映画の話

 暖かくなってきましたねー、昨日は暑いくらいだったね。前回、今年度を振り返ってを書くとかいったけど、よーく考えたら昨年度の話とかやってるから、振り返っても1月〜3月だけじゃん、今月あった話なんて、知り合いのチュニジア人が披露宴やったことと、某TV局の新人カメラマンと埼玉で飲んだことくらいで、特記事項無しって感じ(チェニジア人の話はしっかりOB掲示板でネタにしてるけどね)。あーそーいえば、昨日、時田301とかいうお笑いの劇団見たけど、すんごいおもしろかった。渋谷の青年会館でやっててタダだったので、どーせつまらないだろーとあなどっていたら、めちゃ笑った。最近のお笑いさんはレベルが高いですね。とその程度のネタしかない。ちゅーことで、今年を振り返るのは、今年の12月に書くとして、さて何を書くか、ん〜ネタ切れだな。も〜やめるか。「どこがエッセイやねん!!」ちゅー日記化してるからなー。よっぽど暇じゃなきゃ、こんなとこ読まないよなー。あ、いま読んでるひと、暇だね〜。書いてる方はもっと暇だけど。ということで、暇と言えば娯楽。娯楽といえば風俗。じゃー風俗体験記を書こうと思ったけど、風俗なんて行ったこと無いので書けん。であ、今年度見た映画批評をします。社会人になって多くなったのは映画館へ行くこと。って言っても2ヶ月1回くらいだけど、昨年1月に見た「タイタニック」より前の映画は篠原涼子の歌ってた「ストリートファイター」だからなー、さぶ。その前なんつったら何でしょ?中3で見た「星の王子様ニューヨークへ行く」かな。その前が中2の「ラストエンペラー」。その前が中1の「ゴールデンチャイルド」。そうです、中学校の「映画鑑賞会」とかいう行事です。よーするに自分でお金出して見に行ってません。それで社会人になってから見た映画ですが、まず始めが「007」。ゴールデンウィークに知り合いの台湾の女の子と一緒に映画見る約束をしたものの、なーんも見るものが無かった。いまさらタイタニック族の行列を見つつ、007を見るのでした。台湾の子は英語そのままヒアリングで、周りが笑ってない中、笑っていたところを見ると、字幕作った人、いまいちだなと感じた。もーちっと、ロマンチック系映画を見るんだったなーと、ちょっち後悔さきにたたず。次に「スターシップトルーパーズ」。なぜこんなもん見たかといいますと、前日大学のOB会がありーの、ゲイバー行きーの、終電なくなりーの。なわけで深夜映画っす。酒入ってて気持ち悪いわ、眠いわ、でこんな映画選ぶなといったかんじですが、見入ってた。なんか、テレビ東京で昼間やってる映画みたいだった。古くさーいB級な感じなんだけど、CGは良くできてるようで、痛そうでした。ちょっとグロかったという記憶しか残ってません。なんせねむねむだったので。そうそう、1月に見た「タイタニック」も深夜映画でした。これは、教授の家でワイン&パスタパーティーたるものをやって、大学教授、修士4人、学部生の女の子2人で見たのです。やっぱ、タイタニックは女の子と見ないとねー。ちゅーか彼女と見ろって。なぜかあの時はテンション高かった。きっとへんに酔うワインがあったのだろー。早稲田の教授宅から、雨小降りの中、新宿まで歩いて行って、途中なぜかラーメン屋に入って、ワインに酔った学部生がゲ○。そりゃー、ラーメン屋にいた周りの人は、ラーメン食って吐いた思うっちゅーの。ちょっとかわいそうでした。店員も学部生も店の顔の教授も・・・。で、新宿で、もー遅いから、深夜映画見よう。へ?なんじゃその展開は。池袋に行くのでした。で上映が2時、映画終わる頃は始発がはしるということで、映画上映前はミスドにいました。教授とミスド、ん〜あわん。で、上映。たしかに、すごい映画だ。感慨深い映画。ビジュアルも凄い。細かいところに気を使っている。何よりそれより、お尻が痛い。なーんて書いたら、知り合いのタイタニックを13回見に行って、ビデオ発売日に会社を休んだ子に申し訳ない。でも、ほんと落ち着かなかった。