スリランカ日記

 今年の夏は長期休暇が取れそうなので、どこか遠くへ行こうと計画したのですが、嫁さんがアジアが良いということなので、僕の行ったことのないアジアに絞ったらスリランカだけが上がりました。もちろん、モンゴルとかラオスとか行ったことないアジアはいっぱいありますが、なぜかスリランカだけが浮上してきました。せっかくの長期休暇なのでヨーロッパにでも行きたいところでしたが、やっぱり高いということもあり、安いツアーを中心に探すのでした。いろいろな旅行会社を調べましたが、一番安いファイブスタークラブに空きがあるってことで、予約しちゃいました。安いことはもちろんですが、ガチガチのツアーではなく、ビーチリゾートが含めらていること、ワンワールドのキャセイパシフィック航空であること、世界遺産のツアーが含まれていることなどなど、魅力はあったのですが、いかんせんファイブスタークラブという聞いたことのない旅行会社ですので、ちょっと心配です。オフィスへ行けば、クレジットカード払いができるってことなので、神保町へ行ったのですが、オフィスを見て、ますます心配になるのでした...。家の宅配ボックスが壊れており、フライト情報などを受け取るのが遅れましたが、見てびっくり。香港経由はあたりまえですが、その後にシンガポール乗り継ぎが入っているので、行きにまる1日移動日、帰りにまる1日移動日という内容なのです。ますます不安になるのでした。さて、そんなわけで6泊8日のスリランカ日記のはじまりです。

2010年8月28日(土) スリランカ 1日目
 4時半に起きて、成田エクスプレス1号より先に武蔵小杉駅に着きましたが、成田エクスプレス3号の切符を買っていたので、待ちぼうけです。空港第2ビルに着いて、ファイブスタークラブのカウンターでチケットを受け取ります。ワンワールドのサファイアカードで、キャセイパシフィックのビジネスカウンターでチェックインをします。成田空港のユナイテッドアローで嫁がビーチサンダルを買います。今、$が安いのでスリランカルピーと関係ないけど、10万円換金しました。嫁はスリランカは不安ってことで保険に入ります。その後、JALのファストセキュリティレーンに行ったら、JALのチケットがないとダメと断られました。こういう融通の利かないところがJALが赤地になる原因なんでしょうね。ここで、一言「本当はダメなんですけど、次回はJAL便をご利用してくださいね」とすれば、客が増えていくというに、サービスのなんたるかが分からない社員がやっているのが、ダメなんだと実感しました。まー、普通のセキュリティレーンも空いてるからいいですけど。目の前がJALラウンジなので、JALラウンジに入ります。朝なのでJALカレーは食べられませんが、朝食も美味しいです。時間が来たので、電車に乗って搭乗ゲートへ向かいます。搭乗ゲート間違えました。電車で戻ります。時間が無いです。走ります。キャセイの搭乗口は一番端っこでした。走り疲れましたが、しっかり売店で雑誌を買ってから、搭乗します。日経ビジネスを買って搭乗しました。機内にはVODはありません。垂れ流しの映画か流れておりますが、日本語がある映画がほとんど無い。ダーリンは外国人を見ました。なかなか良い話ですね。そして、香港空港に到着。香港は雨でした。ラウンジにラーメンバーがあります。ワンタンメンと札幌ラーメンを食べました。ポテトや肉マンも食べました。そして、シンガポールに向かいます。機内ではアイアンマン2を見ました。シンガポールに到着。乗り継ぎ便ですが、機内を降りて再び乗ります。やったらい時間かかるし、待合室が寒い。シンガポールからスリランカへ向かう頃には疲れ果てて機内で寝ました。スリランカに到着したのは、22:30です。スリランカ時間で22:30ですから、日本で言ったら2:00です。入国審査のカウンターは行列です。ガイドのヴィプンさんが向かえに来てます。送迎者に乗ろうとしたところで、両替は空港でした方がよいと言われて、再び空港に戻ります。3万円をルピーに換金しましたが、スリーサウザンドと言われて、1桁ごまかされたのではないかと、ちょっと焦ります。料金明細を見ると1000.0円と書いてあり、3万円のことをスリーサウザンドと言って換金しているようです。送迎者に戻ってホテルへ向かいます。客は僕らだけです。本日のニゴンボのゴールデンスタービーチホテルに到着です。ホテルは名前負けした、ちょっと安っぽいホテルですが、疲れきっているので、今日はもう寝るだけです。

