オフラインの話

 僕の夏休みは8月10日〜8月19日。初日から課長の携帯で起こされるし、東京湾花火大会に行っても曇り空と煙でドリフの爆撃コントみたいになってるし、M7DRで行った富士五湖コースはラリーマップには綺麗に写ってるけど、曇り空で富士山の形すら見えないし、ホウトウは質より量だし、あげく温泉だまされるし、携帯とメール使ってリモートで仕事させられるし、自宅待機で残業状態で1日潰れるし、M7DRリベンジと思い日光・霧降コース行ったら、速度計壊れてピクリとも動かなくなって、コース回る前に国道でだらだら帰るはめになるし、ライオンキングのミュージカルに行ったら一番後ろの席で舞台の上で演技されると見えないし、休み中友達が机の上においた香港土産は無くなってるし、と、ろくな思い出が無い。そんなわけで、夏休みリベンジとばかりにカナダへ行って来ました。なぜカナダになったか、それは一緒に行く友達(以前、タイへ一緒に行った大学院の同期)のひとことから始まった。「みや(僕のことね)、妹がカナダに留学するからやー。」てなわけで、カナダへ行くことになりました。これだけ読んだら、当然、妹に会いに行ったんだろうなぁと思うかもしれませんが、会ってません。カナダっていったって広いのです。勝手に「カナダと言えばナイアガラでしょう!」ということでJTB行って即決。9月6日〜9月11日「ナイアガラとトロントの旅6日間」決定。そして、その後、妹に電話。友達:「どこに留学するんや?」妹:「マニトバ。」終了。順番逆じゃないか?マニトバといえばトロントから飛行機で数時間というところです。こんな短い日程で会えるわけないじゃん!。次に「K教授の姪がカナダに留学してるからやー。」。電子メールで確認。姪メール:「モントリオールです。」終了。モントリオールつったら確かに観光地だけど、トロントからはマニトバより離れてるじゃん。てなわけで、目的の無いカナダへ行くことになるのでした。って、それじゃー、あまりに寂しいじゃないですか、僕の誕生日っすよ。男2人で海外。怪しい関係かと思われるわ。そんなこんなで、隠し球(?)の登場です。実は私、カナダに留学しているメール友達がいらっしゃいます。2年前に僕のHPを観てくれて「悪魔のKissについて教えてください。」てなメールが来まして以来、メール交換継続中。つまり顔も見たことがない、オンラインのテキスト交換な関係です。すなわちこれは、カナダの地で「オフ会」を開くという壮大な計画であります(爆)。友達にそれとなく話すと「メル友?こないって!」てな反応。まー、普通に考えたらそうだよなぁ。異国の地に知らない友達つれてやってきて、顔もしらない人が現地を案内してくれるって「ありえへん」。でも今の時代、そういうもんでしょ。僕は信じていますが、はたして会えるのでしょうか?「カナディアンマンの話」じゃなくて「カナダ日記の話」はじまりはじまり。ちゅーか、タイトルで会えたのばればれじゃん^^;

9月6日(木):晴れ
 今日は午後休なので午前中はお仕事でございます。客先直帰しました。帰りにビックカメラへ寄ってコンパクトフラッシュ128MB購入。これで旅の写真は準備万端。三崎市場でスタミナ丼を食べて体力万端。時間もあるので成田へローカル線で向かうのでした。これが大失敗。乗り継ぎ間違えちゃって3時間くらいかかてしまった。まー、なんとか時間に間に合い。JTB担当の方の素っ気ない説明を聞くのでした。で、エアカナダですが、ANAのマイルが貯まるんですね。感動。10000ポイント近くつきました。あとちょっとで2万。香港行けるな(-_☆)。搭乗してみてびっくり、日本人のおっさん、おばはんばっかし。これは本当に外国に向かうのか?って思わされる光景。そして離陸。早速、TVが壊れる。機内アナウンス「係員が全力で修復しております。」