山と森と湖の話

 山へ毎月のように登り始めたのは、1999年3月のことでした。既に社会人になってからのことですが、夜間大学へ通っていた頃の友人が、山へ誘ってきたのが最初です。メンバーは、友人が夜間大学の近くにあるローソンでアルバイトをしていた頃に知り合った人たちです。バイトの先輩とお客さん。この4名で弘法山と鶴巻温泉へ行ったのが最初です。ホームページを作って公開することにしたのが、いつのことだか覚えておりませんが、それ以来、山というかホームページ作りが楽しくて楽しくて、やめられなくなったのです。毎月、毎月ホームページを作るのが趣味となっておりました。キャンプをしたり、山頂のテント泊をしたりと段々と本格的になってきてはいますが、1000m以下の低山がメインであり、月に1回ということもあり、長く続いております。これが毎週、きつい山とかだったら、とっくにやめているでしょう。プロデューサを輪番で決めて、山のコースと料理と温泉を決めます。料理を作るってところも飽きさせない魅力だと思います。最初は上原山岳会という名前で、10年近く活動して100回の定例会を終えて、リニューアルして、現在は「山ごはんと温泉の日曜日」こと月刊「山温」として、活動中です。そんな100回以上やっている活動ですが、日本一の富士山に挑戦することは、いままでなかったのです。それが、8月13日〜14日に実現されました。日記は山温のホームページに書いた内容をそのまま転記して、手抜きです(笑)。そんな富士山でしたが、本当に楽しく、良い経験でした。子供の頃から富士山は日本一の山、皆なろうと教育されてきておりますので、いつかは登りたいという気持ちを持っておりました。特に最近、「岳」の映画を見て、「岳」のマンガを14巻イッキに購入して、高い山への憧れというか、高い山へ行きたい熱が出ておりましたので、富士山はとっても良い思い出となりました。次は北岳でしょうか。アルプスの山にも挑戦したいですね。といいつつ、次回はただのキャンプです。8月27日〜28日に奥多摩の氷川キャンプ場へ行きました。奥多摩日記も再び山温のホームページに書いた内容をそのまま転記して手を抜きます(笑)。話を富士山に戻します。富士山の翌日はというと筋肉痛と日焼けのピリピリで辛かったですが、たまに疲れる筋肉痛は気持ちがいいものです。回復感を感じるのも「生きている」って感じがして良いものです。たまには体を酷使するのも大切なのかもしれませんね。1月に塔ノ岳に登った翌日も筋肉痛したが、塔ノ岳の方が富士山より辛かったような気がします。富士山は完全に整備された山ですので、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。しっかし、モンベルの靴は毎回、僕の指にダメージを与えます。今回も左足の親指と中指が黒ずみました。足に合った靴を買うことが大切です。さて、この富士山も輪番休暇中に行ってきたのですが、同じく輪番休暇中に青森へ行ってきましたので、そちらの青森日記をお送りします。青森は3回目になりますが、前回の白神山地は世界遺産エリアではないことが、後から分かったので、今回は世界遺産エリアに足を入れることにしたのです。それから、世界遺産暫定リストの三内丸山遺跡にも行ってきました。輪番休暇中に世界遺産暫定リストは「富岡製糸工場」、「富士山」、「三内丸山遺跡」と3箇所に行き、世界遺産の「平泉」、「白神山地」と2箇所に行ったのでした。残る世界遺産は「小笠原」だけですが、これはホントに難しいと思います。青森から帰ってきた日のアド街っく天国でも小笠原を特集しており、集客を集めそうなVTRがガンガン流れておりました。ますます厳しくなることでしょう。先月、遠い親戚に小笠原出身の方がいることが分かりましたので、そのつてで実現してみるのもありですかね。