2010年8月29日(日) スリランカ 2日目
 耳元に蚊がブンブンいっており目が覚める。時間は6時半。久しぶりに蚊の音を聞いた気がします。ホテルには蚊取り線香が用意されておりました。火をつけて寝るべきでした。シャワーを浴びてから朝食バイキングです。地球の歩き方にもありましたが、スリランカは基本的に3食カレーです。朝のバイキングにもカレーがあります。バイキングの内容もしょぼいです。今日は雲がでており、海が荒れております。ニゴンボもビーチリゾートなんですけどね。チェックアウトして、ツアーのワゴンに乗ります。ツアーのメンバーは、4人。私たち夫婦ともう1組の同年代くらいの夫婦です。車に3時間くらい揺られます。途中のトイレ休憩場で大雨になります。パパイヤジュースとパイナップルジュースを飲みます。再びバスに揺られて、ダンブッラに到着です。「ダンブッラの黄金寺院」として世界遺産に登録されており、黄金仏がチケット売り場の目印です。ここでチケットを買わないと山頂にある黄金寺院に入れません。ダンブッラは山の上に寺院があるので、週間「山と温泉の日曜日」は達成しました(笑)。本当のメインの山登りはシーギリアロックなのですが、お昼の山登りは辛いってことで、本日は予定を変えて、ダンプッラに登ることになったのです。山には猿がいっぱいいます。寺院は靴を脱いで入ります。仏像にお尻を向けて写真を撮ってはいけないというのが、スリランカの特徴です。第1石窟〜第5石窟があります。第一石窟には大きな涅槃仏があります。帰り道にはトカゲがいました。昼食はレストランのバイキングです。もちろんカレーがメインですが、焼肉が美味かった。ビールももちろん飲みます。ボロンナルワに向かう道に野生の象に出会えました。野性の象はスリランカに3000頭しかいないので、昼間に出会うことはなかなか無いそうです。2匹も出会いました。ボロンナルワは「古代都市ボロンナルワ」として世界遺産に登録されており、遺跡がたくさんある場所です。ここでのお尻を仏像に向けて写真を撮ってしまい、怒られました。オレンジの黄金ココナッツを飲みます。ちょっとぬるくてイマイチでした。果肉も食べましたが普通の味です。ワサビと醤油が欲しいです。ワゴンに戻って、SUSUARALIYAというホテルに到着。このツアーで一番良いホテルではないかと思われます。7時半に集まってホテルの夕飯を食べる予定でしたが、二人ともホテルで爆睡してしまい9時半にレストランへ行きました。なんとか夕飯の時間には間に合い、ガイドさんにも会えました。ギターを弾く流しが日本語の歌を披露しますが、興味ない顔をして食事を続けます。ビールを飲んで、部屋に戻ります。部屋が停電しました。さすがはスリランカ。これがアジアの旅の醍醐味ですね。そして再び寝ます。

2010年8月30日(月) スリランカ 3日目
