ベタな話ですが、僕はコロナビールが好きです。以上。もちろんそんな話ではないです。コロナ騒ぎになったのはいつ頃からでしたでしょうか。島国日本に住んでいると対岸の火事の癖がついているので、どんな海外ニュースを聞いても対岸の火事に思えてしまうのが日本のまずいところかもしれません。2003年にSarSが流行って大騒ぎになりましたが、またSarSの時と同じでしょくらいに考えていた人が多いのではないかと思います。鶏インフルエンザもちょと恐怖を与えましたが、日本では養鶏所の人が困ったくらいで、身近には感じませんでした。ウィルスの漫画や映画が流行ったこともありますが、漫画や映画の世界でしょって感じで観ながして、いつの間にやら平和ボケというか平和な日々が続きました。映画「感染列島」を観て、コウモリが病原体だったような記憶がありますが、それが現実世界に訪れてきました。この映画をアマゾンプライムで観られたので、見直しましたが血を吐くウィルスで、当時はきっと現実味に感じなったんだろうなって思いました。ところどころで描写されている今と同じ状況がありました。スーパーの買い占めや人工呼吸器の不足です。日本ではマスクは未だに手に入りませんがトイレットペーパーは普通に売ってます。これが血を吐くウィルスだったらスーパーに行くのすら恐怖になりますが、買い占めは確実に起きるでしょうね。2009年の映画ですからネットスーパーは今より流行ってなかったので仕方ないとして、買い占めの混乱は見事に当たっていると感じました。もっともこれは予想というより、オイルショックの経験で描かれているものとは思います。それから一番切なくなったのが、人工呼吸器の利用者の選択です。人工呼吸器を使ている子供が助かる見込みがないということから、別の助かる見込みの人につけかえるところです。命の重みは平等だと言っても、現場でこの判断をすることになる医者や看護師の辛さを見事に描いていると思いました。イタリアやアメリカでは医療崩壊が起きており、実際にこの選択をしている現場があるのだと思うと心が痛くなります。皆さんはトロッコゲームをご存じでしょうか。私もこのイタリアの医療崩壊のニュースで初めて聞いた言葉だったのですが、実際に自分がこの選択をする当事者になったらと思うと、本当に怖くなります。Wikiから抜粋しますが、「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という形で功利主義と義務論の対立を扱った倫理学上の問題・課題がトロッコ問題です。感染列島では更に子供の人工呼吸を付け替えた患者が死にます。これは精神的に耐えられるものではないと感じます。それが現実世界で起きているのですから、怖いことです。血を吐くようなウィルスではなかったのが、不幸中の幸いと言ったら、コロナウィルスで亡くなっている人には失礼ですが、日常とほぼ変わらずにステイホームするだけで済んでいるのは良かったとは思います。ただ、この先には大不況がまっているし、犯罪も増えていくことでしょう。元通りの平和ボケできる世の中に戻るにはしばらく時間がかかると思います。もう1つ、ウィルスの漫画で思い出すのが20世紀少年です。ツイッターでも話題になていますが、「WHOの発表では現在死者の数は1日あたり1000から2000と推測されるとし...」というニュースに対して「おっそろしいなぁ」「こういうニュースに慣れちゃっている自分がだよ」という脇役のセリフです。コロナウィルスでも世界の死者が15万人いて日本でも100人を超えているというのに、ニュースに慣れてしまっている自分がいます。裏では医療従事者や飲食店関係者が大変な思いをしていることに鈍感になるというか、目をそむく日常です。こんなことを20年前から書いていた浦沢直樹は天才だとつくずく思います。最近ではアベノマスクでへんにネットニュースで叩かれていますが、まー、見たまま描いただけで、批判されるってのは批判する側もアベノマスクに疑問を感じているからだというメッセージ性のある行為だったのかもしれません。マスクの購入先が名もない業者だったこともニュースでは叩かれてました。ちょっと考えれば叩かれること分かるだろうと思うけど、政権を長年持つとこういうことに麻痺していくんだろうというニュースでした。そんな20世紀少年も全巻読んでて、ウィルス怖いなーとか思った記憶がありますが、実際にそれが近くに来るとは思いもよりませんでした。20世紀少年の世界では人工的にウィルスを作り、そのワクチンを作るという競争を楽しむ人がいて、ウィルスをばらまくという悪者がいるという世界です。そんな漫画の世界が実際に行われているんじゃないかと、今の日本人というか世界の人たちは思っているのではないでしょうか。