とはいえ、最低6日は必要な日程と18万円くらいかかる旅費を考えると実現が難しく思うのです。残る暫定リストは「飛鳥・藤原の宮都と関連資産群 」、「百舌鳥・古市古墳群 」、「宗像・沖ノ島と関連遺産群 」の3箇所となりました。なんとか暫定リストは今年中に制覇したいと企んでおります。そんなわけで、今年の夏は海外旅行へ行けませんでしたが、山(富士山)、森(青森)、湖(奥多摩湖)と日本の旅を満喫いたしました。そういえば、7月には泉(平泉)にも行きましたね(笑)。しかし海へ行かなかったのは、やはり例の原子炉の問題ですね。海水浴客は前年比84%減とか言っているので、被災の影響は凄いですね。もっとも、私の場合は、毎年、海には言ってないですけどね。海外の海しか行かないのです。あー、海外のビーチバカンスしたいです。

8月14日(日):富士山
 山温のメンバーであるベトナム人のサングさんが、富士山へ行きたいと言っていたので、山温のメンバーである会社の同期の大野くんに相談したところ、プロデューサを買ってでてくれました。ついに、僕らの山温も日本一の山「富士山」に行くのです。でも、山温のリーダである鳴海さんは「富士山は山じゃない」と言うのです(笑)。大野くんの会社のインターン生2名を引き連れて、多国籍な富士山デビューとなるのです。インターン生はスロバキア人のマルティンくんと中国人のツァイくんです。川崎のホテル住まいなので、武蔵小杉駅で合流。サングさんは新宿からスーパーあずさで立川で合流。合流できないんじゃないかという不安がありましたが、無事に合流。あずさは混んでおり座れませんが、フジサン特急がガラ空きでした。お盆渋滞を避け、電車を選択した大野プロデューサ。流石、4回目の富士登山者です。そして、五合目に到着。バスで五合目に到着すると人がわんさか。下山客です。土日を避けた日程選択も良かったです。スタートから肌寒いくらいで、気候も良いです。あまり美味しくない山小屋のランチを食べてスタート。ここでマルティンくんは神風の鉢巻きと日本Tシャツを購入。マルティンくんの荷物は、宮内の黄色バッグより、コンパクトです。さすがは登山ランナー。そして、長い長い登山道です。でも意外と登りやすいです。マルティンさんは登山ランナーなので、先にさっさと行きます。なんと2時間でゴールしたらしいです。八合目の山小屋で問題発生。サングさんがはぐれます。でも携帯電波が届く富士山では連絡が着くのです。「いま八合目です」という電話が入り、九合目にいた僕らはサングさんを待ちます。そして、30分経って「山頂の山口屋です」という電話が入ります。嫌がらせか...。今日の説教部屋決定です。そして、山頂に到着。すごく順調に登っていたのですが、サングさん待ちで体も冷えて絶不調。でも4時半には山頂に到着できて、スケジュールとしては順調でした。夕飯は本日のお宿の山口屋でカレーライスを食べます。宮内は朝食もカレーライスをガツンと食べたので、3食カレーです。山口屋のカレーは意外と美味しい。寝室は隣りがおじさんだろうと若い娘さんだろうとお構いなしで、仕切り無しの添い寝状態なのです。7時消灯。

8月15日(月):富士山
