おっさんの話

 若い若いと思ってたら、あっちゅーまに24歳になっていた。昔は24歳ちゅーたら、すんごくおっさんな感じがしてたわけで。「まだ、四捨五入したら20歳だよ。」なんて言ってる自分が恥ずかしくなってくる。来年は「まだ、五捨六入すれば20歳だよ。」なんて麻雀みたいなこと言ってるような気がする。最近、頭髪の元気もなくなってきたような気がする。分け目のあたりに、妙に地肌が見えてるような。で、うちの研究室は教授を筆頭に、大分薄い人が集まっている。というより、研究室に入ったから薄くなったのかもしれない。なんつっても電磁波の影響は避けられないでしょう。フル稼動のワークステーションの下で睡眠とってりゃ、そりゃー影響もでるってもんでしょ。研究室の院生で無料体験行こうかって話がでるくらいヤバイ。というわけで、おっさんにも2通りあると思う。外見のオッサンと内面のオッサンです。僕の場合、外見はそんなにオッサンにはなてないと思うけど、少なくとも研究室のメンバーのKくんよりは、オッサン度は低いと思う。Kくんは「子持ち」に間違えられるくらいのつわものだ。って言っても24歳なら子どもいてもおかしうないのかも。ま、彼の場合は幼稚園児がいそうなくらいらしいけど。Oくんも頭を気にしてるようだし。Bさんは手後れです。で、人のことはいえない状態なので、自分の話に戻りましょう。内面のオッサン度です。この前の研究室の飲み会で、学部生の女の子に「だいぶ宮内さん、おっさん入ってましたよ。」って注意されました。確かに反省する部分もあったかもしれないけど、あーいう席では、クールに決めて無口になってるより、騒いで壊れた者勝ちなんじゃないか!!、なーんて思ってるところが、もー、おっさんか。んーこのままだと、本当におっさん度が高くなっていく。どこかで、クールな俺を見せたいけど、クールと無口は違うというところが難しい。ま、当分は優しく、楽しい、みんなの宮内さん(思ってる奴いるのか>学部生)でいこう。('97/11/1)


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