夏の思ひ出の話

 「昨年は大学の同期も34歳という若さで脳梗塞で亡くなったという話を聞きました。死ぬということが身近になって来ており、いろいろと考えさせられます。」という軽く触れる程度にエッセイで以前に書きましたが、大学の同級生のお墓参りがこの夏、実現できました。鈴木幸一くんです。僕の大学は夜間大学でした。同じクラスに鈴木が4人いて、そのうち3人と仲良くなりました。幸一くんは山形の出身で、大学卒業後は山形へ帰って就職をしました。そのため、卒業後はあまり会うことは無かったのですが、年賀状は毎年送っておりました。今年の1月に送った僕の結婚報告を兼ねた年賀状に「ご祝儀お待ちしております。」と書いて送ったところ、年賀状ではなく封筒での返信がありました。もしかして、ご祝儀を入れて送ってくれたのかななどと、馬鹿なことを思い、その封筒を見ると差出人に幸一君の隣に見知らぬ名前が。手紙には「幸一は昨年十一月十八日午前頃自宅で脳梗塞で倒れた」ということが書いてありました。僕の中の幸一君は決して不健康ということはなく、元気な姿しか浮かびません。突然の手紙に困惑しました。同時に自分の幸せの報告を両親が見てなんて思ったのか、申し訳ない気持ちにかられました。幸一君はまだ独身で両親は結婚することを楽しみにしていたことだと思うと、自分の結婚報告が痛ましく思えました。そして、山岳会でもおなじみの同級生、もう一人の鈴木に伝えました。鈴木は子供がいるので、子供を亡くした両親の気持ちが痛いほど分かるとのことで、両親には会わずにお墓参りだけ行こうと言いました。両親に会ったら辛くて何も話せないということです。同じく山形に住んでいる同級生にも連絡しました。同郷ではあるものの幸一君が亡くなったことは知らなかったようです。3人でお墓参りに行く企画を立てました。しかし、なかなか土日の時間が合わず、実現できません。そして、お父さんから手紙を頂いて半年が過ぎた、この夏にお墓参りが実現できました。結局、幸一君の両親にもお会いすることとなり、辛い時間でしたが、両親の顔が見られて良かったと思いました。「親より先に死ぬほどの親不孝はない」という言葉がマスターキートンという漫画にありましたが、ご両親もやっぱり辛い子持ちに覆われているのは、ひしひしと感じました。しかし、幸一君が親不孝かといったら決してそんなことは無く、親孝行の良い息子だったと両親は言います。結果的に両親に辛い思いをさせてしまいましたが、幸一君は親不孝をしたくて死んだわけではありません。自殺をする人がいますが、こういう人たちはまさに親不孝だと思います。しかし、幸一くんは自ら命を絶ってわけではなく、自分の意に反して亡くなってしまうことになったのです。運命といわれれば、その通りなのかもしれませんが、運命という言葉だけで35歳という若さを奪うのは、とても過酷だと思います。なぜ、幸一君が選ばれたのか、それは誰にも分かりません。幸一君だって分かっていたはずはなく、両親への遣り残した思いは、計り知れないと思います。だからといって、僕が代わりに何ができるものでもありません。不甲斐ないです。自分の知り合いが亡くなるというのは辛いものです。たとえ1年に1回の年賀状をやり取りするだけの関係だとしても、自分を知っている人が、一人いなくなるというのは耐え難いことです。天国へ行った幸一君は今と同じ姿なのか、それとも天国で年を取るのか、死んだ後の話は誰もわかりません。両親に会って、位牌を見て、お墓を見て、初めて幸一くんがこの世からいなくなったことを実感しました。一緒に行った二人もどこかで現実身を感じてなかったと思いますが、お墓参りにより現実となってしまったことと思います。自分の命もあと何年続くのかは分かりませんが、後悔をしないように生きていきたいと思います。何かを気づかせてくれた幸一くんに感謝するとともに、ご冥福をお祈りいたします。そんな辛い夏の思ひ出でしたが、暑い夏は始まったばかりです。死ぬまで、嫁さんを大事にして、嫁さんと楽しい日々を送りたいと思っておりますので、この夏の嫁さんと出かけた夏の思ひ出も書きます。熱海で花火を見に行って喧嘩をした思ひ出。横須賀の米軍基地で花火を見て、帰りに宿が見つからず歩きまくった思ひ出。明野にひまわりを見に行って、清里でひたすら自転車をこいだ思ひ出などなど。夏の思ひ出をまとめてお送りします。