 6時に起床。ドライヤーが無いということでカウンターにクレーム。今日も朝食バイキングです。本日はシーギリヤロックです。スリランカのメインイベントとなります。「古代都市シーギリヤ」として世界遺産に登録されております。美女のフレスコ画が有名です。おっぱいが大きいのです。古代からおっぱいの大きい女性が重宝されていたのでしょうか。フレスコ画は古代のエロ本だったのかもしれませんね。ライオンの入り口に到着。ライオンの顔は無くなってしまいましたが、足の爪が残っており、カッコいいです。そして、険しい道を登ります。景色は最高です。頂上には犬がいて、犬でも登れる山だったようです。無事に下山して、ふもとにいた占い師に、嫁さんが手相占いをしてもらってました。占いによると二番目の旦那さんとうまくいくそうです。そして、1000ルピーを渡すと大喜びで、1番目の旦那さん(僕)とも握手するのでした。その後は、象に乗ります。これはツアーに含まれない、うちの嫁さんの希望です。その希望にもう1組の夫婦ものって、4人で象に乗ります。1人3000ルピーです。4人同時に乗るにしては高いです。でもタイの時と同様に写真をいっぱい撮ってくれて、満足です。今回は象の首にも乗りました。モンキーバナナが原動力です。車道を歩いて終わりかと思ったら、林を歩いて、沼も歩きます。シーギリヤロックが見えて、すっごく絵になります。沼で象がうんちしていたのが気になりますが、魚の餌になるんですかね。牛が象と目が合って、おしっこしちびってるのが気になりました。カメラマンに200ルピー渡しましたが、少なすぎたようです。昼食は森の奥のレストランです。コースメニューということでしたが、テーブルバイキングって感じでした。テーブルの上に小分けにしたバイキングの料理が置いてあるって感じです。大雨が降ってきましたが、スパイスガーデンで、スパイスの説明を受けます。毛が抜けるというクリームの実験台にされます。やたら長いマッサージもしてくれます。クリームを塗った部分の足のすね毛はツルツルです。それを見た嫁はこのクリームを買ってしまうのでした。どのに使うかは内緒ですが(笑)。ここで、今度の山温につかうカレー粉を購入しました。その後はキャンディーへ向かいます。長いワゴンの時間です。途中、マンゴスチンとドリアを食べました。ドリアは臭いイメージがありますが、そんなに臭くなくドロドロで美味しかったです。キャンディに着いて、仏歯寺へ行きます。キャンディも「聖地キャンディ」として世界遺産に登録されている場所です。ブッタの歯が奉納されております。仏歯の物語が21枚飾ってります。その後はキャンディアンダンスを見ます。なんともたいくつな踊りですが、最後の2つが凄いです。ファイアーダンスと火渡りです。火を口に入れたり、体をあぶったり、火の床を歩いたりします。ダンスが終わってからは、山の上のホテルTOURMALINEに到着です。夕飯はホテルのコースです。ラムチョップをお願いしたのですが、フィッシュが出てきました。大量の魚フライは、美味しいですが、お腹がいっぱいです。本日は早いですがもう寝ます。

2010年8月31日(火) スリランカ 4日目
 朝早く目覚めてしまいます。部屋からの眺めが良いので日の出が見られるのではないかと思ったのですが、無理でした。朝の散歩をします。朝食もコースでした。なぜか、フルーツから出ます。その後、パンが大量に出て、お腹がいっぱいになったところで、メインの卵料理とソーセージです。もう1組の夫婦が出発時間を15分遅れて来ます。時間を守らない人たちだなー。ってレストランで2時間送れたやつが言うなって(笑)。本日、最初の観光地は、ペーラーデニヤ植物園です。広い広い植物園でのどかに過ごします。10年に1度しか咲かないといわれる花が咲いたとの職員からの情報ありです。まー、そんな綺麗な花ではないですが、ラッキーなのではないでしょうか。ここの植物園はカップのデートコースで、カップルがいっぱいです。ここで、写真を撮ってと言っている人がいました。ガイドさんが言うには一緒に写真を撮って欲しいと言っているのとのこと。なぜか、子供が写真を撮って、僕らと叔父さんたちを撮ります。ガイドさんが言うには北スリランカの人たちで、日本人が珍しいとのことでした。そして、再び、若い人たちに囲まれます。写真を一緒に撮って欲しいと、すっかり芸能人扱いです。僕も男性と一緒にツーショット。なんなんでしょうか。ガイドさんの話では、北スリランカの人は、これまで内戦やテロで外に出られず、やっと開放されて、外に出られた感じなのだそうです。