。んで本当に治る。あきらかにフランス人って顔をしたスチュワードは日本語ペラペラ。流ちょうな日本語で、「お魚になさいますか?それともお肉ですか?」と聞いてくる。「I'd li...あ、いやお魚で。」・・・。さすがエアカナダ、鮭のムニエル美味い。トイレへ行くと「空き」のマークがついてるのに女性がドアの前にたっている。ん〜、世の中いろんな人がいるからなぁ。きっと立ってるだけの人だなと思い、トイレへ。入ろうとすると女性が「No,No,No」。え?なんと、おじいちゃんが鍵を閉めずに入ってる。頼むよほんと・・・。んでその後、カップヌードルミニとまずいお粥を食べました。やったら機内が揺れるのでちょっと怖かったぞエアカナダって感じでなんとかトロント空港着陸。税関のおっちゃんがやたらおしゃべりな人らしく、友達はやたら話しかけられており、時計見せて、ナイスとか言われてるし。嫌だなぁとか思ったら「Next my friend」って言ってくれたので、あんま話しかけられず、「カナダは初めて?」てなくらいで、すんなり通りました。JTBの市場さん(女性)がお迎え。歳はいってそうなんだけど、なんか新入社員みたいな反応。千葉さんかと思ったら、市場さん。たぶんパスポートの顔を覚えられており、声かけられました。パットさんの運転で約1時間半後、ホテル「OLD STONE INN」到着。さすがBクラスといった感じのホテル。今時、大きな鍵です。部屋はまーまー広くて良いのですが、お風呂の水が流れない。まー、Bクラスですから。さっそくクレジットカードを使って公衆電話からメル友に電話。留守電。ちょっと不安になりつつ、留守電にホテルの番号を教えて、ナイアガラの滝鑑賞へ。ライトアップされているのです。確かに綺麗ですけど、こんなもんかって感じでちょっとがっくし。アメリカ滝、カナダ滝と観ました。カナダ滝の近くは水しぶきが飛んでます。さすがです。その後、レインボーブリッジまで歩きました。めちゃくちゃ遠かった。プラネット・ハリウッドでお食事。プラネットハリウッドの前で外国人に声をかけられ。「Can you take a picture?」。「No I can't.」って答えたかったけど、とりあえず「Yes OK!」と答える。「Are you OK? チーズ」。アメリカ人「チーズ」なんて言わないらしいね。「123」らしい。恥ずかしい。んで、中に入ってとりあえずビール。メニューが読めない。友達がおすすめを聞く。最初通じないけどなんとか通じる。さんざん悩んで友達はお勧めなスペシャルなんたらを注文。腰抜けな僕は「same one」・・・。来たのは手巻きタコス。もちろん予想外。ここで、メル友に電話。通じた。「Hello! This is Satoru speeking.」「あ、どーも」。ん〜、この「どーも」を聞くと安心だね。日本人らしい表現^^。明日の会う予定をアポイントメント。食事が終わってチップに悩むこと10分(笑)、その後CASINOへ行きました。パスポートを見せてなんなく入りました。スロットで10$すって帰るのでした(涙)友達もtooです。まー、英語わからないのでスロット以外できないしね。帰りにギフトショップで絵はがき購入。友達は現地が寒くなると予想してトレーナーを購入。えー、結果論ですが、意味なし!...ホテルに戻ると電話がピカピカ光ってる。たぶん、メル友からホテルに電話がありましたよってフロントに電話しろってことでしょうが、英語判らないので無視(^^)。んで、水のつまった排水溝と戦って消灯。

9月7日(金):晴れ