やっぱゆったりしたシートで落ち着いて見たい。あ、そうか、13回見た子はちっこい子だから、狭い映画館の椅子でもOKだったのか。んー映画の内容よりこんな話ばっかだなーいかんいかん。では、気を取り直して、「アナスタシア」です。一応、知り合いの女の子と2人で見に行ったのだが、いまいちだった。確かになめらか〜な動きなのだが、あっちゅーまに終わった。タイタニック見ていた僕にとって、この展開の速さというか、無さにびっくり。まーアニメーションだから、ダラダラダラダラ3時間ってわけにもいかないと思うが、ちょっとみじかすぎ。でも、前の方で見ていたのでかなり首は疲りた。ということで、今回も感動より、首の疲れが残るのでした。あと、アナステェーィシアという発音。次に見たのは「踊るマハラジャ」これ最高。友達から「すごい映画がある、終わったらみんな立ち上がって拍手するんだ」って言われて、半信半疑で会社の帰りに、渋谷で友達と一緒に見に行きました(友達3回目)。ところが、本当に終わったら、みんな立ち上がって拍手してました。馬車飛ぶところも、歓声がわきました。いやー、いまだかつてない体験でした。拍手する映画はじめて見た。そうそう、見に行く前に友達のカーステレオで、何回もサウンドトラック聞かされてたから、いまだにあの音楽が耳に。でぃどどん、でぃんどん、でぃんどんどん、でぃど、でぃんどん、でぃんどん、でぃどでぃどどん(男性の声:訳「ご主人様はただ一人、あとのやつはみな家来」)ひてぃら、まんらー、まんらー、てぃーあー(女性の声)と、耳にしたものそのまま書いても伝わらないか〜。ぶぅん(ひとさし指をててる音)ぶぉん、ぶぉん、ぶぉん、ぶぉーん、びし(てぬぐいを振る音)以上、わかる人には、わかっていただけるよーな気がするネタでした。次は同期の野郎と暇つぶしに見た「プライベートライアン」。みんな凄い凄いというので見たのですが、なーんか僕には伝わりませんでした。誰が誰やら分からなくなります。始めのドンパチはトルーパー以上に現実味があって痛そうでしたが、ドンパチの意味がなんか監督の趣味になってるなーと感じてきて興ざめ。内容もよく分からなかった。残ってる記憶は、ヘルメットに弾があたって「お前運がいいな〜」と言われてメット取ったとたん流れ弾命中。んー、戦争でメットはとるなという教訓だな。そういえば、トルーパーの時もメットとって死んだ人いたよーな。そして最後に、前にも書いたけど「リング2」「死国」。これも、友達の女の子とみたものの、めちゃ風邪ひいいてて映画前より、映画後の方が気分悪くなってました。で、「死国」から先に見たんだけど、笑いました。だきついて、骨おって、「やじゃー」だもん。笑うわ。これなら、「かまいたち2」のCMで「やじゃー」って言ってるおじいいちゃんの方が怖いっちゅーの。CMの「骨がボキボキ」ってこのことかよーって思うと、あのアマーと思わずにはいられません。ところで、あの死国の女の人、素で怖い顔してるねー。どー考えても主人公の女の子の方がかわいいぞ、筒井!!で休憩入って「リング2」。さっぱりわからん。だから何なの〜?それがどしたの〜?そいつぁいーね〜?と、どこかのラッパーになってしまう勢いだね。いいたいことがよく分からない。4時間も見てあれじゃーガックシガクガク。風邪も悪化したし。深田恭子に期待したのに、CMのシーンまったくないし。CM専用カット流すなんて、サギじゃないかー。だいたい、「怖かった」とかいってる客もやらせじゃないかー。でも、僕の後輩は「めっちゃ怖かったっすよ〜、宮内さーん」言うてました。感性、ひとそれぞれなのかなー。ということで、今年度アカデミー宮内賞は、「踊るマハラジャ」に決まりです。ビデオがもーちっと、タイタニックくらい安ければ買うんだけどなー。それでは、また来年度あいましょう。さよなら、さよなら、さよなら。('99/3/15)


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