オーストラリア-シドニー日記

 シドニーに行ってきました。きっかけはミャンマー人のお友達です。ミャンマーから帰ってきて、またどこか行きたいねーって話をしてて、沖縄でも行こうって話をしていたのですが、仕事で行けず。今度は友達の親戚がいるってことで、シンガポールかオーストラリアへ行きましょうって話をしてました。そして、夏休み間近になって突然メールが来るのです。しかも、いきなり「Re:[AB-ROAD.net] Answer for your inquiry」のタイトルでCCです。2名の予約を以下の日程で行いたいってメールです。おいおーい。まだ休暇取得の調整できてないよ。半ば強引に日程決定。ちょと安いって理由で8月11日〜8月17日です。僕の夏休み予定は8月6日〜8月15日なのですが、2日有給休暇プラスして申請しました。その後、突然仕事が忙しくなり、周りの人に「海外行きます」なんて言えない状況に。危うくプラス2日の有給を取り消される状況に陥るところでした。8月1日の週は猛烈に仕事をしました。なにもかもオーストラリアのためです。なんとか有給は認められたものの連絡が取れる体制にしないといけない状態。なくなくパソコンを持って海外へ旅立つのでした。オーストラリアといえば今流行っているのは「エアーズロック」ですね。セカチューです。ミャンマー人の友達はそんなん興味ないので却下。というか、シドニーから国内便で行くとすごい高いし1日潰れるんですよね。日程短いのでまたの機会にすることにしました。事前打ち合わせの結果、シドニー、ブリスベン、ゴールドコーストへ行って過ごす。いつものような細かいタイムスケジュールは組まずに友達まかせな旅行であります。シドニー←→ブリスベンの国内便も、ホテルの予約もお友達まかせです。

<スケジュール(予定)>
8/11 大韓航空にてソウル経由でシドニーへ
8/12 シドニー到着、パラマタのホテル泊
8/13 ブルーマウンテン、パラマタのホテル泊
8/14 ヴァージンブルー航空でブリスベン、友達宅泊
8/15 ゴールドコーストへ、ゴールドコースト泊
8/16 ヴァージンブルー航空でシドニーへ、大韓航空でソウルへ
8/17 ソウルから成田へ