 となりの部屋のおしっこの音で起床。さすがBクラス。朝食はセブンイレブン。JTBの渡辺さんが本日のツアーのお相手をしてくれます。声がやったら綺麗でアナウンサーみたいでした。ツアー参加者ですが2名。僕と友達です・・・。旅の出会いっちゅーもんはないのかね。まーある意味貸し切りでお得かな。では、ツアースタート。最初はコントロールゲート。ちゅーかただの水門を車窓から観る。次にテーブル・ロック・ハウスでカナダ滝鑑賞。昨日の遠目に見たライトアップとは違って、ここまで近いと流石に迫力があります。流れ落ちる滝が凄い。秒間何万トンの水が落ちているそうです。次にいよいよナイアガラ大瀑布の「霧の乙女号」と思いきや、激混み。ちょっと予定変更で、クイーンビクトリア公園へ。スパニッシュなんたらって乗り物を観てから、花時計へ。世界第二位の時計。秒針のあるものでは世界一位。ちなみに無いものの一位は静岡にあるそーです。ここで渡辺さんに写真を撮ってもらう。この旅、初のツーショット。男二人で花時計・・・。いよいよ、「霧の乙女号」でございます。旅のメインともいうべき船。青いゴミ袋のような雨合羽を着て乗船。船の上にはすさまじい数のゴミ袋、もとい人々。ナイアガラはさすがに迫力満点です。はじめにアメリカ滝。水しぶきがポツポツかかってきます。そしていよいよカナダ滝。水しぶきちゅーか、こりゃ雨だよ雨。びしょびしょ。凄すぎ。大迫力!!感動の瞬間でしたね。ほんと一瞬で回転率の早い船でございます。お昼の時間がやってまいりました。ナイアガラの観光タワー、スカイロンタワーでお食事。回転レストランと言われる席が回転して展望できるレストランでお食事。カナダと言えばサーモン。美味い。ライスボールが添えられていますが、こちらはまずい・・・。ここから観るナイアガラの滝は最高。上から見るとまた違う感動がありますね。ここのお土産屋で凄いおばちゃん発見。「私、英語わからへんねん。これで足りてる?足りなかったらサービスしてや、サービス。ビニールに入れてや、ビニール。」と全て日本語でごりおしで買い物。日本人のイメージが落ちるのも判るわ。午後になって滝の発祥地へ行ってから、「北極」ってお土産屋へ。日本語バリバリ。明らかにJTBと組んでるね。次にワイナリーへ。この辺で僕は1つの疑問をもった。「コース違うんじゃないの?」である。ワイナリーなんて聞いてないぞ。でも友達が「ワイン飲める!」ってとても楽しみにしている姿を見ると言い出せませんでした。ワイナリーでワインを試食。アイスワインはお金がかかるので友達は飲みましたが、僕は飲みませんでした(せこ)。ここには赤のアイスワインがあるのです。ドラゴンボール495$なり。誰が買うんだよ・・・。続いてナイアガラ・オン・ザ・レイクへ。疑惑は確信へ変わりましたが、言うタイミングを逃し、「じゃー、ここで1時間半時間をとりますんで。」。車が止められないので自由行動となります。男2人でクィーン通りを歩いてもこっぱずかしいものがあります。友達に事実を明かして、渡辺さん探し。って時、既に遅し。1時間半後に集合場所に戻ってから質問。「次はどこへ行くんですか?」。「終わりですよ、ホテルに戻ります。」「あれ?」とわざとらしく言う。やっぱり「一日観光コース」と「もう一つのナイアガラ」というコースの連絡ミス。「もっと早く言えよボケ!」と思いながら(予測)「お客様は悪くありませんよ」と渡辺さんが会社に電話したところ続けて案内するということになったのですが、「5時から約束がある」と伝えました。んで、明日のトロント移動の前に残りを実施することになりました。めでたしめでたし。これでメル友こなかったらひんしゅくだね^^。ホテルに戻って日本にハガキを出して、待ち合わせ時間となりました。来ました!レンタカーで来てくれました。「Nice to meet you」てなわけで握手。照れますね。いい感じにロビーで話していると、友達が来るのでした。「来るのはや!」と思いつつアメリカ風にご紹介。そしてドライブスタート。予定していたコースはJTBの間違えで行っちゃいました(笑)。