爆笑問題の話

 え〜、最近、爆笑問題がお気に入りです。水曜の日本テレビ上で放映されています『号外!!爆笑大問題』の「コラム」のコーナーが最高に思います。あの番組、2本取りで、もうネタが無い、という回がありまして、その時が最高でした。と、いうわけで私もネタ切れとなりました(笑)。爆笑問題、爆笑問題の凄いところは言葉だけで笑わせるといところです。コントが悪いと言っているわけではありませんが、話術で笑わせるのはコントより難しいと思います。私が口べたなだけに尊敬します。私が爆笑問題を初めて見たのは、テレビ朝日の若手お笑いの勝ち残り番組だったと記憶しています。そのときのフォークダンス・デ・ナルコザカは最高でした。「こいつらは、絶対売れる」と思っておりました。「いつもここから」の絵を見せるコントを大分前からやっていました。しかし、ここ最近トンと姿を見せなくなってしまいました。やはり、コンビ名がいけないものかと思います。長い上に略せないというのは致命的ではないでしょうか。やはりコンビ名というのは大切です。コンビ名ではありませんが、ユーズケ・サンタマリアはもともと「・」が付かなかったといわれています。「・」を付けるようになってからというもの、飛躍的に仕事が増えたそうです。やはり名前とうものは、大切なのでしょう。しかしながら、爆笑問題は決して「バクモン」とは略しておりません。「爆笑問題の〜、日本言論、ヨメヨメ」で一躍有名に・・・その前から有名ではありますが。結構若手でもない(今年35歳)と思いますが、「ボキャブラ」に出まくっていたのが印象的です。かなりのキャブラーでしたね。どんなネタがあったのか覚えていません。まー、覚えていないのですから大した内容はなかったのでしょうが。ボキャブラといえば、「伊藤!よう、加藤!(イトーヨーカドー)」が一番最高でした。無論、大人(ピンク)のボキャテンを期待して見てたというのは事実無言です。ここで、私の尊敬する松本人志こと松っちゃんの話をいたしましょう。私がダウンタウンに初めて出会ったのは、正月の番組でした。「あ」の話というコントをしておりました。「驚いたときの”あ”。」「あっ」「納得したときの”あ”。」「あ〜」「山から落ちたときの”あ”。」「あー〜ー」そして、次に「み」の話になるのです。「山から落ちたときの”み”。」「みー〜ー」、もー、最高でした。この時のダウンタウンはどちらもネクタイをしめていて「地味な芸人だな〜」というイメージでしたが、すごいセンスを感じました。その松っちゃんが「ガキの使いやあらへんで」で、「風邪はストナにまかすとな」はギャグじゃないと言っておりました。「たとえば、おまえが「うんこ」だったとしよー。」で、浜ちゃんがなんでやねん!とツッこみ、放送は終了しました。私にとっては目から鱗がでる思いでした。つまり、「”うんこ”が”うんこ”している」ということを松っちゃんは言いたかったものと思います。「うんこ」という言葉が先にあって、後から「うんこ」という商品を作ってもそれはギャグではないということです。汚い話なのでやめましょう・・・。松っちゃんの創り出した言葉「イミジクモよ!」「ただのデブが巨乳って」「やさしさライセンス」が好きでした。その中でも「イミジクモよ!」は最高でした。確か子供が不良にならないようにするにはどうすればよいとかいう話で、「子供には時々、わけのわからない難しい言葉を言えばえぇんや」と仰っており、「マーくん、そんなことしちゃダメでしょ、イミジクモよ!」。どうですかこのセンス。そうそう、後輩が「宮内さんはおもしろいけど、松っちゃんのようなお笑いで、中居くんのようなお笑いではない。」と言っていました。よくわかりませんが、松っちゃんの方がいーのではないかと思いました。ちなみにこのセリフは伝説の教師(あれって凄いよね、本番中、マジ笑いしてんだもん)が始まるより前の話でした。しかし、最近、思うのですが、私は、ボケというよりつっこみなのではないでしょうか。相手(行動、言葉)を素早く観察してつっこむタイプだと自負しています。例えば3人でいるとしたら、1人は天然なボケが欲しいと思っています。その人の行動に素早くつっこんで、もう1人を笑わせるタイプなのではないでしょうか。自分で言うのもアレですが、私の観察力は結構センスあるのではないでしょうか。人事向けとでもいいましょうか。ちなみにイミジクモの意味は「いみじ(形)1,はなはだしい、ひじょうに、2,よい、すばらしい、3,ひどい、恐ろしいという意味があります。いみじはけがれを避けて身をつつしむ意の忌みから生じた形容詞で善意ともに程度のはなはだしいさまを表します(シグマ標準古文単語より)。」ということです。例のごとく話がそれてしまったようですので、話をもどします。爆笑問題もかなり言葉で笑わせるタイプですね。昔は田中のつっこみが大嫌いでした。「○○じゃねーか」、ばかりで、なんて芸のないつっこみなんだと、毎回思っておりました。しかし、最近の田中は変わりました。つっこみ+なにかを加えてさらに笑わすすべをもったようです。コラムの後ろからのつっこみを聞いてるとその様子がわかります。基本は「それは、○○じゃねーか」なのですが、「○○だったら大変じゃねーか」とか言うようになりました。それに太田さん(田中は呼び捨てするというルールがあるらしい(^^;)が笑っているのを見ると笑いがこみ上げてきます。実際、田中のしゃべりってうまいなぁと感じることが多々あります。レポータ向けというのでしょうか、下手なニュースキャスターよりよっぽど上手いと思います。つまり、田中がまじめにニュースを読んだ後に、太田さんがしょーもないコメントをいれることで、おもしろさが倍増されるのではないでしょうか。とりあえず、私の中に「爆笑問題の出ている番組=必ず笑える」の公式ができつつあります。毎回、「コラム」を楽しみにしいてるのですが、最近はちょっと元気がないように感じます。しかし、「ニュースキャスター」最高でした。筑紫哲也、久米宏、木村太郎のそれぞれのチ○ポを題材にそのキャラの特徴をだしてしゃべるというコラムでした。徳光さんも絶賛しているほどです。そんなわけで毎週水曜日の日課となりました。水曜日は寮の食事を食べると心に決めていますので、早く帰ってTV三昧です。未来日記をチョロっと見て、ここが変だよ日本人を見て、PAPAPAPAPAFFYを途中まで見て、号外爆笑問題という流れです。その後も、トゥナイト2見て、赤ちゃん&金ちゃん見て、Shimura X天国見て、ゲームWAVEのちょっといい話を見るころで眠くなるというかたちです。最近、深夜番組にはまってきています。キスイヤも面白い。ちょっと前の放送で大粒の涙で泣いている男は最高でした。カイヤの出ている外国の番組(ジェリー・スプリンガー・ショー)などは、最後まで見てしまいます。レズ、ホモ、3P、風俗など、もうネタはないのではないかと思うのですが、まだまだ続くのです。足立区のたけし、世界の北野も見ます。男3人ブラ珍ゲーム旅も見ます。それにしてもなぜ、深夜番組なのに、チチごときで、(北野)とか、モザイクが入るのでしょう!と、私は声を大にしていいたい。以上コラムでした。('00/6/15)


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