日本人を見たことがないので、凄いものを見た感覚なのでしょう。家に帰って写真を他の人たちに見せると思うと恥ずかしいですね。スリランカは2009年5月に終戦宣言がされて、ようやく国内線も再開されて、治安の良い場所となってきているようです。北スリランカの人たちも気持ちが解放されて、見るもの見るものが楽しくて仕方ないといった感じなのでしょうね。日立の木を見てから、PREMADASASという宝石屋へ。嫁さんがサファイアで悩みまくります。もう1組の夫婦に迷惑かけるよって、時間を気にしていたのです、もう1組の夫婦はそれ以上に悩みまくってました。というか値切りまくっていたようです。関西人なのです。次にスリランカの紅茶工場へいきます。小さな工場です。Tパックを買います。その後は、象の孤児園に向かいます。ワゴンで嫁が車酔いをして、滅入ってます。こんな時に限って、道が悪くてゆれまくるのです。なんとか、ピンナワラのゾウ孤児園に到着。ゾウの群れが凄いです。すっげーいっぱいいます。子ゾウのミルクやりも見られます。その後は昼食のレストランへ歩いていきます。ここでもカレーバイキングですが、パスタが美味いです。河がとっても綺麗なところで、席からゾウの水浴びを見ることができます。1匹のゾウが群れから離れて、水浴びを楽しみまくってます。迫力満点です(笑)。この後は、ベントータまでひたすら4時間のワゴン移動です。嫁さんがトイレ行きたいってことで、予定外の場所でトイレ休憩です。もう一組の夫婦は、ブルーウォータというとっても高級なホテルに泊まるようです。チェックインでやたら時間がかかります。僕らはさらに1時間行った、ベントータのエメラルドベイホテルという中級ホテルです。日本人は誰もいません。周りに何もないので、夕飯はホテルで食べるしかないのです。長時間の移動で嫁さんの機嫌も悪いです。本日は、ちゃっちゃと寝ました。

2010年9月1日(水) スリランカ 5日目
 朝8時起床。ホテルのバイキングを食べます。ビーチを散歩。砂文字でスリランカと書きます。プールサイドで日焼けをします。アーユベータの誘いが来たので嫁さんが1時間20分コースでマッサージを受けます。その間、日焼けしまくります。その結果、半身火傷となりました。プールで火照った体を冷やして、泳ぎます。部屋に戻って、シャワーを浴びます。トゥクトゥクに乗って、ベントータの街へ行くことにしました。トゥクトゥクのおじさんはベントータの橋を渡ったベントータより栄えているアルトゥガマで下ろしてくれましたが、僕らが行きたいのはベントータ。橋を戻ります。昼食はアイーダレストラン&バーです。中華風五目焼きそばとクラブサンドイッチを食べます。とっても美味しいです。ビンビールを2本も飲んでしまいました。アイーダのレストランを案内したくれたおじさんが、ショッピングモールを案内すると言うのですが、やったら歩かされたあげく、ただのお土産屋。近くの人にショッピングモールの場所を聞くと再び騙されて、ただの洋服屋。結局、自力でたどりついたのですが、地球の歩き方に立派なショッピングモールと書いてあったのですが、ただのお土産屋の集まりでした。ここで僕は、象のTシャツを購入。ここで嫁さんが再びルビーを見ます。義姉のピアスを買いました。その後、時間が余ったので、ベントータ河クルージング。3時間のクルージングで値段も安かったのですが、ただのボートです。マングローブが綺麗ですが、他はイグアナ(ウォーターモニター)くらいです。ガイドは18歳の少年です。スイレンで首飾りを作ってくれました。しっかし、3時間は長すぎます。日焼けも痛いし。夕日が見られて、サンセットクルーズとなりましたが、30分繰り上げて、帰らせてもらいました。ベントーダビーチホテルで夕飯を食べようと思ったのですが、時間が早すぎて開いてません。3時間弱のクルージングと日焼けで体調不良となりました。夕飯はゴールデングリルでステーキを食べます。