新しい研究の話

 カレンダーがめくれて3月になりました。まだ完治じゃないけど、やっとこさ風邪が治りました。2月は早いです。特に風邪と闘っていたのであっちゅーまでした。先月の休日は6日「寮でビデオ」、7日「実家でゴロゴロ」、11日「寮で風邪と戦う」、13日「映画で風邪悪化」、14日「実家で風邪と戦う」、20日「寮で風邪と戦う」、21日「競馬で負ける」、27日「後輩の寮で鍋」、28日「後輩の寮でゴロゴロ」。ん〜、ぱっとしない1ヶ月だった。そして、もう3月、社会人下期の投稿記事も後1回となりました。もう2年目になっちゃいます。次回のネタは多分、98年度の話となるので、思い出振り返るのはその時にまかせて、今日は真面目(かどうかはわからんが)な研究の話をしたいと思います。以前にも書いたと思いますが、僕の学部の論文テーマは「ディジタル画像処理」という、あまりにアバウトなテーマで、とても研究とよべるものではありませんでした。おまけに、夜間大学で教授が来てくれるのは週1、つまり研究も週1でした。教授も湘南校舎から、わざわざ代々木校舎に来るので、週1だけでも辛いようでした。東海大学の教授は大変です。しかも、僕のテーマの指導教員は助教授で若い先生なので、なにかと大変のようです。でも、せっかく東京でたんだからと、ヨドバシやソフマップの袋を必ずもってました。つまり、大学来る前に買ってくるのです。セガサターンを教室に持ってきた時は、素敵な先生だと思いました。で、研究は、ただ画像処理の理論をプログラミングしようというもので、世の中のソフトにゃーとっくにはいってるよという機能をひたすらプログラムするだけでした。それを、週1でプログラムするだけなので、授業とさほど変わりません。一応、宮内オリジナルをだそうと思い、一時期はやったRDS(ランダム・ドット・ステレオフォログラム)をプログラミングしてみたものの失敗気味(どこがオリジナルやねん)。でも、論文に入れました。よって質より量の論文でした。しかも、WORKSなんかで作ったもんだから、すんげー大変だった。その時は、研究ってこんなもんなのかなーって思ってました。そして、その論文で(?)卒業し、修士にすすむのでした。さすが、修士は違いました。毎日研究するふりをしないと・・・・。でも、僕の論文テーマは「あー宮内くん、研究テーマまだ決まってないの?じゃー、これやってみて。まー、修士1年なら、研究だめでも2年で変えればいいから、へっへ(ー。ー)y-〜」ってな感じで、教授に与えられました。まー、楽しかったっすけど、僕としては動画やりたかった。教授のテーマだけに、すんげーやる気ありまくりで、英語論文渡されまくった。でも結局最後の方は「認識はもうやらない(教授談)」だもんなー、まいるわ。僕が悪かったって噂もあるけど。まー、僕も1年目は来年度修士になるっていう学部生に研究やらせて、自分じゃほとんどやらず、2年目はNTTからきた学部生に研究やらせてほとんどやらなかったからなー。自分で研究したのは、もーM2の後期の追い込みくらいだったもんなー。そんな訳で学部生の論文で、修士を卒業したのでした。思えば学部生に恵まれてました。1年目、2年目とも、やる子とやらない子の組でした。これが、どっちもやる子だったら、申し訳なくて自分もやらなきゃってことで遊べなかったし、やらない子だけだったら、自分に学部生の分までやらされるってハメになるし。ほんとよかったわ〜、やる派の96年度Oくん、97年度Fさん、ありがとう。やらない派の96年度Oくん、97年度Iくんもありがとう。で、ここだけの話しだけど、魚認識のプログラムは間違ってたし、データも嘘っぽいです。論文もほとんど英語論文訳したものと、インターネットのカットアンドペーストです。いやー、インターネット利用すりゃあっちゅーまに論文作れるなんて、いい時代だ。魚認識の知識を活かして魚百景でも作ろう(^^)。で、いま1ついい研究テーマが思いつきました。それは「ウェーブレットを用いた(用いなくてもいいけど)猥褻(ワイセツ)画像認識」です。要するに、エロ画像の評価です。インターネットを流れるテキストは、ある程度のデータベースから、規制をかけることができますが、画像は規制できません。つまり、「良い子の画像講座」という名前で猥褻画像を公開していれば、もちろん規制することができないのが現状です。もし、画像から猥褻かどうかの評価値を作ることができれば、需要はあるはずです。ちなみに、インターネット関連の官庁営業をやってる僕は、ホームページの規制の話をよく聞きます。こんど、会社の中央研究所に作ってくれと依頼する予定です。僕はこの研究をするために、東海大学の博士課程に進もうと思います(ウソ)。あー、こんな研究して、発表してみたかった。僕が大阪で発表したのなんて、数字の0〜9の認識だもんなー、誰でもできるっちゅーの( Y )。ってな目線が僕を襲ってきたよ。やっぱ、「このように、この画像girl.bwは、エロウェーブレット率でいうと5%となるので、猥褻にはあたりません。一方、この画像hikaru.bwは、エロウェーブレット率でいうと90%と高い値をしめしますので、猥褻となります。そのデータを人間100人の視覚評価と比較するとかなり近い値となってることが、このデータから分かります。」みたいなのを、やってみたかった。パワーポイントでおもいっきり猥褻画像をスパイラルでだしたら、ひくか?別の意味の目線が襲ってきそうだね。というわけで、このページは「猥褻」「エロ画像」の文字が入ってるので規制されるのでした。('99/3/1)


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