7月11日(土) 山形のお墓参り 1泊2日
 「月刊 山と温泉の日曜日」7月増刊2号でもお伝えしており、そこからカット&ペーストして、ペーストを加えます。以前、上原山岳会での番外編でお伝えした山形企画にも出ていた幸一くんに不幸があり、1月からずっと山形へ行く計画を立てていたのですが実現せず、半年後にようやく実現したのです。山形へお墓参りに行くという計画です。前日、宮内は新人歓迎会で20時半まで飲んでいたのですが、一回、家に帰りスーさんの家へ向かいます。内宿に着いたのは23時半です。そして、翌日は5時スタート。スーさんの新車で山形へ向かうのです。高速1350円。安いです。高速4時間半。長いです。ようやく新築のKマークが目印の岸野家に到着。お墓参りだけするつもりでしたが、ご両親にお墓の場所を電話で聞くと、幸一君の家へ行くことになってしまいました。辛(つら)いです。どんな顔して会えばいいんだろうと悩みました。お父さんの説明がまた分かりにくいのです。山形弁というのもありますが、「床屋が2件並んだ向かい」ってだけじゃたどりつきませんよ。イオンで花を買って、カーナビでなんとか、幸一君の実家へ到着。お寿司を出していただき、一緒にお墓参りをしていただきました。突然お邪魔して申し訳ないです。しかも手土産にワインまでもらってしまいました。そんなわけで無事にお墓参りが終わり、お寿司を食べたにもかかわらず、現地で有名な赤湯ラーメン龍上海でお昼ご飯です。ちょっと辛(から)いです。辛くて美味い。幸一くんもこのラーメンをきっと食べていたことでしょう。そして、山温なので山へ向かいます。蔵王のお釜です。魚の醤油入れが化石になってました。霧が出てやたら寒かった。霧が晴れて一緒のお釜を見ることもできました。一度、山形駅近くの本日の宿リモージュで仮眠します。途中の道の駅で龍上海が売ってましたが、買わずに米沢牛ハンバーグを購入。夕飯は独身貴族の岸野君に奢ってもらいました。くろげというすき焼き&焼肉屋が、1件目で、2件目はしゃぶ専で米沢牛の特選しゃぶしゃぶ。なんちゅーはしご(笑)。ホテルでも再び飲み、本日終了。帰りの高速でTV番組を見ていると龍上海を紹介。リポーターが僕の座ったところに座ってますよ。帰りにPAで生麺タイプのお土産を買い、夕飯は家でセブンイレブン限定の乾麺タイプの龍上海(笑)。龍上海にはまる旅でした。そんな、ちょっと辛(つら)い友人との再会と、ちょっと辛(から)い龍上海の思い出の夏。残念ながらお釜をバックに写真は撮れなかったけど、幸一君が岸野君の隣に座って、カメラを指差して、「なんも写らないよ」って言って、苦笑いしてそうな写真です。本当なら幸ちゃんと4人で蔵王の写真撮って、4人で龍上海のラーメンを食べたかったよ。幸ちゃん、若すぎるよ。岸野くんと再開する切欠を作ってくれてありがとうね。また来るよ。最後に、幸一君のご両親に感謝をすると共に、幸一君のご冥福を心からお祈りします。そんなほろ苦い山形の思ひ出でした。