嫁さんは海老のカレーを食べます。もうカレーはいやだって言ってましたが、本格カレーなら食べたいとのこと。予想は的中で美味しかったそうです。僕のステーキは地球の歩き方では、すごい美味そうな描写できたが、ハンバーグみたいなステーキでした。ビタミンを取るためのレモネードソーダが美味しかった。ここで栃木で出稼ぎ経験があるという店員がいて、少し話をしました。トゥクトゥクを呼んでもらって、ホテルに戻ります。日焼けの火傷で体がボロボロです。冷蔵庫のビール瓶で体を冷やします。体が熱を持って、チクチク、ヒリヒリで眠れません。

2010年9月2日(木) スリランカ 6日目
 眠れませんと書きましたが、寝ました。でも体は治ってません。火傷が痛くて目が覚めました。朝食はいつものバイキング。フロントでゴールの行き方を聞いて、トゥクトゥクでベントータ駅へ行きました。電車に乗ってゴールへ行くのです。ゴールの駅に日本人学校へ行っている息子がいるというおじさんがいて、ゴールに住んでいるってことで、ゴールの見所を教えてくれました。息子と携帯で話します。「名前はなんですか?さようなら。」あまりうまくないみたいです。おじさんと電車に乗ってゴールへ。やったら揺れまくります。1時間強揺られて、ゴールに着いたら、おじさんに無理やりトゥクトゥクに載せられて、おじさんの観光コースが始まるのでした。このトゥクトゥクドライバーが最悪でした。最初に宝石屋へ寄りますが、そんなもんはいらない。途中、ライス畑、カメレオン、オランダ人の家とかを案内します。そして、おじさんの観光スポット「ヤタガラ寺院」に到着しました。大きな石が凄いですが、まー普通の寺院です。猿がいました。次に海の方へ行って、カメを見ます。300ルピーです。高いです。やったら遠い、ワットティーの工場へ。明らかにメーター稼ぎです。昼食の時間をとっくに過ぎてます。この工場でも何か買わないと出ていけないといった感じ。ワットティーはやったら高いので、日本茶を購入。なんで、スリランカに来て日本茶買わなきゃあかんねん。そしてのおじさんの観光スポットであるコッガラのビーチのフィッシャーマンによるストルト・フィッシング。1本の棒を海に刺して、そこの上に載って釣りをします。そして、ガソリン給油200ルピー。これ完全に騙されているってことで、おじさんの観光コースを2つ飛ばしてフォートに戻ってもらいます。そして、料金はおじさんの指定した1km90ルピーで70$です。たいしたところに行ってないのに70$。完全に騙されてます。ていうか、あとから10km計算間違えたことに気づきました。アホです。嫁も完全に機嫌が悪くなっております。そりゃ、昼食も食べられずにわけのわからない観光コースに行かされたら機嫌も悪くなりますわな。とりあえず、世界遺産「ゴールの旧市街とその要塞群」を観光して、駅に戻ります。昼食はパンです。ここで、さっきのおじさんがバイクで登場。もー、完全にこのおじさんもグルだと思ってしまい。気分悪くなり、話しません。多分、このおじさんは悪気はなくて、ゴールの案内を格安でしたかったのだと思います。でも、トゥクトゥクの兄ちゃんとグルだったらと思うと、話もしたくなくなるってもんです。しっかし、グルだったら凄い長いこと騙してたってことになり、ある意味見事です。70$の価値ありってもんです。トルコで騙された金額に比べたら屁でもありません(反省ゼロ)。まー、嫁に怒られてもしかなたい行動でしたね。でも、せっかく海外来たなら人を信じたいものですよ。トゥクトゥクの兄ちゃんが最悪でしたね。おじさんには悪い態度取っちゃったかな。ゴール駅からベントータ駅に特急で戻ります。先ほど買ったパンは全種類カレーパンでした。恐るべしスリランカ。夕飯はアイーダレストラン&バーで食べます。1回の旅行で同じ店で食べるのは初めてじゃないですかね。しかも、嫁は同じメニューを頼んでます。僕は海老のグリルを注文しました。食後はアルトゥガマのスーパーでお土産のお菓子を沢山買いました。トゥクトゥクでホテルに戻って、再び火傷の治療です。

