歯医者Bの話

 今、気づいたのですが、「歯医者の話」を過去に2回書いてます。同じタイトルだったので、今さらですが2回目をAとしてタイトルを更新しました。なので、今回はBです。1回目は1999年の10月に書いたものですが、24年前ですから全く記憶にないことも書いてありました。「高校の分校授業で、7日間泊まりで勉強してた時です。その1日目から恐ろしい突き刺さるような傷みが。何食べても痛い。授業中も痛い。何しても痛い。歯医者へ行きたかったが、歯医者が無い。いっそ手で抜いたろうかと思うほど。そのまま痛いの我慢してほったらかしたら、永久歯の虫歯末期状態。東京に帰ってきてから、新規オープンの歯医者へ行きました。「痛かったら手を挙げて下さい」。ずーっと手を上げてました。すっげー痛い。何だこの痛さは。「大人が情けない」とか言われたけど、この医者ヤブなんじゃないかって思うほど痛かったちゅーの。器具が歯に触るごとに脳に突き刺すような傷みが、全身を走る。そして、あの音「チュィーン」。あーこの文章書いてるだけでムズムズします。結局、神経を抜くことになりました。神経って何なんだ?レントゲンを見ると抜いたんだなーって納得するけど。抜いたからなんなんだ?医者の話では真っ黒になったら抜くとのことでした。この歳で、差し歯になっちまうのかと後悔先に立たず。そんな経験をしたにもかかわらず、歯を全く磨かない毎日を送りました。」って書いてあり、高校の時に神経抜いていたって記憶全く無くなってました。大学の時に差し歯にした記憶は強烈に残っており、「今、考えると絶対差し歯にしなくてもなんとかなったと思う。ヤブだ。外科だったら「じゃー、腕切りますねー」って言ってるようなもんだもんな。」って書いたのも記憶しております。実際、あそこの歯医者はやぶ医者だっと思っており、訴訟したら勝てるんじゃないかって思います。まだやってるのかな。2回目は2011年2月に書いてます。12年前ですね。偶然にも歯医者の話を書こうと思ったのが12年毎なのです。毎年、兎年に書いてるってことですね。私が必ずネタにするのは、前歯3本が差し歯になっている敗者ですって話です。2回目に「差し歯をセラミックにするか、普通にするか大きなお金の違いです。普通のにして、今回のように10年持てば良いですが、差し歯入れ替えが3年に1度とかになってしまったら、かえってセラミックより費用がかかるなんてこともあるのでしょうか。さて、最終工事の結果は、どうなることでしょう。工事が終わったら、またご連絡いたしますね。」と書いてますが、またの連絡が12年後となりました。普通の歯にして12年もってます。そんな3回目の歯医者の話ですが、コロナ禍前から歯医者に行こう行こうと思っていたのですが、コロナ禍になって、歯医者が遠い存在になってしまいました。まー、歯医者的には普通に営業して歯医者で感染ってニュースは全く聞かなかったですね。確実に風評被害はあったでしょうね。売上も下がったことでしょうが、潰れることなく2回目に行った歯医者は健在です。ちなみに、やぶ医者の歯医者は無くなってたので、潰れたかと思ったら、駅前に移転したようです...。しかも、口コミを見ると「私は神経を抜こうかと悩んでいたのですが、先生に説得されやめました。その結果、今は歯も痛くなく、軽率に神経を抜かなくて良かったと思っています。よくある、相談もないまま治療されてしまうなんて事はないと思います。」なんて書かれて、ちょっと頭に来ました。私は相談もなく神経抜かれてるんですけど。同じ歯医者じゃないのかって思ったら、電話番号一緒でした。私が通っていた時の7年後の口コミなので、担当医が違うのかもしれませんが、このギャップ恐ろしいです。やはり、訴えたら勝てるようですが、20年以上経ってしまい時効成立ですね。歯医者に行こうと思ったきっかけは、前回と同じく虫歯ではないのですが、前回の差し歯が壊れたわけでもないです。嫁さんに「口臭い」って言われたからです。ちょっとショックでした。それからというもの歯磨き粉はアセスに変わり、医薬用の液状アセスで口をゆすぐ毎日が始まり、そんなに臭いとは言われなくなりましたが、アセスは高いです。それまではシュミテクトを使っていたのですが、知覚過敏が復活してしまった感もあります。大阪転勤中の話ですので、大阪の歯医者を探しましたが、コロナ禍になって探すのやめました。そして、大阪転勤が終わり神奈川に戻ってきて、数日たったのですが、左奥歯で噛むとしみるような感覚があり、歯医者に行くことにしました。6月9日の平日ですが、会社が特別休日の日でした。大雨の日で平日なので、予約無しで入れました。