ブロックタワーを観て、カワイイアライグマを観て、小さな協会観て、オンタリオ湖へ。インターナショナルスクールの集いみたいなのをやっており、タダでハンバーガー食べられました。焦げてて苦かったです・・・。メル友はここでメリーゴーランドに乗せたかったようですが、閉まってました。いやー残念、乗りたかったのになぁ・・・。メル友のお家でインターネット。同期に今日が「誕生日だ」という内容のメールを送るのでした。そう、今日の午後は日本時間で誕生日。キャッツなんたらというバーでお祝い(?)。その前に飲んだ甘〜いアイスカプチーノで血糖値が上がり食べきれず、ラップしてもらい明日の朝食になるのでした。メル友さん(ていうか、もうお友達ですね)は、用事があるのに23時くらいまで付き合ってくれました。ありがとうございました。その夜はTVでやってるトップレスのニュースキャスターが気になって夜更かし(爆)。

9月8日(土):晴れ/にわか雨
 朝起きて昨日の残り物とお友達のくれたブラックベリーを食べる。冷めたチキンウィングが意外と美味い。昨日書き忘れましたが、野菜スティックがやったら甘くて美味いんですよ。セロリもぼりぼり食べてました。にんじんもネギだって、なんでも甘いんだなぁ。さすが、カナダ一デブの多い町(いたい人も多い町らしい)・・・。栽培する時、メーブルシロップでもかけてるのかしら?そんなわけで、野菜スティックをボリボリ食べるのでした。旅行鞄を取りに金髪お兄ちゃんが来たのですが、「No Ready」。そうこうしてるとJTBの田丸さん登場。ノックして「お迎えにあがりました〜」。昨日の渡辺さんとは反対側(アンブレーカブル風に言うと)にあるダメ声のやったらパワーのあるおっちゃんであった。さっそく車に乗ります。はい、今日も貸し切りです。今回の旅の出会いは諦め。レインボーブリッジを通ってアメリカ入国。NY州です。ゴート島というところに行って、風の洞窟へ。ここはアメリカ滝をめちゃくちゃ近くで観られるスポットです。黄色いカッパとジーンズ布の靴を借りていざ洞窟へ。まじ凄すぎ。昨日の霧の乙女号の256倍濡れるのでした。ズボンをたくし上げましたがみごとに濡れてます。滝の迫力は凄い。台風ですね。とりあえず台風中継のマネをしときました(笑)。まさかこの後、台風にやられるとは想像もつきませんでした。日本人の女性2人に写真を撮ってくださいっていわれたので撮りました。んで、僕らも撮ってもらいました。ツーショット2枚目。ちゅーかこれが最後です(笑)。なんか団体行動をみだすおっちゃんがいました。やったらスローペースで撮影しながら歩いてます。案内の人も奥さんも困ってましたよ。さすがカナディアンマン。道の角にへびがいたのですが、現地のおばちゃんがつかまえて、ほうり投げてました。なんちゅーパワーだカナディアンウーマン。あきらかにかまれてたぞ・・・。で、エレベータボーイのおっちゃんが「ドキドキ」とか日本語しゃべっておりました。ドキドキっちゅーかビショビショ、濡れ濡れっすよ。と、心の中でつっこみ。次にテラピン・ポイントと呼ばれるビュースポットからカナダ滝を鑑賞。すっげー綺麗。虹がかかっており、ほんと綺麗。ずっと観てても飽きない感じです。霧の乙女号が虹を横切り、まさに絵葉書そのもの。素ばらし、感動した(小泉風)。続いてアメリカ滝側へ、もう滝はいいや、うんざり、飽きた・・・(さっき飽きないって言っただろ!)。「もう一つのナイアガラ」終了。たぶん、昨日じゃ虹見えてないだろーなー。ラッキーって感じ。早くトロントについてもやることなかったかんね。ツアーセンターへ寄ってトロント情報を集めてから、本日のホテル「Quality Hotel」へ。約一時間、その間、おっちゃんの身の上話・・・。なんでも3年前から仕事を始めたそうで、レストランを経営しているが、奥さんに追い出されて仕事をしているらしい。