サマージャンボの話

 ある夏のできごとです。そういえばサマージャンボ買ってたなー。そしてインターネットで調べること数分。1等:56組176878番。僕が買った番号:56組196868番。うひゃー。おしい!連番で10枚だけ買ってたんだけど、連番ってことはこの2つの数字さえ合ってたら3億円じゃないか。って、まー、頭が「17」って瞬間に違うなって思ったんだけどね。当たらなきゃ、遠いも近いも一緒だよね。そんなわけで、当たってないのでネタにもならないのですが、取らぬ狸の皮算用をテーマにいってみます。もっとも、当たっていたらもちろん、インターネットに情報流すわけありません、隠します(笑)。さてさて、3億円あったらみなさんは何をしますか?3億っていったら月30万円の給料の人の1000ヶ月分、83年働いてやっと貯まる額ですよ。ってことはこの先、働かなくても食っていけるじゃん。でも、こんな考えをしている人に3億円はあげません。って186くんが言ってました(笑)。マネーの寅でいう社長陣ともいえる神様はその程度の案に投資はしません。宝くじ当選は神様の投資です。たぶん、3億円を手に入れると人生変わります。人生を変えるのは神様です。神様はあなたの「お金の使い方」を悟って投資をするのです。だから、もっと素晴らしい案を念頭において下さい。僕の案は1億円くらいで世田谷の前に住んでいたところに家をたて、父親にプレゼントして、残りの2億円で会社を作ることです。スマドレドットコムと言いたいところですが、.comビジネスは.bomビジネスとなり滅びましたね。ここは素直に「株式会社スマドレトーキョー」としておきましょう。スマドレドットコムを立ち上げるにあたって、最初に思った商売が正直に言うと「大人のおもちゃ」。これは大学生の頃から思ってました。インターネットというツールはぜったい通販に代わる手段であり、普段店頭で買えないものこそニーズの集まるものだと思っていたからです。実際、インターネットショッピングは進んできてます。顔をあわせることなく商品が手元に届く。店頭では買うのを拒んでしまうものは何か?これはもう「大人のおもちゃ」しかないでしょう。『全ての普及の裏には「エロ」がある』というのが、僕の結論。ビデオにしかりDVDにしかり、エロによって普及すうものです。インターネットもまた同様。しかしながら、個人サイトに決済手法を置くのはつらいし、だいたい「大人のおもちゃ」なんてどうやって仕入れるんだよ。それに一番重要なことが、最近の若い人は平気で「大人のおもちゃ」を買える!もう、既に僕の考えがおっさんなんでしょうね。最近の若い人は店頭でどうどうと買うらしいです。台湾なんて商店街にガンガン並んでるし、日本もあーなるんかな。ちょっとおしゃれな「大人のおもちゃ屋」ができてるみたいで、インターネットでこそこそという考えは崩壊です。はい終了。えー、続きまして昨年の冬くらいに思った案「はなぶくろ」。耳バンドが再びちょっとだけ流行した。手袋はつけて当たりませ。ブランド品も多数。レッグウォーマーなんてのもあるし、暖かい帽子もありますね。では、なぜ鼻を暖かくしてあげないんだ。鼻が寒いなーって時あるでしょ?そんなわけで「はなぶくろ」は鼻を暖めてくれて、鼻水を吸収してくれる優れた商品です。でも、ぜったい「はなぶくろ」なんてしたくないでしょ?その結論は「格好悪いから」につきると思う。鼻眼鏡のようなものを日常生活で使ってたら、そりゃー格好悪いは。しかし、僕は思うのです、流行の先端と言われているいわゆるカリスマ的な人がやれば、格好悪いから格好いいに変わるんですよ。なんすか、あのズボンの横につけてるヒモ。カウボーイですか?なんすか浜崎あゆみの眼鏡。塩沢トキですかあなたは?なんすかルーズソックス、あなたはサリーちゃんですか?なんすかベッカムヘアー、ただの寝癖じゃないっすか。なんすか、ロナウドの髪型、だいごろうですか、って流行ってないから(笑)。てなわけで、あんなん数年前ならぜったい格好悪いし、芸能人がやってなければ誰もやらないわって思うわけですよ。そんなわけで「はなぶくろ」あらため「ノーズウォーマー」を浜崎あゆみが、「あゆが暖めてあげる」とか言って使ってる事をアピールすれば、いっきに流行ですよ。「おまえまだはなぶくろしてないのかよ?」なんて会話もなくなり、冬になったらコートを着るように、日常に靴下を履くように、はなぶくろをみんながつける日がいつかやってくるわけです。HBC(Hana Bukuro Company)を立ち上げ、スマドレでインターネット販売です。まー、制作費は安いだろうけど、問題はあゆだね。会社立ち上げ、開発で1億、あゆ採用CMで1億ってkとでできるかな。。。