7月26日(日) 熱海の花火大会 1泊2日
 山岳会の帰りに行きました。山岳会が埼玉だったので、埼玉から静岡へ行ったのです。湘南特急使ったけど、遠い遠い。山の格好で海へ行くわけですよ。嫁と待ち合わせしてたのですが、しっかり嫁は遅刻です。頑張って早く来たかいがないのです。「そんなわけで、花火と温泉の日曜日「花温」です。宮内は温泉のハシゴをしたわけですよ。暑い熱海で、熱い花火です。皆様のご協力で、ホテル池田の17時のチェックインに間に合いました。越生駅で皆さんおいて電車に乗った甲斐があります(笑)。しっかし、埼玉から静岡は遠かった。でも海の幸を食し、綺麗な花火が見られて大満足でした。」と山温のページには書いてますが、しっかり嫁さんと喧嘩しております(笑)。ホテル池田の料理は美味しかったのですが、遅れてきた嫁さんとあまり口をきかずにお食事。それでも仲良くビールを飲みながら花火鑑賞をしました。ホテル宿泊特典の花火観覧会場で見ます。配られた空気座布団を敷いてみます。花火が近くて大迫力です。前に見たときも迫力でしたが、今回も大迫力です。最後もド派手で大満足でした。と、ここまでは良かったのですが、花火が終わってから再び喧嘩。そのまま消灯。翌朝には仲直りです。さて、花火が終わってしまったら、熱海でやることもないのです。朝食のアジを美味しくいただいて、朝風呂に入って、チェックアウト。そうそう、今日は有給休暇です。世間は働いております。ホテルのプールは子供だらけなので、入れません。ビーチに行ってみることにしました。ビーチは泳いでる人がいっぱいいます。ちょっと雨も降ってきたので、海に入ることも無く、ちょっとはしゃいだくらいで終了。カキ氷を食べようって話になりましたが、ジョナサンでマンゴーパフェを食べることにしました。そして、お土産買って、駅弁食べて帰ります。しばし、横浜でお買い物。弟の結婚祝いを購入しました。さて、本日のメインイベント、産婦人科です...。夕方からついに精液検査なのです。平日の夕方だというのに、女性がいっぱいです。こっぱずかしい。名前を呼ばれて3階へ。個室でビデオを見てセルフバーニングです。ここの個室、DVDが豊富です。もともと入っているDVDをちょろっと見て、ちゃちゃっとすませます。んー、出るタイミングに悩みますね。早すぎても早漏かと思われますし、遅すぎたらDVDをずっと見ていると思われてしまうし。まー、早いのは確かなのですが...。そんでもって、嫁さん置いて、先に帰るのでした。何か出し逃げした気分...。夕飯は焼き鳥です。そんな大迫力な花火が綺麗な熱海の思ひ出でした。

8月1日(土) 横須賀の開国祭り 1泊2日
 横須賀花火です。米軍海軍基地が公開されて、そこで見る横須賀の花火大会です。初めて来たのは110くん、186くんの3人で見たときです。周りにアメリカ人がいて「ビッグボール」とか騒いでいてとにかく楽しいという印象となったのです。その後、台湾で知り合った女性と一緒に見ったり、トルコで知り合った女性と一緒に見たり、山岳会で知り合ったしげと一緒に見たり...と、今回、嫁と一緒に見るのが5回目です。計画としては12時からのアマルフィーを横須賀の映画館で見てから米軍基地で過すはずだったのですが、アマルフィーが満員です。16時からのアマルフィーを見ることになりました。てか、無理してアマルフィー見る必要あるのかって感じなのですが、嫁がどうしても見たいってことで、米軍基地の往復をすることになったのでした。まずは腹ごしらいです。ネイビーバーガーです。10箇所くらい食べられる店があるのですが、迷った結果、LAUNAという若い夫婦がやっているハワイアンなお店で食べました。超でかいです。超でっかいのですが嫁も同じ量をぺろり。将来、太るのでしょうか。ロングボートというハワイアンビールも飲みました。そして、米軍基地へ。BBQででっかい肉を焼いてます。スケールが違いますね。そして、いつも花火を見ているポジションで昼寝。暑いです。猛暑です。日陰を探しに移動。そして、映画館に戻ります。歩きまくり。ミスタードーナッツでドーナツ食べてから、映画を見ます。なかなか面白い映画でしたが、映画館が小さい。スクリーンが小さい。残念です。そして、再びいつもの花火観覧ゾーンへ。周りにアメリカ人はいないで、なんとも静かな花火大会でした。熱海を経験してしまうと、花火が小さく見えます。風が無く煙が流れず、花火が煙で見えません。残念です。さて、花火が終わって汐入駅近くの喫茶店ハングリーボーイで横須賀海軍カレーを食べます。牛乳がつきます。美味かったです。そして、なぜか久里浜へ行くことになりました。これが大失敗。なんと、終電が無くなるのです。終電11時半って、どんなに早いねん。田舎です。神奈川新町までしか帰れません。横須賀中央で泊まることにしました。ホテルを探すのですが、やっぱり祭りの後ですので、空いてません。最終手段の自由の女神があるラブホテルGODDESSに入ることにしました。1席空いてます。仕方ない、ここにしようと思ったのですが、おばちゃんから「もう空きないよー、先にカップルが入っちゃってるよ」とのこと。0時過ぎまで歩いてホテル探し。嫁の機嫌も悪くなってます。歩いていて見つかったPALIOというラブホテルにかけます。奇跡的に1席あいてました。浴衣を着た高校生くらいのカップルがフロアにいたので、たまたま行為が終わって空いたのでしょうか。まー、そんなことどうでもいいのです。宿にたどり着いたことだけで幸せです。ラブホテルっぽくない普通の部屋でした。朝食も着くってことです。翌朝、雨です。朝食食べます。さすがはラブホテル。朝食を持ってくる人が目を合わせません。サービスですね。雨ですので、横須賀観光をすることもなく、カレーのお土産買って、帰ります。TSUTAYAで旭山動物園を借りました。家にあったソーキソバを食べながら見ます。風情ゼロです。雨が止んだので、夕飯は武蔵新城のホルモンしばうらで、カルビ、ギヤラ、和牛ホルモンを頂きます。ここ美味しいです。そんな歩いてばかりいた横須賀の思ひ出でした。