ツアリストは旅行会社からたたかれて、全然儲からないそうです。って、んなこと言われても・・・。んで、トロント情報。僕ら:「映画観たいんですけど」。田丸:「映画際だから無理」。僕ら:「ライオンキングを観たい」。田丸:「んなん、3ヶ月前くらいに予約しなきゃ無理」。僕ら:「他にいい観光スポットは?」。田丸:「ヤングストリートに健全なストリップがある」。僕ら:「・・・」。ホテルに着きました。3時チェックインてなことでしたが、それは団体客で、僕らは2人なので1時にチェックインできました。さっそくブロアストリートを歩きますが、ブランドに興味なし。マクドナルドで昼飯。ヤングストリートの薬局でリップクリーム(らしきもの)とお土産を購入。映画館を探すが見つからずイートンセンターへ。でっかいショッピングモールです。ほんとデカすぎ。やったら歩きまわっても見つからないので、ついにユニオン駅まで来てしまった。ここで雨にやられました。とっとと駅に入ってトークン買って地下鉄に乗車。ミュージアムという駅で下車。ロイヤル・オンタリオ博物館へ行きました。いろんなものがあるのですが、イマイチぐっとくるものが無い。やたら広いのでけっこう疲れます。続いてブロアストリートに戻って本屋さんへ。ここでは2$で20分のインターネット接続ができます。お友達に感謝のメールを出して、一度ホテルに戻りました。途中、友達はホットドックを購入。この時点で嫌な予感はしてました。はい、爆睡。一応目覚ましをかけて一瞬起きて「みや、夕飯どうする?」と聞いてきて、その2秒後に彼は寝てました。君はのび太か!僕の現地時間誕生日は終了。

9月9日(日):めちゃ晴れ
 2時半起床。昨日映画館を探しまわってやっとこ見つけたのに、映画祭の人(Free Passもってる人)でごったかえしており、とても観られませんでしたので、しゃーないのでホテルの有料チャンネルで「TOMB RAIDER」を観ました。10$98C+税金であります。まー、二人で観る分には安いでしょ。やっぱ英語の映画観るにはアクションものですね(笑)。ストーリー重視は無理。トゥームレイダーは日本語で訳すと「墓荒らし」。たしかに荒らしておりました。これといって目新しいシーンも無く、この主人公は何がしたかったのかも判らず終了。まー、おもろいっちゃーおもろいね。トライフォース集めてディアオを越えたね(何言ってるか判らないと思うけど、観れば判ります)。4時就寝。8時起床。昨日のマクドナルド以来なんも食ってない体で旅行開始。さっそくホテルの近くの駅へ行くのですが、方向間違えて朝の運動。「スパダイナ」へ着いてストリートカー1日フリーパス7.5$購入。今日が日曜日だから買えるのです。ラッキー。で、「カサ・ロマ」へ向かうのですが、明らかに逆方向。ストリートカーはチャイナタウンを抜けて終点へ。BOYBOYBOY(お友達に教えて頂いたshitの代わりのお言葉、Fワードは使わないって言われて「?」とか思いましたが、すぐに判りました。じゃーあれはSBワード?)。スカイドームの近くまで歩いて、スカイロードを歩いてCNタワーへ。入場券を買おうと思うのですが、100$が使えないとぬかしました。おいおい、天下のCNタワーですら使えないんかい!しかたなく友達に崩していただき入場。ここは地上が見えるガラス張りの床があるのです。「そこでジャンプをしろ。」というのがお友達の命令(笑)。ジャンプしました。しまくりました。自己満足に浸りCNタワーでブランチ。席になわばりがあるらしく担当の人がなかなか来ない。腹へっているのでイライラしましたが、来たのは綺麗なお姉さん。てだけで、許せちゃいました。男だねぇ・・・。ダイエットコークとチキンパニーニを食す。美味い。