道無き山、水無き山

２００１年７月１４日〜１５日（晴れ／スコール）

	[山　名]：一杯水、酉谷山、熊倉山 [標　高]：１４３６ｍ、１７１８ｍ、１４２６ｍ [コース]：？ [レベル]：★★★★★

参加メンバー 高畑 鳴海 鈴木 宮内

	=MENU= [7/14夕食] ・ステーキ ・野菜炒め ・ワカメうどん [7/15朝食] ・スクランブルベーコンエッグ ・フランスパン ・コーンスープ [7/15夕食] ・クッキー ・インスタントコーヒー 評価：★★★★☆		白浜温泉（谷津川旅館） 旅館の女将さんはとっても やさしくて、駅まで送って くれた。お風呂は綺麗で、安い(\800)。 効能：？ 評価：★★★★★

	やーっと、３月に買ったテントを使う機会が、 やってきました。今回、上原山岳会初の テントで一泊１５００ｍ超級の山です。 会長の腰が心配でしたが、バスの乗り継ぎ もうまく行き、順調に進むかに思いきや 恐ろしい旅の幕開けなのでした・・・
山に入ったとたん スコールの嵐。 鉄塔のようなところで 雨宿り。 雷ゴロゴロ、ピカピカ スーさん頭ゴチーン。 全員ビショビショ。
	あれほど雨が降っていて、巨大ヒルも 元気に活動していたのですが、なんと 山頂の水飲み場に水が無いという情報を入手。 手持ちの水も無く、ほぼ脱水状態。泣きそう。 もうビールに頼るしかない・・・。
なんとか「一杯水」の山頂につきました。 しかし、一杯の水も無い・・・。 探すこと３０分、会長がわき水をみつけました。 さすが会長！これで肉とうどんが食える。 で、小屋は貸し切りだったので、テント不要。 せっかくなので中で張る。星が綺麗だった。

	朝、３時起床。眠すぎ・・・。 スクランブルエッグ美味すぎ。 ５時出発。はえうるさすぎ！ 昨日の小屋(左)より綺麗な小屋(右)発見。 台帳には前日女性３人の貸し切りだった と書いてあった。失敗した・・・。
小屋でたっぷり休んでから山頂へ。 ついに１７００ｍを越えました。 立て札には成虫したばかりのヒグラシが います。いやー、山っていーなー。と、 思ったのはここまで。 ここから先は地獄が始まるのでした。。。
	道がない。笹だらけ。岩ゴロゴロ。崖っぷち。 恐ろしい勾配。地図の所要時間が大幅に違う。 水が底をつきる。スコールがくる。足が滑る。 マジ死ぬ・・・。
やっと、熊倉山山頂に着きました。 これで解放される〜って思ったのですが、 下りの林道。木こりの行く道なんて普通の 人は歩けねぇ〜よ。川の水はすんげー気持ち よかった〜。足、浸かってひゃっこい！ 怪我人もなく無事終了。温泉最高！綺麗な旅館 だったのですが、小汚い僕らを優しく迎えて くれました。いー女将さんだったなぁ。 やっぱ、コンビニで飲料水をいつでも買えて、 電波の届くところで生活した方がいーや。 ってダメダメ結論じゃん！

教訓：「素人が地図上の点線あるいちゃだめ（笑）」