 宮内のお床の右隣りはサングさん。左隣りは美人の山ガールな訳なく、知らんおっさんです...。サングさんと添い寝状態で眠れません(笑)。というか、空気が薄くて頭が痛くなり、ほぼ、一睡もできない状態でした。そんな中、3時に起きて御来光を見に行きます。起きてしまえば頭がスッキリでした。寝れない夢を見ていたのでしょうか(笑)。本日は満月の月明かりが綺麗で星はあまり綺麗に見えません。そして、5時過ぎ。雲が多くて御来光は見られないのではないかと心配しましたが、しっかり、御来光を見ることができました。いやー、気持ちのいい朝です。そして、気持ちが悪いほど、人がわんさかいます(笑)。震災の影響で外国人は例年より少ないようですが、原発の影響で海より山が流行っているということで、山ガールや岳メンでいっぱいです。子供もいて富士山って登りやすい山なんだなーって改めて思いました。山小屋に戻って一眠りしてから、朝食です。1000円の牛丼です。汁だくで意外と美味いです。ちなみに昨日のカレーは1200円。山の食事は贅沢なのです。でも山口屋の食事は美味しいです。添い寝が我慢できればお薦めです(笑)。そして、本日はお鉢巡りをします。山頂の標識写真渋滞に並んで、集合写真を撮って、観光終了です。そして、永遠の下山道です。天気が良くて日焼けしまくりです。山小屋で500円のCCレモンを買ってしまいました。宝永山の火口を見た後は、本日のメインイベント、大野くんお薦めの大砂走りです。1歩3mで飛ぶように走っていくことができるのです。楽しい楽しい。靴には厳しいし、翌日は確実に筋肉痛だろうってほど、普段使わない筋肉使ってそう(笑)。でも楽しい。ガンガン進みます。マルティンくんは止まることなく一気にランニング。3時間弱で御殿場の山小屋に到着してランチです。1000円のカツ丼を食べます。ツァイくんは山口屋では売り切れだった待望のおでんを食べます。普段は月曜休日の御殿場温泉会館も、夏休みは開館しており、無事に温泉に浸かることができました。一説には富士登山は4000kcalを使うといいますが、夕飯のサイゼリアのミックスグリルでとっくにカロリーオーバー(笑)

8月18日(木):青森
 輪番休日に嫁さんと青森へ行くことにしました。青森と言えば新幹線が新青森まで開通したので、はやぶさでスーっと行きたいところでしたが、お盆なので当然、予約できません。嫁さんがびゅうで予約してくれて、はやて+弘前ドーミインとなりました。びゅうの予約内容を聞くと3日間で、宿は1泊しか予約できず、行きの電車は6時台で帰りは20時過ぎとのこと。「あれ、マロンのこと考えてなくない?」っと言うと、「あー、すっかり忘れてた」とのこと。おいおい。ペットのホテルの開店と閉店の時間を考えると、マロンは4泊5日になってしまうじゃないですか。そんなことで、びゅうで予約変更です。行きはお盆で他に空きがないので変更できませんが、帰りは朝早い便に変更できました。マロンは3泊4日です。前日は等々力緑地で散歩してから、VITAというホテルでマロンを預けます。マロンがいない夜は、寂しい感じです。釜飯の出前を取ります。うなぎ釜飯です。翌日は5時起きなので早めに寝ます。5時50分のバスに乗って、小杉駅へ行きます。横須賀線で東京駅へ向かって、東京駅からはやてに乗って新青森へ向かいます。やっぱ、はやぶさじゃないと長いですね。ようやく新青森に着きました。新青森は流石は新しい駅といった感じです。旬味館でお昼です。「魚っ喰いの田」です。ここで大間の鉄火丼を食べます。嫁さんは銀だら定食です。鉄火丼は1800円なら普通って感じの味でした。やっぱ、トロとか食べないとダメなんですかね。嫁さんの銀だらは脂が乗ってて美味しかった。食後は世界遺産暫定リストのの三内丸山遺跡へ行きます。新青森駅からねぶたん号というバスに乗って行きます。マイクロバスにガイドがついており、しおりを配っております。200円。青森は雨です。三内丸山遺跡は復元した遺跡ってことで、まー建造物としての歴史的価値は無いですが、想像すれば楽しい場所なのでしょう。縄文時代の生活を想像すると楽しいです。さんまるミュージアムの中には発掘されたものが、展示されています。土偶など、何に使ったのか考えると面白いです。そんなわけで、サクっと見学して、りんごジュースを飲んで、再ねぶたん号で新青森に戻ります。