食事をとる予定じゃない友達も流れに流され、めちゃ高い22$のお食事とビール。お食事はサーモンムニエル。一昨日食ったじゃんと思いつつも一切れもらう。う、美味い・・・。友達がお土産を買って無理矢理100$崩させた後、ハーバークルージングをしようってなわけで、港へ。割引券にある船乗り場を探すが、みつからず。炎天下の中歩き回って、結局クルージングできず。ストリートカーに乗ってチャイナタウンへ。さすが中国人のパワーは凄いねぇ。お友達に言われた飲茶のお店を探すが店名聞いてなかったので、当然みつからない。で、諦めて怪しげな中華料理屋へ入る。メニューはよく分からないけど、スプリングロールは間違えようがないな。あとチャーシューメン。この二つを注文するものの、またやってしまった。アトランタの中華料理屋でやった失敗を繰り返した。悟のバカバカバカ。お湯無しです。中華は湯麺なんだよなぁ。なんか美味いんだか不味いんだか判らない味。友達の頼んだ牛肉飯は量も少なく明らかに不味そうだった^^。さてさて恒例の「ここで問題発生」。100$しかない。CNタワーでさえ使えない紙幣がこんなとこで使えるかって。また友達にお金を借りることに・・・。そう、僕は金持ちの貧乏人・・・。金はあるけど使えない、このもどかしさと言ったら・・・。「こんなものいらない100$紙幣」って感じ。隣のお土産屋でTシャツを買って崩そうと思うが"Can I use?"の答えは"No!"。しかたなく次の目的地AGOへ。オンタリオ美術館である。入り口が判らず近くの公園で呆然とすること30分。リスとハトのいるのどかな公園である。なんとか入り口を見つけカウンターのおばちゃんに割引券を見せるがなかなか通じない。万国共通笑顔で乗り切る。PAUL PEELというカナダの画家の絵に感銘を受ける。お土産コーナーで、PAUL PEELの絵を探すが無い。ガックシ。でも100$を崩さねば。ちょっと高めのお土産を買ってお釣りをもらう。チャイナタウンでそのお釣りを使ってTシャツ購入。おきまりの「CANADA」「TORONTO」って書いてある誰が着るねんてシャツ(笑)。と思った瞬間、中国人着てたあるよ・・・。ストリートカーでホテルに戻る。すんげー満員電車。パス券なんて観てないし(笑)。なんで観光地まで着て満員電車・・・。ホテルに戻ってミスタービーンを観る。しばらくして、地下鉄で昨日の本屋へ。7$も使ってインターネットしてしまいました。そしてこの旅最後の夜、高級お食事を食べようってことで。高級ホテルのレストラン「ル・ビーフテック・ステーキハウス」で400gのリブステーキを食べる。ふたりのカッコはGパン+Tシャツ。とりあえずTシャツをズボンに入れて入る。なんの問題もなかった・・・。テーブル担当はミスタービーンみたいな顔をした人。口癖は「Perfect」(笑)。友達が注文して、また僕は「same one」(笑)。肉は肉肉しく肉でした(なんじゃそりゃ)。まー、アメリカナイズな単調な味わい。ライスはまずい。赤ワインも一番安いだけはある味。お誕生日ってことでおごってくれました。感謝感謝。地下鉄で無賃乗車(笑)。友達が乗り遅れ別行動。スパダイナの違う出口に出てしまい、やたら薄暗い。おっさんが、叫んでるよ〜。こわ。なんとかホテルの方について、近くのスーパーで寿司を買って友達にお返し。とっとと寝る。

9月10日(月):晴れ