でも、思ったんだけど鼻袋で特許とれるのか?靴下に特許ってあんのか?ねーよなぁ。ダメだこりゃ。誰でも作れるものじゃダメだ。はい、次。これが最後です。電車の中で化粧している人っていっぱいいますよね。注意したことあります?僕がハラハラドキドキするのは、ペン先みたいので目の枠書いてる時です。急停車して目をつっつくんじゃないかと思うと怖いです。と、そんな話とは全く関係なく、むしろ電車内の化粧を斡旋する商品です。それが、「ディスプレイミラー」。もうだいぶ前から友達と話をしてたんですよ。この企画。こんなところで発表してパクられないかな。パクってもいいけど、パクりますってメール下さいね(笑)。最近の携帯電話ってみーんな折りたたみじゃないですか。女子高生、女子大生はみーんな折りたたみ携帯もってるじゃないですか。そんな彼女たちの鞄の中にもう1つ、折りたたみのものがあります。それはコンパクト。つまり化粧直しをする時に頼るものね。基本的に電車の中では携帯禁止。メールやりながら化粧する人もいるけど、そんな人たちはマーケットからはずします。つまり、携帯電話とコンパクトの融合ね。よくカッコいい会社のビルで会社のガラスがボタンひとつでスモーク入ったり、透明になったりするシーンを見たことありませんか。あの応用でミラーになったり透明になったりすることって絶対できると思うんですよ。液晶の保護幕(プラスティック?)を例えばサイドボタンを押すだけでミラーに変更。化粧を直すことができる。どですかこれ?浜崎あゆみが使えばヒット間違いなし。←結局あゆ頼みかい。。。でも、まー、これはホント実現できればヒット間違いなしだと思いますよ。で、それが問題なのよね。「実現できれば」。俺の力じゃ実現できねーよ。でも、最近ニュースで見たのがNORIKA3。はっきり言って驚いた。錠剤のようにごっくんと「カプセルカメラ」を飲み込めば、胃腸など消化管の中を通りながら鮮明な動画映像が撮影できるという、SF映画のような技術が実現化するらしい。「カプセル型のNORIKA3は直径1センチ、長さは2.3センチと指先ほどの大きさです。このカプセルの中に超小型の電荷結合素子(CCD)カメラが搭載されていまして、1秒間に30枚の画像を体内から送信する仕組」 この飲むカメラを開発したアールエフ社(長野市)のスタッフは「思い切った小型化のため、カプセルに電池を内蔵する発想を捨てて、体外からマイクロ波で電力を送信する方式をとりました。CCDカメラとマイクロ波の電送技術を・併せる・のは至難の業だったのですが、映像はホームビデオカメラの解像度に匹敵するものが撮れるようになり、完全な動画で体内の徽妙な動きを撮影する性能を確保できたのです」と言っている。しかも、「カプセルは使い切りで、使命を終えれば排泄されます。1個1万円以下にできる見込み」とのこと。使い捨てとはいえ、ここまで技術を詰め込んだ医療機器でこの値段を実現するのは凄い。何が凄いって「電波でカプセルに電力を送る」という点です。多分、特殊な電波でそこらへんを飛んでいる電波とは違うものと思うが、電力を飛ばせるってことは、電池はいらないってことですよ。ということは携帯電話のバッテリーレスも近い将来に実現されるということですね。折りたためるフィルム液晶も実現段階に来てます。ちなみに、衛星からの電波でCDプレイヤーの電池に充電するという仕組みも実現されるらしいです。こちらは電池が入っているのでバッテリーレスとは考えが違いますが、充電がいらなくなるということは、電池切れがなくなるということです。今までのモバイル機器の欠点はバッテリー切れにあります。バッテリー切れがなくなれば、モバイル機器を持ち歩く人も増えることでしょう。これらのコンセプトをあわせると、今ある携帯電話の常識は排除されるのではないでしょうか。また小型化軽量化方向に進むかもしれませんね。何が言いたいかというと。友達にそんなの作ったら電池消費が激しいんじゃないのって言われたんですよ。それは電波電池でクリアね。そんなわけで液晶保護ミラーの特許をとって億万長者。どーよ、神様これ!え、物欲に走ってるやつにはやらないって?3億円を24時間TVの愛は地球を救うに寄付します。だから3億円当ててやってくだせー、神様。よーし、虚しくなってきたぞー!こんかい2つの数字が違ったということは、次回オータムジャンボ宝くじでは1つの数字が違って、そして年末ジャンボでついに、ドッカーン。って比例してたらいいんだけどね。みなさんなら3億円あったら何します?神様が見てますよ('02/9/15)。


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