そんなわけで、いつものように「オーストラリア日記の話」スタートです。

2004年8月11日(水):晴れ
 8月6日から始まった夏休みですが、8月10日までの5日間、何をしていたのでしょう。それは、実家とラーメンでした。夏休みの思い出としてはあまりにもしょぼ過ぎる。海外旅行へ行けてよかったと改めて心に染みるのでした。思えば、前回のエッセイを書くために夏休み初日から「めとき」という新大久保の店を目指したものの早めの店じまいに会い、やけくそで立て続けに田端と目白の2件のラーメン屋をハシゴするというしょぼい夏休みスタート。翌日は念願の「めとき」でラーメン食べて山手線ラーメン制覇して満足気に実家へ帰り、実家で何をしたかってーと、特に思い出もなく「サンダーバード」と「シュレック2」の映画を見たくらい。それから、実家に帰ってまで、高座渋谷の中村屋でラーメン食べました。そして8月10日は友達と次回海外旅行計画を立てるために新宿で飲み、東大和市までわざわざ究極のラーメンを求めて行ったのですが、閉店しおり、跡地にできたラーメンがイマイチでガッカリして帰ってきたというしょぼい夏休み前半を終えて、オーストラリアに向かうのでした。前日まで悩みに悩んだのが服装とカバンです。ご存知の通り、夏真っ盛りの東京とは逆にシドニーは真冬です。どこまで寒いか想像つかないのですが、秋くらいの格好ということで、パーカーとスェートくらいで落ち着けました。カバンは散々悩んだ結果、いつもの山岳会で使ってるリュックにしました。なにが問題って、パソコンなんですよ。手提げじゃ重いのでリュックにしようと思うのですが、観光するにしては、邪魔なんですよね。結果オーライって感じでしたが、もっとコンパクトなPCが欲しいです。あと悩んだのが成田への経路、蓮沼に住んでると結構悩みます。五反田行った方がいいか、蒲田まで歩いた方がいいかです。京急蒲田が近ければこんなに悩まないんですけどね。前日、散々悩んで10時に起床して、まだ悩んで、昼飯食わずに出発です。結局、五反田経由で京成で行くことに決定。3時前に成田空港第一ターミナル到着です。20分遅れで友達到着しました。いつものようにカバンのセキュリティーチェックです。チェックシールを貼られたのですが、髭剃りを取ろうとしてチェックシールを破ってしまいました。ちょっと不安でしたが、何も言われなかったので、大韓航空のカウンターでチェックイン。受付はちょっと可愛いかったけど、大韓航空ってなんか、イメージ悪くないですか?韓国で言えば「JAL、ANAだ」って友達が言うのですが、どうも僕の中では危ない航空ベスト10入りって感じです。友達は旅なれてるって感じで、避難通路のところの席を予約。スチュワーデスが座るシートの前ですね。あそこの席はスチュワーデスのスカートが...ってそんな話じゃなくて、足が伸ばせるって話です。エコノミーなのにすごい広々空間ってやつですね。隣の席は韓国人のおっちゃんです。さすが、大韓航空、選択肢も無く「焼肉丼」が機内食として出されました。しかも、美味い。そして、飛行機は長崎を越えてソウルへ到着です。乗り継ぎはいい便だったので待ち時間はありまりありません。一応、メールチェックってことでYahooサービスカウンターで50円払って、友達と5分づつ、10分のインターネットメールチェックです。そして、シドニー便へ。窓際の席には韓国人の若い女の子と思ったけど日本人でした。周りを見渡すと窓際にはかわいい女の子が集まっています。なんだ、大韓航空の桜か...?。僕は通路側だったので、残念ながら、話すこともありませんでした。そして機内食です。「ビーフ or ビビンバ」。え!ビビンバ。流石、大韓航空。当然、ビビンバを選択。周りでビーフ食べてる人のを見たら、ちょと美味そうだったけど、ビビンバも美味い。驚いた。チューブに入ったケジャンが決め手です。機内映画ですが日本語字幕も音声もなく、韓国語判らないyoなので睡眠です。飛行機の中で一日が終わるのでした。