 朝5時「みや」という呼び声で起こされる。映画を見るそうだ。もう判るでしょ。そう例の有料チャンネルです。「マミー・リターンズ(ハムナプトラ2)」って言いたいところですが、違います。判りますよね。朝から観るもんじゃないだろーとか思うやつです。なんて言いつつ結構見入ってしまった(苦笑)。8時30分頃、例のスーパーへ行って朝食購入。ホモミルクを飲む。部屋に戻るとベッドメーキングのおばちゃんが既に入ってしまっている。どく気配なし(笑)。「ここで問題発生」。チップです。おきまりで残った小銭で「CU」と書いてます。観られて「このアホ日本人が!」とか思われていることでしょう・・・。でもおばちゃんはニコニコして、"Can you speek English?","Where are you from?"と聞いてくるのでした。"Japanese”と答えると妙に納得してた・・・。片方のベッドを直すと、「また後で来る」と言って去って行った。チェックアウト。担当は私。昨日の映画代と朝の映画代を払うのです。恥ずかしい・・・。"We show movie."...ん?ちっとまて"show"、見せる?「僕らは映画を見せました。」「あ!」・・・通じました。そうそう、ナイアガラのホテルで緑のネクタイを無くしました。友達は緑の傘。迎えに来たJTBの田丸さんにそのことを伝えるが「いやー、戻る可能性はほとんど無いですね、この旨、会社に伝えますけど、いやー、戻らないでしょ、戻らない。」。諦めました・・・。田丸さんは他の観光客を拾ってから行くということで、坂本さんって男性とギャル2人をピックアップして、空港へ。ギャル2人はこれから国内旅行。男3人空港へ。空港に着いて免税店へ。悲しいことに大きなものばかり、しかも高い。免罪されてもそのもの自体が高いんじゃ意味ないじゃん!あー、こんなことならナイアガラの「北極」で買い物しておくんだった。今、考えるとあの店はかなり安いぞ。いやマジで。会社の部の人みんなにメーブルシロップを買ったらあちゅーまに500$オーバー。「北極」ならサイズ小さいけど100$ですんだね、マジで。小瓶が売ってないので免税店じゃないインドネシア風のお姉ちゃんがやってる露店で買う。「北極」で5$のものが9$っすよ。アンビリーッボー。高。でも買うしかない。だめだ映画館のジュースが150円の法則だ。監禁されたとこの物は高い・・・。トロント空港は小さい。やっぱ思い立ったが吉日生活をしないとダメだね。今回のお土産は大失敗なり。

9月11日(火):成田は台風
 さてさて、このへんで日本時間に戻します。機内は日本人だらけですので(笑)。スチュワーデスも日本人ばっか。カナダ人のおばちゃんはいるけど、あまり活躍せず。機内食のパンはまずいっすねぇ。びっくりした。フィッシュも大失敗なり。またまたカップヌードル。今度はでかいサイズ。日清と提供してるのか?2回目の食事は選択肢無し。チキン売り切れでビーフ。こんなことあるんだなぁ。固い肉だ。「クロコダイルダンディー in LA」が上映されていたのですが、爆睡。「スパイキッズ」てのも観てみたいな〜とか思ったけど爆睡。もーすぐ成田じゃん。やっぱ飛行機は爆睡にかぎるね。って思って到着時間15時55分。遅れてるのかなぁ。着かないぞ。16時30分。着かない。TVの地図を観ると成田のまわりぐるぐる廻ってるじゃん。どうやら台風でこれないとのこと。英語で機内アナウンス「うちのかみさんが怒ってるので帰れないんだよ、はっはっは」という僕の訳はあっているわけもなく、日本語アナウンス「台風のため成田に着陸許可がでていない」とのこと。次にまた英語アナウンス「大阪、パラダイス」とか聞こえる。たぶん「大阪の空港に行こうと思ってるんだけど、エネルギーも無いからさぁ、天国直行便だね」。んなわきゃ〜ない。日本語アナウンス「当機は名古屋空港あるいは関西国際空港に着陸いたします。」。んで結局、関空決定!カナダエアラインの社員がアカウンタビリティー。めちゃくちゃうっさい客がいます。声でかい。「あんなたがたの機長が腰抜けだからこうなったんだ、保証はするのか!」と叫ぶ。この社員に言ってもしゃーないじゃん。かわいそ。ちゅーか、俺、明日仕事行けないじゃん。どーなるの。説明によると「台風でJRのサーバはパンク、羽田行きは満席」。