新青森からつがる号に乗って、弘前へ向かいます。雨が強くなっております。バス案内所で明日の暗門の滝とマザーツリーへの往復チケットを買いに行ったのですが、本日、大雨で通行止めになっているから明日、状況を見て買った方が良いとのこと。タクシーでドーミーインへ行きます。無料送迎タクシーがあるのですが、時間が合わず普通のタクシーで行ったので、910円もかかりました。楽天で翌日を予約していたのですが、びゅうが嫁の名前で楽天が私の名前だったので、連泊者と気づかなかった上に、びゅうはツインルームで楽天はダブルベッドなので、連泊に出来ません。でも、ツインルームが空いていたってことで連泊にしてくれました。こういう融通の利くところが、ドーミーインの素晴らしいところです。ホテルで少し休みます。嫁さんはもう少し休むってことで、単独、弘前観光です。弘前公園と弘前城と天満宮を観光したところで大雨になって、ホテルに戻ります。お風呂に入ってから食事へ行きます。常寿司という太巻きの美味しいお店は行きます。お盆で休みです。よくあるパターンです。杏という津軽三味線のライブがある郷土料理のお店へ行きます。ホタテ貝味噌焼き、シャモロックから揚げ、海鮮サラダ、おにぎり、黒石やきそば、豚串焼きを食べました。そして、7時半に津軽三味線が始まります。若い男性が1人だけです。愛想がないですが、腕はあります。津軽三味線にしてはゆっくりしたテンポの曲が多かったですが、最後の曲は早いテンポで良かったです。籠に1000円のチップを入れて、ホテルに戻ります。温泉に入って、ドーミーインのサービスである夜鳴き蕎麦を食べて本日終了です。

8月19日(金):青森
 7時に起きて朝風呂に入ります。山が見えて露天風呂が気持ちいいです。ドーミインは温泉が気持ちいいのです。ホテルの朝食バイキングを食べます。ドーミーインは地元の料理が入っていて、こちらも素晴らしいのです。無料タクシーに乗って、弘前駅へ行きます。昨日のバス案内所へ行って、往復バスチケットを購入。天気は良好で問題なく買えました。ミスドでカフェオレを飲んで、トイレへ行ってからバスを待ちます。嫁さんが早く帰りたいというので、マザーツリーを辞めて、予定していたコースを変更します。バスは大きなザックを持った山行きの格好をした人が並んでいます。僕らはショッピングへでも行くような格好です。大丈夫でしょうか。バスに長いこと揺られて、1時間半アクアビレッジアンモンに着きました。ガイド案内所へ行ってびっくり。暗門の滝のコースは橋が流されてダメとのこと。おいおい、だったらバスチケット売り場で言ってくれよ。昨日、チケット購入を断ったおばちゃんと違ったので不安には思っていたのですが、悲しいです。仕方ないので、ブナ林散策コースへ行きます。往復60分のコースです。天気がよくて気持ちいいです。結構、アップダウンがあり、運動になります。天気が良くてブナ林からの木漏れ日が綺麗です。コースを一通り廻って、戻ったところで実はブナ林散策コースから暗門の滝へ行けたような案内が紙に書いてます。ショックです。再び2時間かけて歩くのは辛いので、今回は諦めます。今回の旅のメインイベントだっただけに、くやしーです。行けるなら行けるって言ってくれれば最初から行ったのに。気を取り直して、アクアビレッジで食事をします。白神ざるそばです。普通のざるそばでした。店内のお土産屋で暗門の滝のポストカードを見ると非常に綺麗でした。前日が雨なので、水かさが増して、見れていれば、そりゃーもうすごい滝になっていたことでしょう。くやしーです。出店のたこ焼きを食べます。出店のおばちゃんが「温めますか?」と聞いてきたのですが、出店のおじちゃんが、「いいよいいよ」って言うので、嫁さんがそれにのって温めず、冷たいたこ焼きでした。