2004年8月12日(木):晴れ
 やったら揺れます。もう僕の人生終わりなのかなーなんてことが頭をよぎり、5時に起こされる。朝の機内食です。耳を傾けるが聞き取れません。オムレツとなんとか。お粥でした。普通にオムレツ頼みました。そして飛行機はシドニー空港に到着です。あんだけ揺れたけど、着陸はうまくてビックリ。さて、難関の入国審査ですね。と、思ったけどすんなり入れました。エアポートリンクという電車とローカル線を使ってPARAMATTAという駅まで行きます。ここで友達の親戚が待っているそうです。エアポートリンク高いです。たった10分しか乗らないのに11A$もかかります。寒いです。冬です。電車はCENTRALという駅に着いて乗り換えです。ちょと迷ったけど無事に到着。約1時間弱で到着。そこで待っていたのは若い女の子でした。親戚って言われた瞬間におじさん、おばさんを想像してました。従姉妹だそうです。その従姉妹の友達もいたので、Nice too meet youの挨拶。その後、この人とは会いませんでした...。そして僕らはその従兄弟の従兄弟が住んでいるマンションへ行くのでした。犬がお出迎えをしてくれました。妙に人懐っこい犬です。マンションは206号室。僕と一緒だなーって思ってたのでうが、よくよく考えるとオーストラリアは1階をグランド、2階を1F、3階を2Fで表すのでした。ということでここは3階です。旅の疲れを癒すためにシャワーを浴びました。ここで、僕が一度やってみたかった南半球実験をしました。水をためて抜いた時の渦の回転方向が北半球と違うのです。ってよく考えたら北半球でどっち周りなのか判らないので終了。そして、従姉妹が焼きそばを作ってくれたのでお食事タイムです。僕は英語が下手なのでコミュニケーション取れません。ミャンマー語はもっと判りません。でも、チェズディンバーデ(おいしい)です。そして、シドニー観光スタートです。電車でTown Hallという駅へ向かって、歩いてハーバーブリッジまで行きます。銀座っぽい街を抜けてハーバーブリッジのクライムツアーの受付に到着。ブリッジの淵を登るってやつですが、高いのでやめます。サーキュラーキーの港を歩いて、ハーバーブリッジ、オペラハウスを背景に記念写真。オペラハウスの中には入れませんでした。ここに大きな岩に潰れた車が置いてありました。いったいこれはなんなんでしょう。ただのオブジェなのかなー。ということでお昼ご飯です。OZビーフでも食べるかなーなんて思っていましたが、連れっていってもらったところはフードコート。僕が注文したのはワンタンメン。注文してから思ったのですが、なんで夏休み前半であれだけラーメン食ったのに、ここに来てまでラーメンなんだ俺。。。そして、タウンホールの街に戻ってシドニータワーへ。22$、恐ろしく高い。後から判ったことなのですがi-maxシアターみたいなオーストラリア紹介を見るスカイツアー込みの金額だったようです。なんも気づかずに、普通に景色見て戻るのでした。これで22$は今までで一番(値段が)高いタワーだ!と思うのでした。そんなしょぼいタワーは登らないとばかりに従姉妹はパス。正解です。地球の歩き方に載ってるウールワース・メトロというスーパーでさっそくお土産購入です。スケジュールがきつきつなので、いつもの教訓を生かして早めのお土産購入です。カンガルーのぬいぐるみを10個買うのでした。5時のラッシュアワーの中、パラマタへ戻ります。マンションには従姉妹の従兄弟が帰ってました。Nice to meet youってことで、本日、泊まるホテルへ案内してくれます。やったら遠い。ホテルはこの従兄弟が予約してくれたのですが、なぜ、ここのホテルを予約したのかちょっと疑問に思うのでした。ホテルは高級ホテルのようです。インターネットが使えます。ここで問題発生。LANケーブルないじゃん。空港で900円で売っていたのですが、高いってことでやめたのです。ホテルにあるだろーなんて甘い考えでした。ということでインターネット使えるのにわざわざインターネットカフェへ行くのでした。1$5分、高いです。メールチェックに2$取られました。LANケーブルを探しに街をぷらぷら。ありました。10A$!。やめました。ということで4人で夕飯です。今度こそOZ料理ですか、と思いきや、PAN JUBというインドカレー屋。3人はカレーをシェアしているのに僕だけ1人1品で食べて、ちょっと意地汚い人みたいなイメージを与えてしまいました。ここで明日のブルーマウンテンツアー予約です。え、今から予約するのかよって感じでしたが、1件目はダメだったものの2件目で予約成立。ホテルに戻ってしばらく親戚同士のミャンマー語会話が続き、親戚はマンションに戻り、消灯。

