで言うとあります。ホームページをリニューアルして、また1回目から始めたいと思っております。さて、人はなぜ山に登るのか。そこに山ごはんがあるからって山温のTOPページには書いておりますが、これは考え深いです。山頂からの眺めを求めて、山に登るのですが、この山の会は雨天決行の時があります。まさに自己満足です。個人的に言うと「そこにホームページのネタがあるから」なのです。毎回、ホームページのネタを探して山に登ってるって感じですね。だから、何かが起きるとワクワクしちゃいます。道に迷ったりだとか、動物に出くわしたりだとか、雷なったりだとか。とにかく、ホームページにネタを提供してくれる人は大歓迎なのです。そういった意味で、山温は上原山岳会以上に外国人メンバーが増え、上原山岳会のメンバーからは、この会はいったいどんな方向を目指しているのでしょうかと聞かれてしまう状態なのでした。外国人参加と言えば、上原山岳会時代に高尾山で出会ったアメリカ人のアンディーが筆頭です。通算200回の中、後にも先にも山で名刺を渡して、メンバーになったのはアンディだけでした。そして、山温の発展を手伝ったメンバーが中国人の王さんとベトナム人のサングさんです。鳴海さんの勤めるお店のお客様です。特に王さんは積極的に泊まりキャンプの幹事をしてくれたり、忘年会の幹事をしてくれたりと頼れるメンバーです。王さんが誘った中国人の友達が中国人の友達をよんで、中国人ネットワークが広がりました。特に女性の学生が多く、卒業しても参加してくれる人が多いです。日本人メンバーは1回ぽっきりが結構多いですが、続けて参加してくれる人がいるのは助かります。この200回を振り返ると女性メンバーの存在は大きいです。なんせ、おじさん4人ですから、続ける理由は女性メンバーと触れ合えるからって気持ちはなきにしもあらずでしょう。上原山岳会で言ったら、鈴木くんの奥様の田村さんの存在が大きかったです。第1回〜25回くらいは、男性メンバーで下ネタありで楽しく過ごせたでしょうが、これが50回、100回となると男性メンバーだけでは続かなかったことでしょう。第24回からほぼ毎回のように参加してくれた田村さんです。50回を超えて、60回で鈴木の嫁さんになってしまい、他3人のテンションだだ下がりとなるところでしたが、伊藤さんと前北さんの2名の田村さんに続いて活躍する女性メンバーを作ってくれた功績も大きいです。田中(妹)さんと小林さんという活躍する女性メンバーも加わり、75回を超えました。といっても75回目は創立の男3人だけの出席者になっておりますが...。75回を超えたあたりで、伊藤さんと前北さんは脱会してしまいました。田中(妹)さんも80回を超えたあたりで、音信不通となりました。後半は男性だけの時も多いですが、小林さんとアンディの友達の野口さんの参加でなんとか持ちこたえ100回を迎えました。100回目も男性メンバーだけなのです。そして、山温に変わり、スタートダッシュは野口さんに頑張っていただき、110回を超えるあたりまでは小林さんに頑張っていただきました。120回くらいまで男性だけの回が多くなりますが、再び野口さんの参加が増えてくれました。そして、130回から150回くらいに、吉田さん、島村さん、井上さん、山田さんという大人の女性メンバーが活躍します。この頃から男性メンバーの王さん、サングさんも加わり、友達ネットワークが広がります。150回あたりに参加してくれた中国人女性の趙さん、陳さんが非常に頑張ります。学生ネットワークが広がり、大人女性メンバーが来なくなってしまいましたが、後半は中国の女学生の台頭です。趙さんと陳さんの頑張りに、明日の山温を担うのはこの二人だと予感がしてましたが、ハズレました。二人とも来なくなりました。175回以降の後半を頑張ってくれたのは、李さん、舟さん、修さん、モエさん、任さんという中国娘と藤冨さんという日本人女性です。高山の回は大人の女性メンバーである島村さんが金子さんという男性メンバーとともに頑張ってくれました。あとは家族の回が増えて、鈴木家、中川家、関根家、宮内家と子連れ参加で会を盛り上げてくれました。200回を迎えて、祝賀会もやりましたが、4月からまた普通に山岳会が始まることでしょう。次は誰が頑張ってくれるのか、新しいメンバー発掘も300回を迎えるためには必要となるでしょう。300回を向けた後は、高畑さんが戻ってきたらネタ的には面白いんですけどね。「帰ってきた上原山岳会」ってタイトルにして。次は「上原山岳会エース」、「上原山岳会タロウ」、「上原山岳会レオ」、「ザ・上原山岳会」、「上原山岳会80」、「上原山岳会ティガ」、「上原山岳会ダイナ」、「上原山岳会ガイア」、「上原山岳会コスモス」、「上原山岳会ネクサス」、「上原山岳会マックス」、「上原山岳会メビウス」、「上原山岳会ゼロ」、「上原山岳会ギンガ」、「上原山岳会ビクトリー」、「上原山岳会X」と続けられます。なんのこっちゃ。兎に角、300回を目指して、引き続き頑張ります。皆様の参加をお待ちしております。ということで、エッセイの最終回はエイプリルフールです。上原山岳会2nd seasonこと「山温」が最終回を迎えた話でした。上原山岳会3rd seasonもよろしくお願いします('16/4/1)。


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