8月8日(土) 明野のひまわり 1泊2日
 嫁さんが前々から「今逢いに行きます」の向日葵が見たいと言っておりまして、この夏に実現することにしました。明野の向日葵です。せっかく山梨へ行くってことで清里で1泊することにしました。楽天で清里の宿「パンパスグラス」を予約しました。天気によって、向日葵は土曜日するか日曜にするかを決めることにしました。当日は曇りで微妙でしたが、明野に行くことにしました。当日はゆっくり目のスタートです。あずさ13号の自由席です。昼飯は立川駅の焼き蕎麦を持ち帰りで電車で食べます。予想はしてましたが、席は別々です。まー、座れただけましです。バスに乗ります。女性がバスの案内をしていたのですが、その女性が何の説明も無くバス1日乗り放題の引き換え券(ハイジ村の券?)を渡して、それを運転手に出すと、運転手も何の説明もなく、1000円を請求し、流れ作業のように、みんなが1日乗り放題券を買っていました。何もしらない僕ら夫婦も、乗り放題券が得なのだと思い込み、乗り放題券を購入しました。後から知ったのですが、明野の向日葵会場は片道250円です。便数が少なく、時間通りにこないバスの乗り放題チケットを買っても、行きと帰りしか使えません。向日葵会場のために来た人たちは500円の損をしています。後日、北杜市にクレームメールしておきました。さて、向日葵はというととっても綺麗でした。黄色が青空に絵になるんですよ。しっかし、暑いです。猛暑です。嫁の機嫌も悪くなってます。クラフト市を見て、ブルーハワイのカキ氷を食べました。その後、ひまわりソフトクリームを購入。味はマンゴーです。帰りのバスはなかなか来ません。こんな1日乗車券を買うやつはアホですね...。バスはやったら遅れたので、電車に間に合わないと思ったのですが、なんとかギリギリセーフで乗れました。DSのマリオで勝負しながら清里のペンションへ。雨が降ってきました。夕飯はパンパスグラスのハンバーグです。美味しいです。タオルも歯磨きも無いってことで、雨の中、セブンイレブンへ向います。帰りになぜか、ペンションの隣のアミという店でえびグラタンを食べます。何ご飯だ?翌日は曇りです。ペンションの目玉焼きを食べて出発です。明野駅はすたれてますね。レンタサイクルはサビサビです。でも借ります。壊れた自転車で出発。無理でした。ギアが変わらない。自転車を交換して、八ヶ岳サイクリングコースへ。永遠に上りです。きついです。泣きそうです。逆走をしているようです。ゴール。時間が無いので、嫁の行きたいというまきの牧場へ向いことに。上ったところイッキに降ります。気持ちいい。丘の公園に着いたところで、嫁が地図を間違えていることが判明。さっきのゴール付近が牧場でした。一気に脱力感。RTCKという店でカレー食べて帰ることにしました。ベーコンカレーです。美味いです。ビールも飲んじゃいます。飲酒運転になるので、自転車引いてレンタル屋へ。お土産買ってパン屋へ寄って、あずさ20号自由席で帰ります。ラッキーなことに座れました。席は別々ですが。帰りに溝ノ口の喜楽里という温泉へ寄っていくことにしました。疲れが取れます。夕飯は溝ノ口のたまいという店で焼き鳥を食べます。金運つくねを食べて、サマージャンボ大当たり(してませんでした)。そんな太陽と向日葵がまぶしい明野と自転車で疲れた清里の思ひ出でした。