漫画の影響なのか、情報操作で頭がやられているのかは分かりませんが、中国が故意的に作ったウィルスという説が非常に拡散さえれています。それを支えるのがWHOの情報です。WHOと中国の対応の話については、ネットニュースだけではなく、あらゆるメディアで流れてくるので、日本人はこの説を信じている人が多いと思います。そう言っている自分も洗脳されているのかは分かりませんが、信じてしまっています。英語で聞いてるわけでもないですが、当初からWHOのニュースは見てました。WHOは人には感染しない、パンデミックではない、1国を責めるなといった話をずっとしてました。旧正月で人がいっぱい動くというのも大丈夫なのかって思った記憶があります。WHOが大丈夫って言ってるから大丈夫なんじゃないかなー、そのうち騒ぎも終わるっしょって感覚でした。瞬く間にこの状況となりました。誰もが疑問に思うのはなぜWHOに情報が入っていたのに、春節前に止められなかったのかです。春節前に止められなかったことや、台湾の情報を無視したことが挙げられているのに、デトロスWHO事務局長は非を認めず、それどころか「対応は振り返れば初期の行動は正しかった」とか「世界はWHOに耳貸すべきだった」 とか言っているとのことです。このニュースを見た日本人の大半は憤慨していたことでしょう。私もなんでこの人は辞任しないのか不思議でしょうがいないです。そして、アメリカのトランプ大統領が拠出金を止めるというニュースの後に、中国が拠出金を上げたというニュースです。もう情報戦が始まって、日本人の頭を「中国が人工ウィルスをばらまいた」の洗脳が始まっているんじゃないかと勘繰ってしまうニュースばかりです。漫画やドラマばっかみていた私としては、更にその先を疑ってしまうのです。デトロスWHO事務長官の存在は何かを隠すための操り人形なんじゃないかってことです。世界の人類の目をデトロスという無能なおっさんという存在に向けることで、裏ではもっと恐ろしいことの隠ぺいが始まっているのではないかということです。思えばアメリカのインフルエンザでこんなに人が死んでいるんだって驚いたのが、コロナウィルス騒ぎより前の話です。死者1万4千人ってなんか異常だなーって思ったのを記憶しております。もしかしたら、コロナウィルスはアメリカが先なんじゃないのかって脳裏の片隅で思っていたら、今度は中国外務省の副報道局長がアメリカ起源説をツイートしたというニュースが出ました。こりゃー、もう情報戦争が始まっており、これが第三次世界大戦の始まりなんじゃないかっていう恐ろしい勘繰りが始まりました。いつまでたっても起源がはっきりしないのは、どちらかが何かを隠しているのか、あるいはどちらも隠しているのか。実は私の頭にはもっと恐ろしい説があります。既にウィルスは全世界にばらまかれているのではないかということです。また漫画の話ですが、「寄生獣」の世界です。パラサイトが宇宙から降ってくる。あのイメージです。『地球上の誰かがふと思った。「人間の数が半分になったらいつくかの森が焼かれずにすむだろうか....」地球上の誰かがふと思った。「人間の数は100分の1になったら、垂れ流される毒も100分の1にんるだろうか....」誰かがふと思った「生物の未来を守らねば......」』という世界です。同じくアマゾンプライムビデオで寄生獣の実写映画を観ました。久々に「寄生獣」の世界感を観ましたが、やっぱり岩明均も天才ですね。特に人口が多く、汚染問題のある中国には特に多くウィルスがふってきたのかもしれません。そして、日本に降ってきた1つが9月に私のところに落ちて来ました。原因不明の高熱とふしぶしの痛み。インフルエンザとは診断されませんでしたが、未だに原因不明のできごと。ウィルスは残念だと思ったかもしれませんが、ミギーになることもできず私の体から消えていきました。まー、誰かに感染させることもなく、臭いの変化も味の変化もなかったので、それは、コロナとちゃうなーっていうミルクボーイ風のつっこみを受けそうです。今回のコロナウィルスの脅威はなんといっても「感染する危険性」と「感染させる危険性」です。特に後者が怖いのは、無症状の人が感染させる危険性です。自分がコロナだということの自覚がない人でも他の人に感染させてしまう危険性があることです。これはまともな人なら心労がたたってしまいます。まともじゃない人たちはパチンコ店に行って、「パチンコするのは自己責任だからいんじゃないか」とかインタビューで答える始末なわけです。つまり、自分がどんなに「感染する危険性」を気を付けても、感染させる人はどんどん増えてきて、挙句の果てには気を付けていた自分が感染させる人になっている可能性もあるということです。