2010年9月3日(金) スリランカ 7日目
 8時半に起きました。火傷がまだまだ痛いです。朝食バイキングを食べて、ビーチを散歩をします。トゥクトゥクに乗って、ベントータビーチホテルへ行きます。ここには象やリスがいます。昼食はここのレストランでバイキングです。質がぜんぜん違います。朝食バイキングを食べ過ぎて、あまり食べられなかったのが残念です。その後、昨日のスーパーでお菓子をしこたま買い込みます。うちの会社のグループが50人以上いるので、そのお土産なのです。店員には笑われます。「あの人、昨日もお菓子を大量に買ってたわ、お菓子デブね」てな会話をしていることでしょう。15:30にチェックアウトです。ヴィプンさんが迎えに来ております。観光ツアーには入ってなかったので、チェックアウト後の暇な時間を予想していたのですが、この時間でコロンボ観光をしてくれるってことで、非常に助かりました。コロンボの紅茶店、クレスキャット・ブールバードでお買い物。結局、ここで何でも揃ったじゃんってくらい、いろいろなものが売ってました。飛行機に間に合えば何時間でも良いと言ってくれましたが、さすがにヴィプンさん待たせ過ぎるのも悪いですね。その後はコロンボのビーチがあるゴール・フェイス・グリーンを歩きます。夕日がとっても綺麗とのことでしたが、買い物時間を取りすぎて、夕日も見られず、真っ黒な海がちょっと怖いです。花金だからなのか、人がいっぱいです。ワゴンに戻ると関西の夫婦が来ております。関西の夫婦は先に空港に行くそうですが、車が壊れてしまったそうで、ガイドなしで空港に行くことになりました。僕らは遅い飛行機の便なので、夕飯はコロンボの日本料理屋「さくら」で食べます。ガイドのヴィプンさんも一緒に食べます。いろいろお世話になったので、日本食をおごることにしました。ヴィプンさんノートに感想文を書くよう頼まれます。感想を書いて、いろいろと話します。天ぷら、カルフォルニアロール、えび巻き、炒飯、照り焼きチキンを注文。ビールを飲んで、水を飲んで、お茶を飲んで、最後の晩餐が終わります。外で運転手が待ってます。かなりの時間待たせてしまったようです。ワゴンではなく乗用車です。ここでの花火が見られました。今年の夏、最後の花火ですね。空港に着いて、チェックインカウンターがまだ開いてないので、ヴィプンさんとはここで別れます。ビジネスのチェックインカウンターは機械の調子が悪いのか、やったらと遅かったのです。そして、ラウンジに入ってコーラを飲んで、出発を待ちます。食事はいっぱいありましたが、さくらで食べた日本食でお腹はいっぱいだったので食べず。

2010年9月4日(土) スリランカ 8日目
 シンガポール行きの機内食は流石に断りました。シンガポールから香港行きの機内食は食べました。香港では味千ラーメンを食べました。日本円で支払ってお釣りは香港ドルです。そして、1週間前と同じラウンジに入って、1週間前と同じ坦々麺を食べました。ラウンジでまったりしていたら、時間がなくなり、またまた駆け足で搭乗口へ向かいます。映画はプリンスオブペルシャを見ました。これ以外の日本語映画は「ノダメカンタービレ後編」。後編だけ見ないっちゅーの。日本人スチュワーデスに英語で毛布をお願いして、恥ずかしい思いをする。長い長い移動の旅が終わり、ようやく成田に到着しました。レストランで食事をしようと思ったのですが、店は9時にしまってしまうことを初めて知りました。駅の近くの和楽というそば屋でカツ丼セットを食べて、日本の味を堪能します。帰りも成田エクスプレスです。タクシーで家に到着。長い長い移動の旅と楽しいスリランカの旅は終わりましたが、体の火傷はまだまだ治らないようです。



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canbe@mva.biglobe.ne.jp