おじちゃんの「いいよいいよ」は、どういう意味だったのでしょうか。さて、時間があるので、津軽峠のマザーツリーへバスで行くことにしました。道がボコボコです。ところどころ舗装されているのですが、砂利道の方が多いです。振動がすごいです。1時間弱で津軽峠に到着。徒歩5分のところにマザーツリーがあります。屋久島の8時間の道を歩いて縄文杉を見た後では感動も薄いのです。バスで来てますし。縄文杉を見てから早くも1年が経つのです。今年はなぜか縄文土器を見ることになったのでした(笑)。ブナの寿命は200年とのことなので、杉と比べちゃいけないのです。樹齢200年のマザーツリーはブナとしては、それはもー立派な木なのです。津軽峠に戻って、峠の景色を見ますが、大して景色はよくないのです。再びバスで弘前駅に戻ります。2時間強かかります。でも、爆睡できたので、結構、早く弘前駅に着いた感覚です。弘前駅でお土産を買って、本日も送迎タクシーの時間は合わず910円払ってホテルに戻ります。もったいなー。本日もドーミーインです。お風呂に入ってから5時に食事へ向かいます。昨日、お休みだった常寿司が本日から営業ってことで、5時じゃさすがに開いてないだろーって思ったら開いてました。ここで名物の特製太巻き3150円を食べます。それから天ぷらと茶碗蒸しも食べます。どれもみんな美味しかったです。ホテルに戻って金スマを見て、昨日買ったローソンのマロンロールケーキを食べて、消灯です。本日は夜鳴きそばは自粛しました。暗門の滝は行けませんでしたが、本当の世界遺産である「白神山地」の地を踏めた記念すべき日なのでした。

8月20日(土):青森
 6時に起きて、朝風呂に入ります。朝食バイキングです。昨日より美味しいです。夜鳴きそばを食べずにお腹が空いていたからでしょうか。から揚げが美味い。8個くらい食べちゃいました。1口チーズがあったので、マロンのお土産としていただいちゃいました。8時の無料タクシーで弘前駅へ。乗り継ぎを心配しましたが、8時9分の鈍行に乗れました。鈍行に揺られて、ネイティブの青森べんの会話を聞きながら新青森に到着です。1時間くらい待ち時間がありますが、旬味館でお土産タイムです。駅弁を買って、はやてで東京に戻ります。本日はUターンラッシュなのでしょうか、混んでおります。ワンセグを見ている人が多いのですが、甲子園の決勝戦です。青森の光星学院と日大三高との試合です。なんとか東北に頑張って欲しいと思いますが、結果は0−11の退廃となってしまいました。更に部員の飲酒が発覚しました。しかも、8カ月も前の軽率な行動が、選手権直後に分かったタイミングには不自然な印象もあるとのこと。「甲子園で優勝したら停学を取り消してやる」なんて約束があったとしたら、おっぱいバレーよりたち悪いですね。22日以前は知らなかったと言っているようですが、8ヶ月前の行動ですので怪しいと思われても仕方ないですね。東北の優勝で活気付けて欲しいと望んだのですが、このニュースは非常に残念です。勝負に負けたのは仕方ないことですし、日大三高も東北のために手を抜いたなんてことになったら、そりゃーもうスポーツマンとして許せないことですので、全力で買って、全力で負けたのであれば、それはそれで良いことですし、観戦している人たちも感動したことでしょう。しかし、その裏で、へんなやりとりがあったとしたら、それは悲しいことです。そんなことは後から知ったことなので、この時は負けてしまって残念って感じで、白神弁当を食べて東京駅に到着するのでした。東京駅から横須賀線の乗り継ぎもバスの乗り継ぎも良く、家に戻れました。雨も降らず嫁さんはバスでそのままマロンを向かえに行きます。相変わらず元気なマロンでした。その後、大学の後輩から来週使うキャンプのテントを受け取り、ライフに買い物へ行きます。