8月13日(木) 八景島のゆずコラボ花火
 今年の花火は熱海が1回目で、横須賀が2回目で、3回目が平和島です。平和島シーパラダイスは8月13日(木)に午後休とって行きました。お昼ごはんは小杉のハワイアン居酒屋でロコモコです。意外と美味しかったけど、店には店員が一人で、客がいっぱいになったら、直列処理が辛いです。陽射しが弱くなってから出かけます。5時からのペアチケットです。さっそく、水族館なのにPalmestonでぶつ切り海老カレーを食べました。えびがめちゃくちゃ美味いです。さっきロコモコ食べたばっかなのですが、はやくも夕飯ぺろり。花火まで時間はまだまだありますが、アクアミュージアムの鰯イリュージョンを見ることにしました。鰯イリュージョンを見るのは2回目です。すっごい数の鰯が踊ります。餌と天敵(鮫)で操るらしいのですが、幻想的で面白いです。その近くの水槽でアザラシが泳ぎまくってるのも凄かったです。あの巨体が泳ぐのです。その後はふれあいラグーンへ。確実に順番間違えてます。再びレストランを横切っていきます。八景島は3回目ですが、ふれあいランドに初めてきました。いろんな魚と触れ合えるのですが、ペンギンを触れることができました。おもったよりサラサラヘアーでした。花火が始まるまでちょっと時間があるので、ドルフィンファンタジーへ。さきほど、ふれあいラグーンで白イルカを見てしまったので、白イルカを見ても感動がイマイチ。人が集まりまくってます。なんせ、八景島は入場無料ですからね。水族館やアトラクションをしなければ、無料で花火見られるのですよ。そして、いよいよ横浜開港150周年記念のゆずコラボ花火を見ました。音楽とあっていて素敵でした。Sail to th skyです。音楽が違うだけかもしれませんが、昨年見た花火とは違う感じでした。後ろのハイテンションの女性の声がむかつきましたが、よい音楽コラボを楽しめました。そんなコラボレーションを楽しめた八景島の思ひ出でした。

8月15日(土) 伊勢原の送り火
 今月は夏休みを取らなかったので、せめてお盆の土日だけでも実家に帰ることにしました。嫁は夜勤なので寝貯めしております。お昼ご飯を一緒に武蔵小杉のカレースープ屋で食べました。インド人がやっている怪しいカレー屋だと思い込み、気になってはいましたが、今日まで敬遠してました。カジュアルな感じな店でした。そして、美味しいです。カレーラーメンのスープのような味ですね。今度、ディナーで来てみたい店です。そのまま実家へ帰ります。愛甲石田で箱根蕎麦の夏の風物詩である「豆腐一丁」を食べます。蕎麦に豆腐が一丁そのまま入っているものです。美味いのです。食べ終わってからちょうど良いバスがなかったので、歩いて実家へ帰ります。弟が結婚しからというもの父は一人暮らしです。「誰も連絡がない。大原麗子みたいにひからびるぞ」と言ってました(笑)。まー、元気でよかったです。夕飯は父の作った余り物特集です。10月に結婚する大学の同期に写真を貸してくれと頼まれており、古いアルバムから何枚か抜きます。翌日は新宿でその写真を渡します。夕飯は山梨で買ったおざらを食べます。冷たいホウトウです。同期に会って写真を渡したら、お昼に行こうと言うので、一緒にロールキャベツで有名な喫茶店へ行きました。愛甲石田から新宿の往復したのだから、ランチくらいおごってくれるのかと思いきや割り勘です...。小杉の家に戻って嫁と一緒に再び実家へ向かいます。実家で送り火をします。嫁は初めてやるそうです。火を炊いて迎え火で迎えた先祖をお墓に送り返すわけですね。夕飯は銀のさらでお寿司です。ネタが大きくてとっても美味いです。そんな送り火をした実家の思ひ出でした。