2004年8月13日(金):晴れ/雨/晴れ
 7時に起きて、予想通り風邪ひいてます。季節の変わり目に弱いんだよね。シャワーを浴びて、セブンイレブンへ向かいます。寒いです。そして、セブンイレブン高いです。600mlのペットボトルが3A$ですよ。「1A$は約90円と計算して戴ければ目安となります。」(世界まるごとハウマッチ風(古!))。冷凍ホットドックと風邪対策のビタミンC入りガムを買って、レンジでチンしてホテルに戻ります。ホテルに戻る間にホットドックはコールドドッグへ変貌。ホテルに戻ってホットドックを食べてトイレに入っている間に親戚再登場です。今日のツアーに4人で行くのです。集合予定時間を30分送れてツアーガイド到着です。小型バスの中にはツアー参加者が既に乗ってます。先ず初めは野生カンガルー見学です。お、いきなりいました。草食ってます。草食ってます。草食ってます。ぜんぜん、カンガルーっぽくないぞ。立ってくれないよ。食事中のカンガルーはサービス悪いなー。ちょっと離れたところにカンガルーの群れがいるじゃないです。そして、ポケットに子供がいるのを発見。感動です。カンガルーっぽい。てかカンガルーなんだって。野生のカンガルーはちと目が怖いですね。しばらく野っ原を歩いてバスに戻ります。クッカバラ(ワライカワセミ)が見えるとかで大騒ぎしてます。さて、バスはブルーマウンテンに向かいます。途中、バスはアイノリが発生。4人の家族と男性一人が途中参加です。男性は女性一人で参加していた人の隣に座って、まさにアイノリ。さっきまで静かだった女性ですが、いきなりテンション上がってます。声でかいでかい。というわけでカトゥーンバという綺麗な街でお昼の時間です。さっきバスの車窓からタイ料理屋が見えたってことで、歩いて向かいます。さすがミャンマー人ですね。ということで歩いて行った先には「CLOSED」の札が...。バスの方に戻ってピザ屋へ入るのでした。またまたここで、3人はピザをシェアしてるのに、僕だけメキシカンラザニア注文してしまうのです。さらに、従兄弟さんがおごってくれて、とっても悪いことをしたような気分になるのでした。お食事が終わってバスはいよいよ世界遺産ブルーマウンテンへ。おー、さすが世界遺産、美しい。ここにはスリーシスターズという岩があります。これはある美しい三姉妹が魔王から身を守るために霊媒師に岩にしてもらったのですが、怒った魔王がその霊媒師を殺してしまったため、三姉妹はずっと岩のままとなってしまったのでした。めだたし、めでたし。と、まったくめだたくない伝説があるのです。スリーシスターズを堪能した後、バスはシーニックワールドというところへ行きます。ここで、シーニックレールウェイで山を下り、ステアウェイで山を登って戻ってきます。って、何が楽しいんだ、ここ。森林浴が出来るってだけの場所ですね。昔は鉱業が盛んだったところらしいです。ちょっとも面白くないので、さっさと戻ります。すると、雨と風ですごいことになってます。すっげー、寒いのでカプチーノを飲んでまったり。そしてツアー終了です。ツアー料金55A$なり。バスはホテルへ戻るのでした。帰りのバスもアイノリカップルが「イエース、イエース」とうるさいのですが、すっかり疲れているのでぐっすり眠れました。そんでもってまたまたインターネットカフェでメールチェック。その後、みんなでベトナム料理屋でフォーを食べるのでした。って、なぜアジアな料理ばっかり食べているのでしょう。あ、メキシコ料理も食べたか。ここのフォーは美味いです。友達の口には合わなかったようですが、ぼくは満足。ここは従姉妹さんがおごってくれました。友達に話を聞いたところ、二人とも学生だとか。おいおい、学生におごらせていいのか俺って感じなのですが、変に断ってお金渡すのもやらしいので、なすがママならきゅうりは婦人。オーストラリアは週給制度らしく金曜日は店を遅くまであけないで、ちゃっちゃと閉めてしまうらしいです。昨日とはうって変わって店がほとんど閉まってます。木曜日はナイトデーってことで遅くまで店を開くところが多いそうです。そして、売店でテレホンカードを買い、電話ボックスからミャンマーへ電話をして親戚同士のワイワイガヤガヤが始まるのです。電話が終わりセブンイレブンで日本には無いライムコーラ・ライトとクッキーを買ってホテルに戻りました。