夕飯は豚しゃぶです。マロンに買ったペット用のりんご菓子は硬くて食べられず。残念。楽天のお客様の声に「食事と温泉が気に入っており、毎回、ドーミーイングループのホテルを利用させていただいております。ドーミーイン弘前も朝食バイキングも地元の品もあり、とても美味しく、温泉も露天風呂があり、雰囲気がとても良かったです。前日、楽天ではなく、旅行代理店で1泊の予約をしていたのですが、連泊の扱いで同じ部屋にしていただきました。ありがとうございます。こういう融通を利かせていただけるところもドーミーインの良いところだと感じました。1点、部屋のエアコンが古いのか、リモコンの音がせず、反応しているのかしていないのか分からず、稼働中に変な音が鳴り続けていたのが残念でした。それ以外は非常に満足しております。また、ドーミーイングループのホテルを利用したいと思います。」と登録しておきました。その返信もすぐに記載されておりました。安いのに本当、良いホテルです。輪番休暇も明日で終わってしまいます。休日ってあっチュー間ですね。 

8月27日(土):奥多摩
 今回の山温のプロデューサは鳴海さんなのですが、いつもと違い1泊2日のキャンプなのです。そんなわけで宮内がプロデューサ補佐として動きます。この時期のキャンプ場は混んでおり、震災の影響でテント泊を辞めたところもあるので、テントサイトを決めるのが大変。結局、宮内の提案で氷川キャンプ場という予約無しの早いもの勝ちキャンプ場に決定。一番、悩んだのがテントです。テント不足。この解決のために鳴海さんと50回くらいメールを交わします。 参加表明が12人(男子7人、女子5人)。持ってるテントが2人用を3基。ってぜんぜん足りないじゃん。宮内の大学の後輩である伊原夫妻を誘ってましたが欠席ってことでテントを宮内が借ります。夜勤明けの山温メンバーであるしげが参加ってことで、しげテントを事前に鳴海さんに渡し、場所取り班のサングさんが受け取ることに。それでも足りないので、ダイクマの3980円テントを購入。意識した訳では無いですが、伊原くんのテントと全く同じ色と形でした。これで晴れてキャンプができると思ったら、天気予報が晴れてない...。土曜日が雨の予報なのです。 河川の増水を心配するメールが山温メンバーである中国人の王さんから何通も来るので、キャンプ場へ電話。問題なしとのことでした。サングさんからは「ボチボチ降ると大丈夫だろ。」というメールが。意味が分からないのでスルー(笑)。場所取り班は、ホリデー快速3号で集合の予定でしたが、この天気じゃ無駄ってことでお昼集合に変更。そんなわけで、場所取り班の宮内、サング、王、島村さんとお昼集合の井上さん、山田さん、桜木さんは同じ電車となりました。 今回、女性が5人も参加するキャンプです。高畑さん残念(笑)。お昼集合のメンバーはテントを共同作業で作って、お昼のパスタ焼きそばを食べます。午後集合の鳴海さんは集合場所を間違えてバスで奥多摩湖へ。翌日の下見を済ませてからバスで戻ります。流石はプロデューサ(笑)。3時に大量の鶏肉を持った大野くん登場。最後に寝坊のアメリカ人のアンディと宇都宮から参加の野口さんが4時頃に登場して全員集合。しげは、「夜勤明けで眠い」と言って翌朝集合に変更。夕飯の時間です。「BBQが無くちゃ暮らせませんよ!(北の国から風)」と言う王さん。2週間前に友達とウェルキャンプ場で、キャンプをしており、「今回、経済的に厳しいので参加できないかもしれない」と言っていたのに贅沢発言(笑)。同じく「スイカが無くちゃ暮らせませんよ!」と言うサングさん。そんなわけで、本日の夕飯は贅沢です。宮内の青森土産の煎餅汁に女性陣が手で捌いた(笑)。2kgの鶏肉と野菜。奥多摩のスーパーで買ったカルビと野菜。