う、帰れない。エアカナダがホテルと明日の成田行き飛行機を用意するとのこと。JRで帰るか悩んだけど、長いものにまかれました。バスで関空エアポートワシントンホテルへ。11階のなかなかいい部屋です。お食事券もいただきました。ディナーバイキング2800円なり。ラッキー。今回の旅で一番美味い料理です。いやマジで(笑)。日本は米が美味い。思い切り食べまくって、部屋に戻って、せっかくだから関西見学でもするかと、コンビニを探しに外へ行きました。う、なんもない。りんくうタウン駅の周りなんもない。コンビニはどこだ?さっきビニールもってる人いたぞ。。。ホテル内にありました(爆)。で、部屋に戻って台風のニュースを観ると「ニューヨークの世界貿易センターに小型機が追突しました」。「ありゃー、そういうこともあるんだねぇ」とか思って観てると。どんどん、ニュースが凄い方向に展開していく。台風そっちのけ、全チャンネル特番。

9月12日(水):晴れ
 時間は0時をまわり12日。出社に日ですが、昨日電話をしてとりあえずAM休にしてあります。でもってアメリカのニュースが気になって気になって全然眠れない。朝4時起きだというのに全然眠れない。恐ろしいニュースだ。テロ。大三次世界大戦になりかねない衝撃的なニュース。なんせアメリカの飛行機をハイジャックして世界貿易センター2棟を崩壊。ペンタゴンを破壊ですからね。ありえねぇ。4時前にベッドを出て5時チェックアウト。JRで帰らないとPMに会社間に合わないよなぁとか思いつつ、長いものに巻かれて5時半バス。大阪伊丹空港から成田です。昨日の坂本さんと一緒に朝飯。さすがに手荷物検査が厳重になっています。8時に離陸。ハイジャックされることもなく9時30分着陸。荷物がなかなかこないので、これやPM諦めモード。川崎行きのバスが存在しないので悩む。結局品プリ行きにしてしまったが良く考えたら大失敗じゃん。俺んち武蔵小杉。渋谷行きにすればよかった・・・。道が混んでおり、武蔵小杉駅からタクシーを使ったけど、寮についたの1時です。もう無理。全休決定。有給1日追加。掃除、洗濯をするのでした。TVを観るとやっぱし、一面昨日のニュース。ほんと台風で関空に降りるなんて大したことないよなぁ。命あって良かったよ。はたから観たらあのニュースは「映画なんかより迫力あった」とか「信じられない、凄すい迫力」とか、「命をたってつっこむなんて凄いなぁ」とか言いますが、当事者にしてみれば笑い事じゃない、恐ろしい事件です。ていうか、全ての人が当事者であることに気づいてください。これから世界経済の影響をうけるはずです。僕らも一日づれてたらカナダとはいえ、アメリカの飛行機でごったかえしているので帰れるかも判ったもんじゃなかったよ。アメリカに旅行行った人は未だに帰国できてない人もいるわけですもんね。エアカナダの利用者に中にはニューヨーク州を前日に観光してからトロントに来たって人もいたんですよ。松岡祐三なんか、前の日に貿易センターでくいしんぼう万歳の取材してたっていうからねぇ。やっぱ生きてるってのはありがたい。カナダの町はすごく治安が良くて、楽しい町でした。ニューヨーク州だって治安はよいとは言えないけど、観光のできる町。そんな平和な日々を一瞬にして奪うテロは許すことができません。でも戦争によってまた多くの人に命が消えて行くのも許せません。とても悲しいです。なぜこういった武力でものを片づけようとするのでしょうか。宗教のことはよく判りませんが、人が人の命を奪うことが許せる教えは僕は信じたくありません。今回の旅は平和と戦争について考えさせられる旅でした。あー、来月デンバー日記の話は書けるのでしょうか?('01/09/15)


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