2004年8月14日(土):晴れ
 4時起床で眠すぎです。5時にチェックアウトをして、駅で親戚と合流です。ドメスティックエアポートまでお見送りに来てくれました。シドニーの駅にはNIGHT AREAと言われる場所があります。ここは監視カメラがついていて夜も安心よという場所です。言い換えれば、夜はここじゃなければ襲われるかもしれませんよってことですね。怖いですね。ちなみに従兄弟さんは襲われたそうです。時間的にはちょっとギリギリセーフって感じでチェックインカウンターへ到着。特に問題も無く予め予約していたヴァージンエアーでブリズベンへ向かいます。窓からはハーバーブリッジとオペラハウスが綺麗に見えます。でも上昇中なので、デジカメの電源入れて写真撮ったら怒られそうなので写真は撮れません。機内のジュースなどは有料です。まー、考えてみれば飛行機っていったってこっちの人たちにとっては新幹線感覚なんだから、「おせんにキャラメル」の売り子な感じでしょ。そして飛行機はブリスベンに到着しました。国内便ですので何のチェックも無くカバン引き取って終了です。さてさて、ここではミャンマー友達の大学時代の友達が働いているってことで車で迎えに来てくれます。暫く探してお友達発見。サングラスをかけたまるい人です。乗ってる車はBMW。儲かっているんですかねー。二人で会話しているときも何故かミャンマー語で喋りません。僕に気を使っているなら英語もミャンマー語も判らないから一緒ですよって感じなのですが、どうも違うようです。ミャンマー語を忘れたらしい。というか、徹底的にオーストラリア人になっているようです。日本人の感覚だったらちょっと嫌なやつってなりますよね。日本人同士なのに英語でしか使わないってなると。まー、2人とも英語が話せるので問題ないのでしょう。でも、ミャンマー好きの友達としては英語でしか会話できないってのは、ちょっと悲しそうな感じでした。車は彼の家に到着。部屋が4つくらいある広い家です。2軒に分かれていて隣は貸してるそうです。つまり、ここは賃貸じゃなくて彼が買った家。んー、儲かってるなー。彼はIT関係の仕事をしているということで、やっと役立つ時がやってきましたマイコンピュータ。さっそく使わせてもらいました。日本語できます。ありがたいこってす。と、思ったけどメールが送れず仕事できず。まー、へんにログたどってオーストラリアから送ってるって知られても困るのでメールをするのはやめました。幸い、緊急性を要するメールもなかったので。しばらく、彼ほったらかし状態でインターネットをやってから、ブリスベン観光開始です。お昼は彼の家の近くのマクドナルドです。OZビーフ・バリューセットを食べました。多分、オーストラリアオリジナルのセットだとふんだのですが、日本で狂牛病が流行ったとき、マクドナルドの肉はオーストラリア産だって聞いたことがあるぞ。ってことは普通のハンバーガーかよ。もちろん、日本のものより大きめですけどね。食事が終わって、マウントクーサという絶景ポイントへ案内してくれました。とても眺めがよいということでブルシベンで有名な場所です。次に僕の希望でローンパインコアラ保護区へ行きました。彼は家に戻るので終わったら連絡してくれとのこと。友達と二人でコアラ観賞です。やっぱ、オーストラリア来たらコアラでしょ。日本人もけっこう来てますね。多分、交換留学で来て遊んでいるのだと思われる学生っぽい人が多かった。ここで、コアラ抱っこができるのですが15$もすし並んでるのでやめときました。コアラは見てるだけでも可愛いですが、なまけもの系なので昼は基本的にやる気なし。コアラの他にもカンガルーが野放しになっているのですが、野生じゃないので触っても問題なしでおとなしいです。その他、元気のないタスマニアデビル、暑さで襟巻きを開く気のないエリマキトカゲ、犬にしか見えないティンゴ、水を掛けられておおはしゃぎのエミュー、セクシーポーズしてるウォンバットなど見所満載です。しっかし、友達は元気がない。やっぱ、ミャンマー語しゃべらないのが辛いのでしょうか。ホームシックな感じが窺えます。そして、BMWを呼んで家に戻ります。彼の家でまったりタイムです。友達は疲れで寝ています。2人で会話も無くオリンピックを見てました。彼がビールを飲まないかというので、お言葉に甘えました。そして、ピザを注文してくれました。今日の夕飯はピザハット。これが美味いので驚いた。おもいっきりいっぱい食べてしまいました。そして友達から予定変更発言。ゴールドコースト泊をやめてキャンベラ泊にするとのこと。飛行機日程変更で+70$、バスで片道35$、3時間というメリットは何?という計画が遂行されるのでした。やっぱりホームシックのようだ。シャワー浴びで消灯。