自分は死にたくないし、死なせたくない。そう思ったら、簡単に外には出られないと思いますが、日本は「ステイホーム」とか「3密」とか言ってるだけで、当初の自粛から何もかわらず、強制力のない状態をダラダラと続けています。こんな時に強いのは社会主義の国なのかもしれません。中国の様に2週間外にでたら殺されるような状況が法で作れたら、コロナより怖いのでステイホームを守るでしょう。3密なんて緩いことも中国では言ってないでしょうね。1密でも犯すなよって命令が出てるんじゃないでしょうか。3密は小池都知事もユーチューブでヒカキンと言ってましたが、「3つが同時に起きるようなところは避けましょう」という視聴者のとらえ方によっては、「1密はいいよね」と思われかねない情報発信をしていたように思います。今もスーパーには人が群がっているし、きっとゴールデンウィークにはダメだと言っても帰省する人がわんさか動くでしょうね。吉村府知事は「パチンコ店は3密になりうる」として、自粛しないパチンコ屋を公開しましたが、逆効果で府外からパチンコを求める人が集まる始末です。とバイネームで批判しているように聞こえてしまいそうですが、小池都知事も吉村府知事もともて素晴らしいと思っています。もし、自分が知事だったらと思うと恐ろしいです。この状況で都民、府民にメッセージを発信し続けて、決めるところをきちんと決める素晴らしい人たちだと思います。見えないところでも非常に苦労していると思います。パチンコ店公開だてって議論の結果のものであり、結果的に大阪府のパチンコ店を全て閉じることに成功したわけです。府民として誇りに思います。それに比べるとアベノマスクなんて、サンドイッチマン伊達のモノマネと「ぬのマスク2枚」のちどりノブの「イカ2貫」ツッコミしか浮かびません。なんて、自由に言える日本でよかったなーとも思います。中国では最高指導者の悪口なんて思っても書けないでしょう。書けないけど、こういう危機に晒された時は国民の統制が力でとれる中国の方が強いですね。それでも多くの日本人はまじめですし、衛生面は整ってますし、医療も高度ですので、数字の上では死者はアメリカやイタリアと比較すれば少ない数に抑えられています。今は日本人の力を信じるしかないですね。コロナの怖さを知らしめた日本人と言えば誰がなんと言っても志村けんさんです。幼い頃から8時だよ全員集合派で、カトちゃんケンちゃんを見てPCエンジンで遊び、だいじょぶだで腹をかかえて笑って、未だにバカ殿様の番組録画をする私としてはショッキングなニュースでした。3年前に録画していたドリフターズ4人が集まった志村けんのだいじょぶだを観返しました。子供たちも笑ってました。素晴らしい日本の宝をコロナで一瞬で失ってしまったわけです。有名人の死が日本の感染拡大を止めたことは否定できないと思います。その後に岡江久美子さんも亡くなり、治療中での感染の怖さを知らしめたと思います。石田純一さんはバカな行動すると叩かれるよってことを知らしめたって感じですけど。ただ、ちょっと日本が怖いのは感染者叩きですね。感染すること=悪になってきているので、感染したことを言うことすらできない状況になってきています。これって中国を批判できるような行動じゃないと思います。私も現地でしかできない仕事があるので、非常事態宣言後も出社していますが、出社=悪のようになっております。ましてやそれで感染したら犯罪者になります。もちろん、出社したくて出社しているわけではなく、スーパーなどのITを支えるためには出社も必要になります。批判している人たちは、普通にスーパーで買い物して、薬やで薬を買って、それがなぜできているのかを考えない人たちともいえるでしょう。インターネットが繋がり、電気が使えて、水道から水が出て、お風呂に入れて、トイレが流れる。このあたりまえがあたりまえにできていることには、危険を承知で働いている人たちがいるということも考えないといけません。その人たちが感染したからといって何を非難できるのでしょうか。悪いのはコロナウィルスであって、感染した人ではありません。もっとも、感染防止に努める行動をした上での人たちであって、パチンコ屋で感染した人たちは非難してよいですけどね。というか、ネット住民で叩くのではなく、国がきちんと叩くべきだとは思います。パチンコ業界に癒着まみれの国にはできないので、自治体がやっているのかもしれませんが、法律の見直しが必要な時期が来ているのではないかと思います。そんな私も2月にコロコロチキチキペッパーズと天竺鼠が無料で見られるというネット情報により、イオンモール茨木へ行ってきましたが、3月になってイオンモール茨城で感染者が出たというニュースが出て、ドキドキしました。