歯医者Aの話

 ITILエキスパート試験に落ちました。敗者です。この様子は再試験で受かった際にお知らせします。さて、歯医者です。1月13日に客先直帰して、家の近くの歯医者へ行ってきました。コレステロールの関係で病院へ通ってますが、そこの二階にある歯医者です。兄弟経営をしているそうです。アポなしで行ったので大分待たされました。置いてある漫画は安達充のH2だけ。暇です。さて、なぜ歯医者に来たのか、それは虫歯になったからだとお思いでしょうが、違います。差し歯のコーティングが剥がれたからです。12月にアメを食べていた時、硬いアメだなーって思って噛んだのが、差し歯のコーティングでした。剥がれて金属部分が見えてしまっているのです。しっかり、コーティングを食べてしまいました。僕は前歯は出ていないので、笑わなければ目立たないのですが、さすがに1ヶ月も放置してましたので、治すことにしました。通っている病院の兄弟ってのがわかる先生でした。最初、若いお姉さんが対話を始めたので、この人が先生なのか不安になりましたが、看護士のようです。歯科衛生士っていうんですかね。本当の先生が来て、ご挨拶。先ずは歯のチェックからです。その昔、小学校でAとかCだとかマイナスだとか、いろいろ言われたのを思い出します。先生が看護士にAとかCとか言ってて、何をさしているのか分かりませんが、最後に先生が看護士に言った「かなりひどいです」は理解できました。なんせ10年ぶりくらいの歯医者ですからね。会社の健康管理センターにある歯医者で歯石を取ったのが最後で、それ以来、ちょっと歯が痛くても、全く歯医者には行きませんでした。実は前歯3本が差し歯なのですが、大学院の頃にやぶ医者と思われる歯医者で3本抜かれてしまったのです。そこでつくった差し歯で暮らすこと、13年。何の支障もなかったので、差し歯界では名医なのかもしれません。なんせ、僕の歯のかみ合わせは、悪いので、差し歯を壊しやすい歯並びなのです。今回の先生にも噛み合わせが悪いので、差し歯が10年以上もったのは、奇跡だと言われました。歯のチェック結果ですが、歯周病が進んでいるとのことです。特に差し歯の歯茎の歯周病がひどいようです。あと、虫歯が1本あるそうです。歯のチェックが終わったら、先ずは歯のレントゲンを撮ります。重いエプロンをつけてレントゲンを撮ります。先生から、今日、歯医者に来た目的は、かっこ悪い差し歯を治すことかと聞かれて、「はい」とはにかみながら答えます。歯の金属部をカバーすることとなります。ここの歯医者は目にタオルを置かれます。先生と看護士のやりとりは見えませんが、声は聞こえます。二人のやり取りを聞くと、この看護士さんは入社したばかりのようで、薬についてあまり詳しくないようです。「これでいいですか?」とか「それはなんですか?」といった看護士の質問が聞こえます。それにやさしく答える先生。しっかし、薬を知らない看護士に不安を感じます。そして、できあがったコーティングは差し歯に比べて、非常に白いので、じっくり見ると違和感があります。先生も「だめだ、金属部を隠すのがせいいっぱいだ。」と諦めたような声をだします。まー、目立たないのでOKとします。その後、歯の写真を取って、歯型を取ります。そして、歯周病の説明と歯周病のチェックを看護士さんがします。歯の磨き方の指導もします。1時間以上の治療を受けたので、初診ですし、きっとおそろしく費用を取られると覚悟をしてましたが3000円強でした。まー、思ってたよりは安いですが、今後も続くと思うと怖いです。ましてや、差し歯の入れ替えも必要となりますからね。セラミックなんて選んだ日には3本で100万円以上とれらることでしょう。そんな初診でしたが、次の治療は10日後の1月23日です。当日、17時という時間でしたのでカレーおでんを作っていて、危うく忘れてしまうところでした。その日は歯のクリーニングだけです。「だけ」といいましたが1時間くらいかけて、歯茎の歯垢を細い機材でゴリゴリ削られます。すっげー痛いのです。口をゆすぐと血だらけです。これを4セットくらいやるのです。前回の女性がゴリゴリ削るのです。