2004年8月15日(日):晴れ
 6時に起きて散歩をします。なんとものどかな町並みです。聞いた話では家は1800万円くらいだそうです。でも、BMWは1000万円くらいするので、やっぱ成功者って感じですね。朝食はオートミールとコーヒーです。オーストラリアの典型的な朝食だそうです。朝食が終わって、さっそくBMWでゴールドコーストへ行きます。ゴールドコースト観光はサーファーズパラダイスのビーチだけです。夏であればここはトップレスであふれてるようですが、冬ですので泳いでるのは子供かダイバースーツを着たサーファーくらいです。景色は綺麗ですね。建物とビーチのマッチングがよい。そしてゴールドコースト空港に到着。前日にインターネットで予定変更したわりには、チェックインが異様に早くてびっくり。日本だったらなんども確かめられる気がする。今回ちょっと驚いたのが機内の明るさです。物理的な光じゃなくて、添乗員ね。となりに座ってるおばちゃんは暗かったけど、添乗員のテンションが高い高い。最初の救命用具の説明の時から、スチュワーデス紹介をして、最後にスチュワード紹介でオチをつけるなど乗客を笑わせる笑わせる。まー、僕は何を言ってるか判らなかったけど。そしてみんなで記念写真を取り出すのです。乗客みんなピースしておおはしゃぎ。最後にハッピーバースデーのテーマソングが流れ、みんなで本日の誕生日の人をお祝い。テンションが高い。僕の脳裏に浮かんだのは「この飛行機、落ちるんじゃないのか」ということです。飛行機落ちる前ってこんな感じなんだろうなーとか思うのです。でも、飛行機は無事着陸。よかった、よかった。空港で地図を買いました。北半球と南半球が逆になってる地図ね。これぞオーストレーリアーなのです。そんでもって、いつものエアーリンクでセントラル駅へ。セントラル駅では従姉妹がまっていました。一緒にキャンベラへ帰るスケジュールとなったのです。彼女はミャンマー語で話しますからね。やはり、ホームシックだったか(笑)。でも、まー、日本でいくらでも会える僕と二人で過ごすよりは、せっかくオーストラリア来てるんだから親戚といた方がいいですよね。従姉妹と一緒にお昼ご飯を食べる場所を探すのですが、お昼時で空いてる店がみつかりません。さんざん探してデパートのフードコートです。しかも、タイ料理のパッタイ。今、思えば昨日のハンバーガーとピザがオーストラリア料理だったんすかね。しかしながら、パッタイ美味い。こんな美味いパッタイ、タイでも食えないぜって感じなほど美味い。食事が終わってキャンベラ行きのバス待ちです。1時間近く遅れでバスが出ました。バスに揺られて3時間強。あたりはすっかり真っ暗になりました。そして、やっとこさキャンベラ到着です。すっげー寒い。そっか、オーストラリアは南に行くほど寒いんだった。真冬ですわ。とりあえず夕飯です。そろそろ、まともなオーストラリア料理を...と思ったのですが、SHOGUN TEPPAN焼きというお店でしゃぶしゃぶを食べることに。日本語通じるからいっかーと思ったら、店員みんな中国人。でてきたしゃぶしゃぶも中華風(?)。オーナーらしく女性が作るのですが、肉を全部、鍋につっこみます。それはスキヤキだろ。さすがにタレは卵じゃないのですが、ゴマ誰がどー考えてもピーナツバター。日本、なめられてます。流暢な英語で「こんな作り方はしゃぶしゃぶじゃない、日本での作り方を教えてやる!」なんて言うこともできず、すき焼き風中華しゃぶしゃぶを食べるのでした。従姉妹さんに、これを日本料理と思って欲しくないものです。でも、デザートは美味かった。食事が終わって従姉妹のホームマザーが車で迎えに来て、ホテルまで案内してくれます。ホームマザーはミャンマー人なのですが、旦那さんは韓国人だそうです。2歳くらいの女の子も一緒に車で来ました。2人の子供です。ハーフですね。かわいいです。キャンベラREXホテルに着いてチェックインを済ませます。ここで、子供にバイバイと言ってお別れすると「ノー、バイバイ、ノー、バイバイ」と言って泣き出してしまいました。お別れすーるのは辛ーいけど、いい湯だな。って感じなのです。凄い感情豊かな子ですね。「バイバイ=寂しい」の公式が頭に入っているんですね。かわいい。ということで明日も会うのです。