幸い行った日の後に働いていた契約社員ってことで、接触は全くなかったのですが、非常事態宣言前とはいえ感染していたら非難あっていたでしょうね。なんせ、コロチキ観てコロナってネタになっちゃいますから。それにしても埼玉のK1感染者が感染していたってニュース全く見なかったけど、本当ですかね。その後に都の感染者が異常に増えましたけど、あれだけ騒ぎになって、感染してたら言えないだけじゃないかと思ってしまいます。完全に叩かれますからね。司会していた長嶋一茂さんもネットニュースでは非難されてます。コロナニュースのコメンテータやるなら、司会者を断って開催を止める動きもできたでしょうに。それから、国ができないことのもう1つが高齢者への批判です。有権者の大半が高齢者の世の中ですから、高齢者の批判はできません。最近見たネットニュースでは、子供は感染リスクはほとんどなく、感染させることもなく、感染させるリスクはほとんど高齢者であるというのがありました。データに基づくものだとありましたが、これが事実だとしたら、これまでの休校はなんだったのかという話になります。高齢者を自宅待機にして、若い先生が授業をすればよかったのではないかという話になります。もっとも、未知のウィルスですの結果論ですから、国の政策を非難することではないです。しかし、その事実があるのであれば、もっと早く休校解除を判断されるべきだと思いますが、有権者である高齢者を非難することはできないではないでしょうか。また、区立や市立は高齢者の先生が多いのも事実と思いますので、若い先生だけに任せる体制が取れないという事情もあると思います。いずれにしても政治的な「判断」が求められ、判断が遅くても誤っていても否定される状況の中、多くの忖度をしている政党では良い判断がされないでしょうね。経済活動も戻さなければ、コロナとは違う多くの死者が出ると思います。フランスではコロナウィルスとつきあうための宣言がされました。日本の首相がこのような宣言をできる日が来るのでしょうか。コロナウィルスを正しく恐れるためには、この国のトップが早々に国民へのメッセージを伝えることが重要だったと思いますが、国民への熱いメッセージが贈られることが、現時点では無いように感じます。しかしながら、独裁政権ではない日本が、忖度をするのは仕方がないことだし、これでまで国民に自由を与えてきたわけですから、こんな時だけ、独裁者のメッセージを求める日本人も間違っているのかもしれませんね。ゴールデンウィーク真っただ中です。まだ2日が過ぎただけですが、このまま8日間のステイホームが続くので、コロナ疲れで倒れてしまいそうです。これも経験だと割り切るしかないですね。先日の日曜日に父とビデオ通話をしたところ金曜日に38度以上の熱が出たことを聞きました。平熱に戻ったとのことで安心はしましたが、翌日は会社に行くと言っており、無理はしないように伝えました。安静をみて休暇をとってくれました。もし家族がコロナで倒れたらと思うととても怖いです。特に高齢の人が感染したらとても心配になってしまいます。高齢者がかかりやすくて、高齢者が高齢者に感染させて、高齢者の重症化がほとんどだという話を聞くと、前述の寄生獣のように本当に人類の間引きなんじゃないかとか思ってしまいますが、実際に地球における自然の摂理が間引きをしたとしても、自分の肉親が倒れることを了承できる人なんていないはずです。愛する人を守るために、今、一人一人ができる行動があるはずです。基本的にはステイホームです。免疫力を落とさないためにはキープムービングも大事です。密にならない場所でのジョギングや散歩は悪ではありませんが、外出時にはマスクの着用です。マスクは意味がないと言われてますが、手に触れたものを簡単に口に触れさせないためにもマスクって重要なんじゃないかと思います。そして、最後にうがい手洗いです。コロナウィルスを正しく恐れて、重症患者や死者をなくしていきましょう。そして、その先には間接的な死者をなくすことも重要です。政府から配られた10万円は使い切って経済を活発化させましょう。ステイホームの先にある楽しいことを想像して、今は我慢をしていきましょう。人類は多くの危機を乗り越えて、多くの経験から学び、今日に至っています。人類の暦に比べたら、外に出られないゴールデンウィークなんてちっぽけな時間です。人生100年の時代にしても、どこも出かけれれないゴールデンウィークが1年あっても他の99年のゴールデンウィークが楽しめればよいじゃないですか。来年、再来年に同じことを繰り返さないためにも、直近のひとりひとりの行動を大切にして、アフターCOVID19のニューノーマルの世界を楽しむために、今を乗り切って、明日に繋げていきましょう。
以上('20/5/1)。