こんなにゴリゴリやったら前回くっつけた差し歯のカバーがはずれるんじゃないかって心配になります。クリーニングが終わったら先生の説明です。前回より歯周病はよくなっているとのこと。僕の歯の模型を作っており、噛み合わせが悪いことを何度も説明します。もう、昔から噛み合わせが悪いってのは認識しておりますから。差し歯の差し替えも非常に難しいことを認識して欲しいと説明を受けます。そんなわけで、この日は説明を受けて終わりです。次回は仮歯に入れ替えるので1時間半くらいかかるとのこと。前回、1月29日で予約済みだったのですが、この時間ではできないようで、次の予約が2月の26日と1ヶ月も先になるのでした。でも、とりあえず29日も何かやるとのこと。この予約の事務員は結構、てきとうな感じで不安です。翌日、山に行った帰りに歯に違和感あり。差し歯のカバーが剥がれておりました。恐らく、ベトナム土産のお菓子を食べた時に剥がれて、一緒に食べてしまったものと思われます。そして、仕事で忙しくて1週間、青海苔が付いたような歯で放置。1月29日(土)の2時に歯医者へ行きました。先生に差し歯が剥がれたことを伝えると、今日は奥の歯の虫歯を治す予定でしたが、予定を変更してつきっきりで差し歯を抜いて仮歯を入れることにするとのこと。時間がないので3本は無理ってことで、金属部分が出ている2本を変えるとのこと。1時間くらいかかるとのことですが、了承して2本の工事が始まりました。まさに工事なのですが、歯医者で聞きたく無い音のオンパレード。キーン、キュイーン、ガリガリ、ギュリギュリ。差し歯が削られていきます。差し歯が全て削られて差し歯を止める金属部分が残ります。そして、仮歯を造ります。いつもはタオルを目にのせられるのですが、「顔とのバランスを見る」ってことでタオルを取ります。先生と看護士の視線が眩しい。「やっぱりダメだ」という先生の言葉。顔でかいからや。なにがダメなのか分からないけど、ダメらしい。噛み合わせが悪いので大変みたいです。そして、仮歯がうまく入って無事に仮工事は、竣工です。仮歯はプラスティックのような素材ってことで、硬いものはダメみたいです。30分は食事禁止です。次は2月末です。残りの1本の差し歯を削って、仮歯に変えて、奥の歯の虫歯を治療します。工事が全て終わるのは冬が終わって春が来てしまうのではないでしょうか。その日は川崎でソーシャルネットワークを見ました。高田屋で寒ブリを食べてます。お通しは豆腐です。寒ぶりの刺身、寒ぶりのしゃぶしゃぶ、おでんと仮歯でも美味しくいただける柔らかいメニューです。チネチッタでソーシャルネットワークを見ます。良く出来たドキュメンタリーって感じで、アカデミー賞って感じではありません。って歯医者関係なくなっておりますので戻します。その日の夜、歯を磨いたら、歯茎から血が出て、止まりません。焦りました。口をゆすぎまくって、なんとか止血。翌日は法事です。朝、歯を磨くのを忘れて、伊勢原駅のミスドでドーナツ食べて法事へ行きます。法事が終わってから、ヨシモト無限大ホールで鬼奴のライブを見に行きました。パチンコ同好会2とかいうもので、1500円の割りには楽しめました。バッファロー五郎と鬼奴が司会をして、パチンコに関するコントを渡辺真美、エハラマサヒロ、ハイキングウォーキング、パンサー、楽しんご、レイザーラモンRGがやって争ったり、ジェスチャーゲームをしたり、客を巻き込んだクイズをしたりというパチンコと関係ない一時間半でした。面白かったです。その日の夜はベトナム料理屋で海鮮フォーのセットを食べました。って再び歯医者関係なくなっておりますので戻します。差し歯をセラミックにするか、普通にするか大きなお金の違いです。普通のにして、今回のように10年持てば良いですが、差し歯入れ替えが3年に1度とかになってしまったら、かえってセラミックより費用がかかるなんてこともあるのでしょうか。さて、最終工事の結果は、どうなることでしょう。工事が終わったら、またご連絡いたしますね。

以上('11/2/1)。


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