2004年8月16日(月):晴れ/雨
 6時半起床。キャンベラ散歩です。寒すぎて途中で戻ることにする。ほんとに寒い。雪が降ってもおかしくないってくらい寒い。先週まで夏モードだった僕らの体にはきつい。あー、せっかくの短い日本の夏を冬で過ごしていいのだろうかとちょっと疑問に思う寒さでした。ランチを作ってくれているってことで、出発は遅れます。チェックアウトを済ませると、従姉妹が迎えに来ました。ホームマザーとお子様が一緒です。ホームマザーの車でキャンベラ観光です。先ず初めはテレストラタワー。もうどこにでもあるって感じですがテレコムタワーです。ここも登って景色を見ます。キャンベラが緑の多い街だということが判ります。キャンベラは首都なのですが、オーストラリアで首都の指定が必要となった時にシドニーとメルボルンが首都権争いをしたわけです。そして、その中間にある何もない森林を首都としたのです。何も無いところから首都を作りあげたわけですね。それで緑が多いのです。そんなタワーですが、3$くらいですから、シドニータワーと比べたら激安ですわ。この3$もホームマザーにおごってもらったのですが。一番、上まで登って景色を一通り見てまわして、地下にあるオーストラリアの電話の歴史を見て車に戻ります。次に行ったのは国会議事堂です。旧国会と新国会があります。ここで説明を受けて、国会見学で巡回します。おばさん説明員が丁寧に説明してくれます。もちろん、英語です。国会を一通り廻って、車に戻って最後の観光地へ行きます。キャプテンクック記念噴水です。ここでお昼の朝食(へんないい方)です。ホームマザーの作ったサンドイッチを食べます。サンドイッチといってもバターの塗った食パンとソーセージだけです。これにトマトケチャップをぬって食べます。それとゆでたコーンをいただきました。あー、オーストラリア料理とよばれるものは結局食べず終いか。。。食事してると噴水が止まりました。記念写真も取れないままキャンベラ旅行終了です。帰りの飛行機の時間があるのでちゃっちゃとバス停へ向かうのです。そして、ほんとにお別れです。昨日はあった瞬間にノーバイバイで泣いてた子ですが、すんなりお別れです。本当にお別れってことに気づいてないようです。しかっし、こういう状況の子については考えさせられますね。父が韓国人、母がビルマ人、住んでるところはオーストラリア。この子の国民性はどこにあるのでしょう。とりあえずは英語が基本のオーストラリアですので、英語圏にいる分には苦労しないと思いますが、父の地、母の地にきた時にいろいろと考えるのでしょうね。と、10年後のことを僕が考えても仕方がないのでバスは出発です。シドニーまで3時間強、すっげーよく眠れました。途中、雨が降って転記がちょっと悪いです。バスは空港を過ぎてセントラルへ。空港で下ろしてくれればいいものをわざわざ過ぎてくれるのです。下ろしてくれないらしい。3時を過ぎてますが、ここで昼食です。お別れの時にいただいたサンドイッチです。また、ソーセージバターサンド?と思ったら、ハムとチーズのサンドイッチです。とっても美味しいのです。異国の優しさを感じるのでした。朝食の残りのコーンも食べて、さてどうしましょう。あ!リコンファーム忘れてた。ここにきて大問題発生か?慌てて友達が大韓航空へ電話。なんの問題もなし。しっかし、リコンファーム必要って今更やめて欲しいよな。金払って予約してんだからさー、なにも連絡つかないからってキャンセルするこたーないだろ。乗らなかったら金返すってんなら別だけどさー。ということで、あとわずかな時間でやることといったら、お土産を買うくらいですね。重いカバンを引きずってスーパーへ行くのです。友達が場所の聞き込みして到着したところは、昨日、タイ料理を食べたデパートでした。ここでビーフジャーキーとマカデミアンナッツを買ってサーベニア、終了。残りの時間をまたまたインターネットカフェで過ごすことにしました。1$で1時間なのでとっても安いです。でもOSはwindows95って古過ぎ。でも日本語見られます。そんなわけで、またまた高いエアポートリンクで空港へ行きます。セキュリティーチェックしてないのにチェックシール貼ってるよ。なんちゅー甘い空港だと思ったら、手荷物検査の時に人生最大の屈辱。靴を脱がされました。何回も空港使ってるけど、靴を脱いでチェックさせられたのは初めて。靴は手荷物チェックでベルトコンベアーです。このまま鳴り続けたら裸にされる勢いでしたが靴で合格。大韓航空はもろ真ん中のシート。隣は老夫婦です。機内食はビーフ or ビビンバで、同じもの食べてもナーってことでビーフ。普通でした。友達のビビンバを見るとシーフードじゃないですか。やられた。映画は字幕がないので、ちゃっちゃと寝ることにしました。

