びびんの話

 先月、大学の同じ研究グループ(認識斑)のOB会がありました。Oくん以外はあつまりました。さすが、Oh!人事のO君だ。Oくんは「会社によびだされて、ちょと」って言ってました。ちゃんといいわけつけるところが成長を表していました。たぶん、お姉ちゃんのところへ行くのでしょう。彼の伝説は認識斑でかたられ続けるでしょう。それで、飲みなんですけど、とても楽しかったっすよ。Mくんに「アトミックサワー」の「アトミック」の意味を店員に聞かせるのが最高でした。店員のアルバイトの女の子に聞いたって答えかえってこないっちゅーの。2次会は高かった。なんで、1次会より高いの。680円飲み放題にだまされた。食事付けないとダメってことで3000円でした。カルピスもオレンジも水の味だし。コーラは炭酸なしだし。まったく。でも、話は盛り上がったのでありでしょう。また、飲み行きましょうね。今度は現役認識斑も一緒に。Oもこいよ〜。というわけで、数日後。うちの会社のグループで焼き肉を食べに行きました。主任が1つの疑問をもちました。「ビビンバ」の「ビビン」ってなんだ?「バ」はご飯だろ。ということで、僕は「ビビン麺 はじめました」の広告を指し、ビビン麺を注文し、来たら聞くことになりました。Mくんの気持ちが痛いほど分かりました。店員のお姉ちゃんの「サー」の冷たい目。でも、後から店主のほろーで「まぜるって意味なんですよ。」が、入って助かりました。はなしは、ちょっち変わるけど、「僕もそうだった」って話を営業に決まってから36543回くらい聞いたけど、果たして僕もそうならそれでいいのだろうか。僕が営業に決まった時すっごく傷ついた。そんな中、「僕も最初は営業だったんだ。」という励ましを何人かに受けたが、その言葉にいつも疑問を感じていた。自分がそうなら、相手もそうなっていいのだろうか?自分が希望していない部署に行かされた時、少しでも辛いという気持ちはあったはずだと思う。少なくとも僕は辛いという気持ちを感じた。だからといって後輩もそうなって欲しいなんてことは、絶対に思わない。同じ様な気持ちを他の人に与えて欲しくないと思っている。他の例として、以前に教わった事を質問したとき、「僕もはじめの1回しか教わらなかったんだから、後は自分でやれ」と言った先輩がいた。その先輩がどう感じたかは分からないが、僕は、2度目の質問でもある程度、答えて欲しいと感じた。だから、僕に後輩ができたとしたら、2度目の同じ質問でも、「前も言ったように」という言葉を添えるかもしれないが、きちんと答えたいと思う。1度聞いて分かるくらいなら質問はしない。それに、質問は新入社員の特権なのだから、気持ちよく答えて欲しいと思う。結論「人の気持ちになって、物事は考えよう」。よって、「アトミック」を店員に聞かせるなんてしては、いけません(笑)。('98/8/1)


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