前回書いたように兄弟で内科と歯科をやっている歯医者で、内科の方は引越してすぐに復活しておりました。その日も内科でコレステロールの薬をもらうための定期検診へ行ったのですが、平日なのでついでに行くかって思いたったのです。でも、意外と内科が早く終わって、歯科の方が開店が遅いので、雨の中まちぼうけとなってしまいました。それでも予約なしで入れたのは助かります。そして、治療が始まります。いつものように歯科衛生士のチェックが始まり、歯医者さんのA〜Cみたいなチェックが始まります。レントゲンも撮って確認します。そして、痛みがあると伝えた左奥歯は異常なしで、右奥歯の方に虫歯あり、全体的に歯石がひどい、軽い虫歯もいっぱいあるって結果でした。毎日、歯磨きしててもダメですね。のど元過ぎれば熱さ忘れるで12年前にあれほど歯磨きしの仕方を教わりましたが、教わったときのような丁寧な磨き方はできてなかったです。再度、歯科衛生士さんからの指導を受けます。12年前は若い歯科衛生士さんがいっぱいいた印象ですが、さすがに12年経つと若い歯科衛生士さんもベテランの歯科衛生士さんに変わってますね。ちょっと若い歯科衛生士さんを期待した自分の下心に反省です。12年前は「この看護士さんは入社したばかりのようで、薬についてあまり詳しくないようです。「これでいいですか?」とか「それはなんですか?」といった看護士の質問が聞こえます。それにやさしく答える先生。しっかし、薬を知らない看護士に不安を感じます。」と書いていたのに、すっかり忘れてました。左奥歯の原因は不明ってことで、右奥歯の大きな虫歯治療から始めましょうとなって次回の予約を入れました。前回来た時のカルテは無くなっており、初診扱いなので、めっちゃ高い料金を想像しておりましたが、4240円んでした。まー、高いっちゃー高いですが、レントゲン撮って時間もかなりかかったので、時給で考えれば想定の範囲でした。ちなみに、受診後に川崎市から50歳を向かる方への歯周疾患検診受診券が贈られてきました。この券を使ってたら、もっと安くなってたんじゃなって疑いあり、タイミング悪いです。6月24日に2回目の受診をしてきました。久しぶりに麻酔をして奥歯の虫歯退治しましたが、詰め物をはずしており、仮の詰め物が入ったままです。詰め物ができるのが1週間後ってことで、次回は7月1日に予約取れたのですが、7月1日は川崎市民の日で、よみうりランドのプールを予定していたので、次回は7月8日に予約を入れました。2週間の仮詰め物生活の予定でしたが、川崎市民デーの割引が1000円しかなくて、遊園地と一緒の券じゃないと割引されないのです。しかも平日じゃないので、高い高い。プールだけの券よりも高い。1年前に行った時は川崎市民だらけで、チケット買うのに炎天下の中、大行列だったので、今回、プール券だけ買うのしても、川崎市民だらけの中、通常価格で行くのもバカバカしいってことで、翌日に変更しました。それに伴い、歯医者予約も夕方に空きがあり、本日に変更できました。丁度、雨だったので良かったです。そんなわけで、本日、7月1日も歯医者の予約をいれておりますので、行ってきます。差し歯ではなく、奥歯の詰め物を変えてきますが、虫歯が残っているので、治療は続くことでしょう。「まさに工事なのですが、歯医者で聞きたく無い音のオンパレード。キーン、キュイーン、ガリガリ、ギュリギュリ。差し歯が削られていきます。差し歯が全て削られて差し歯を止める金属部分が残ります。そして、仮歯を造ります。いつもはタオルを目にのせられるのですが、「顔とのバランスを見る」ってことでタオルを取ります。先生と看護士の視線が眩しい。「やっぱりダメだ」という先生の言葉。顔でかいからや。なにがダメなのか分からないけど、ダメらしい。噛み合わせが悪いので大変みたいです。そして、仮歯がうまく入って無事に仮工事は、竣工です。仮歯はプラスティックのような素材ってことで、硬いものはダメみたいです。30分は食事禁止です。次は2月末です。残りの1本の差し歯を削って、仮歯に変えて、奥の歯の虫歯を治療します。工事が全て終わるのは冬が終わって春が来てしまうのではないでしょうか。」と書いてましたが、無事に治療が終わり、12年もって、今回も差し歯を替える治療ではないので、差し歯は12年以上もってくれそうです。次回の歯医者Cの話は12年後ですが、歯がほとんど無くなって、「入歯の話」になっているかもれません...。

以上('23/7/1)。


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