2004年8月17日(火):曇り/雨
 飛行機は相変わらず揺れます。怖いです。3時に起こされて朝食です。オムレツ or フライドライスってんでフライドライスにしました。朝から炒飯ですわ。そして飛行機はソウルに到着。ここで4時間の待ち時間があるのですが、いったい何すりゃいいのって感じ。Yahooのサービスカウンターも開いてない。と思ったらエアポートラウンジで只のインターネットサービスやってるじゃないですか。メールチェック。おー、僕宛のやばめのメール着てるじゃん。で、添付ファイルを開いてしまい、PCにキャッシュされて焦るのでした。なんとかデータ消去できました。てか1時間も暇つぶせてないよ。そーだ、自分のPCを立ち上げてみよう。お、無線LANが繋がるじゃないですか。さすがインターネット大国、韓国ですわ。で、インターネットを楽しめたもののそれでも1時間ですね。そんなわけでラウンジのソファーで寝ることにしました。あとは免税店で買い物です。友達が韓国のりを買って、買い物終了。ロッテ免税店は日本の冬ソナブームを便乗しまくってますね。Saleって書いてあるペ様の垂れ幕がいっぱい飾ってます。そして、搭乗時間となり、いよいよ成田へ帰れます。隣の席は韓国人サラリーマンです。僕の出会い系シートは終わりました。機内食は海老のあんかけです。隣のサラリーマンがビビンバに着いていたケジャンチューブをスチュワーデスからもらってます。それ、ありなのかよー。あのチューブほんと美味いんですよ。欲しい。と、カタログギフトに乗ってました。既に販売時間は終わってます。今度、大韓航空使う時は買おう。TVを見るとソウルで「台風が上陸!」みたいなのをやってます。いつの映像だよと思うのですが、韓国語じゃわかんねーよ。でも、まー、無事ソウル出発して成田向かってるんだし関係ないか。ということで成田に無事到着です。預けたカバンの柄が折れて無くなってます。ホント困ったもんだ。もうちっと丁寧に扱ってくれ。柄がでてくるまで待ってもしゃーないので、さっさと税関をクリア。友達と一緒に京成の鈍行で帰りました。雨が降りそうでしたが、五反田でカレー食べて我が家に帰るまでしのぎました。家でメールチェックをしているとチュニジア人の友達から飲みのお誘いがあり、疲れた体に鞭うってお土産もって飲みに行くのでした。めでたし、めでたし。

で、スケジュールってほどのスケジュールじゃありませんが、実際のスケジュールは下記のように変更。

<スケジュール>
8/11 大韓航空にてソウル経由でシドニーへ
8/12 シドニー到着、パラマタのホテル泊
8/13 ブルーマウンテン、パラマタのホテル泊
8/14 ヴァージンブルー航空でブリスベン、友達宅泊
8/15 ゴールドコーストへ、ヴァージンブルー航空でシドニーへ、
   バスでキャンベラへ、キャンベラ泊
8/16 バスでシドニーへ、大韓航空でソウルへ
8/17 ソウルから成田へ

さてさて毎度のことですが、今回の旅も英語の大切さを心に染みるのでした。今回、初めて行った南半球ですが様々な動物を見ることができて楽しかったです。毎回、他力本願な旅で申し訳ないです。もう少し、英語でコミュニケーションをとって、何かあっても対応できるようにならないといけませんね。今月の海外旅行で頑張ります(笑)


戻る 戻る

canbe@mva.biglobe.ne.jp