8月21日(金) 朝日新聞社見学とガンダム
 今日は有休をとって嫁の甥っ子と朝日新聞社の見学へ行きました。朝日新聞社の見学案内を読めの友人がやっているということで、行くことになったのです。埼玉の義甥の住む駅まで向かえに行ってから朝日新聞社のある築地市場へ向かいます。お昼はお寿司です。義甥が回転寿司がいいというので、回転寿司にしました。正直、築地に来て回転寿司食べても意味なくねぇって思うのですが、きっと美味いのでしょう。で、味は「普通」。値段は「築地」。なんでもこの店が成り立っているのか意味不明。まったくもって美味くないです。「築地」という名前にみんな騙されているのでしょう。ネタも小さく、味も回転寿司の中の下くらいです。義甥はさびぬきなので、回転寿司の意味ないし。赤身とサーモンとイクラばっか食べてました。シャケイクラ丼でも食べた方が安かったのでは。お会計は9000円。まー、築地ですのでこれくらいは覚悟してましたが、ランチの回転寿司で、大人2名、子供2名で、9000円はやっぱ高いですね。これで味がよかったら何の文句も言わないのですが。食後は新聞社に向かいます。嫁の友人に挨拶して社会科見学スタート。即席で新聞を作ってくれるサービスがうれしいです。嫁の友人の説明も分かりやすかった。見学が終わって、時間があったのでお台場へ行くことにしました。きっと、ガンダムに興味があるに違いないと決めつけて行ったのですが、さほど興奮していないで、ちゃちゃっと帰ることに。人が多すぎなのでうんざりしたんですかね。でもこのガンダムよくできてますね。かっこいい。義甥を埼玉に送ってから、横浜に用事があったので向かいます。ベイスクエアーでアオロハテーブルという店でロコモコを食べました。美味いです。ストロベリーパンケーキもめっちゃ美味かった。従兄弟が働いている日産のビルを見ながらハワイアンを楽しませていただきました。そんな義甥っ子の夏休みの思ひ出でした。

8月22日(土) 浅草のお墓参り
 また、暗い話とまってしまうんですが、大学の後輩の嫁の友人が33歳という若さで、今年の2月に亡くなってしまいました。昔、一緒に食事をしたこともあったので、半年後になってしまいましたが、お墓参りに行くことになりました。稲荷町のお寺にあり、お寺の隣に花屋があるってことだったのですが、お休みでした。花を求めて田原町まで歩いてしまいました。河童橋をうろついて、やっとこ花屋を見つけました。そして、再びお寺に戻りました。お墓のマンションって感じで、墓石が敷きめいています。墓石と墓石の距離が近すぎる。都内のお墓ってこんな感じなんですかね。お花とお線香を上げてお墓参り終了です。33歳、若すぎる。自分の中で他人ではなく、知人となった人がこの世の中からいなくなるというのは辛いです。たった3回しかあってない知人ですが、数万、数億というこの世の中の「他人」から、この世の中で、たった一人の「知人」となった人が、亡くなるというのは悲しいことです。まだまだ生きたいと思っていたに違いありません。僕にできることは、この子が幸せに暮らすはずだった残りの人生の分まで、幸せに生きることだけです。天国では幸せに暮らしているのかな。天国で幸せに暮らしていることを祈ります。ご冥福を心からお祈りいたします。さて、その後はベローチェでアイスコーヒー飲んで、いつもの会社ランチと変わらない光景。ネタもないのですが、浅草寺へ行くことにしました。久しぶりの浅草寺でしたが、改装中でした...。このイベントもあっという間に終了。帰りは国際通りを歩こうってなったのですが、普通の車道です。なぜか、つくばエクスプレスで帰ることになりました。秋葉原で部品見学。mini SD変換メモリスティックを購入。帰宅です。嫁と多摩川花火大会へ行くことになっており、二子新地へ。人だらけです。携帯電話も繋がりません。改札も正確に伝えてないので、このまま会えないかと思ったのですが、奇跡的に会えました。焼き鳥、お稲荷さん、枝豆、焼きそばを買って、いざ会場へ。焼き鳥にびっくり。5本あるうちの4本がレバー。ありえない。しかも、嫁はレバー嫌い。ありえない。つくねは美味かったけど、レバーは生焼けで気持ち悪い。花火は世田谷会場をメインに見ていたのですが、電車ごしの神奈川会場の方が大きく見えました。そして、嫁と喧嘩。そんな夏のお墓参りと花火の思ひ出でした。

以上('09/9/1)。


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