鳴海さんの買ってきたフランクと煎餅汁の〆のカレーうどん。そして、デザートにスイカ1玉です。 食後はキャンプファイアー(火遊び?)をして、井上さんの買ってきた花火でサングとアンディがはしゃぎます。井上さんと桜木さんが「温泉に行きたい」と言うので、大野くんが前回の温泉へ案内。閉店してましたが、近くの旅館と交渉して無事に入れたそうです。その隙に(笑)、アンディがアメリカンデザートを作ります。大野くんの分は無事に宮内が頂き、井上さんと桜木さんの分は王さんとサングさんがペロリ(笑)。消灯です。しげの小さいテントに酔っ払いの鳴海さんは1人眠ります。

8月28日(日):奥多摩
 夜中は若者たちがはしゃぎ、テントの下の石ころが痛くて宮内は寝不足です。鳴海さんは「頭痛ぇ〜」と言いながら一番最初に起きて火を起こします。朝食はアメリカンブレックファーストです。アメリカンと言えば、アンディ。当たり前のように朝食を作ります(笑)。食後はテントを撤収。撤収が終わった頃にあの男の登場。昨夜、さんざん話題に上がったあの男です。まー、一番興味をもっていたのは、女性ではなくて王さんですが(笑)。本日は山ではなく湖。奥多摩むかし道ハイキングで湖温です。ここで桜木さんは用事があるとのことで、お別れ。 きっと、しげを見てガッカリして帰ったのでしょう(冗談冗談)。奥多摩駅のコインロッカーでテントや寝袋を押し込んで、出発です。二日酔いの鳴海さんも現地解散の予定でしたが、「鳴海さんも行きましょ〜よー」という女性4人の黄色い声に押され、80リットルの新調したリュックに荷物を詰めたまま参加するのです。80リットルの荷物は罰ゲームのごとくローテーションで廻ってきます。若者たちが頑張ります。まっぷるには「ほぼ平坦」と書いてありますが、高低差が結構あり、キャンプ明けにはこたえます。 「ほぼ平坦」と言うのは、奥多摩駅と奥多摩湖の高低差のことで途中経路は関係ないようです。だまされました。しかもここに書いてあるタイムスケジュールが山岳ランナーのマルティンくんが計ったのではないかと思うほどの厳しいタイムなのです。途中のつり橋が絶叫ポイントなのですが、あの男は渡れません(笑)。その理由は昔から彼を知っている人はご存知ですね(笑)。そして、奥多摩湖にようやく到着です。ランチは事前に王様のレストランを予約しており、王さんが326円の中華料理を振る舞います(笑)。 昨日、千鳥足だった鳴海さんは、寡黙に奥多摩むかし道を歩き、奥多摩湖でも寡黙にタバコを吸ってます。そして、ランチを食べずに1本前のバスで帰ります。昨日、見た奥多摩湖を見るために80リットルの荷物を運んで、感慨深いものがあったのでしょう(笑)。しっかし、二日酔いでも3時間ハイキングに参加しちゃうところが素晴らしいですね。食後は足ツボマッサージで奥多摩湖とお別れです。バスで帰ります。長い道のりがあっと言う間です。奥多摩駅近くのもえぎの湯で2日間の疲れを取って、ホリデー快速で帰ります。 「朝起き〜て〜、無償にコーヒーが飲みたくなって♪」今回の雨降りでも気にしないキャンプは、大大大成功ではないかと思います。最後に会計報告。昼の焼き蕎麦1400円(1人200円)、鶏肉と野菜と酒5800円、ビールとカルビ11000円、スイカ1500円、キャンプ場7700円、まき2100円、カレーうどん500円で合計28600円(1人2600円)。昼のチャイナランチ3260円(1人326円)。マシュマロは関係ない、会計と関係ない♪(奥田民生風)あ、関係ある花火の会計忘れた。井上さんごめんなさーい。来年のキャンプで返済いたします(笑)

以上('11/9/1)。


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